Keema Curry

トマトソースは冷凍庫にあるんだけど、さる気まぐれご婦人が拙宅に足を運ばれた際、こんな瓶詰めを置いていってくださいました。

この瓶の裏に貼ってある内容物の表示を読むことなしに、ラベルからトマトソースにアンチョビが入っているだけと判断し、んでは、何に使うかと、普段は使わない頭を酷使して、キーマカレーでいいやということになりました。

にんにくみじん切りをオリーブ油で炒めて香りがでたら、玉ねぎセロリ、人参をフードプロセッサでみじん切りより小さな断片に変換して、入れて炒め、牛と豚の合い挽き肉を入れて炒め、このトマトソースを入れて、さらに水を少々加えて、コンソメスープの素をいれて炊き、胡椒を振って煮詰めます。カレー粉を加え、味を見ながら塩を加えておしまい。
トマトソースにアンチョビなんて書いてあったらから加える塩に注意したのですが、このトマトソースをそのまま食べるわけじゃないので、塩を加える必要がありました。
出来上がりの写真は、定番のゆで卵とか福神漬け、サラダなどを添えればそれなりになるでしょうけど、家庭の夕食なんでそのまま飾らずにですね。
コントロールのトマトソースで作ったキーマカレーがないので比較検討でず、味は「おいちかった」という主観的評価しかないです。このトマトソールなしのネガティーブ・コントロールと、管理人の作成したトマトソースを使ったポジティブ・コントロールを使って作成したキーマカレーを比較検討して評価しないと科学論文になりません。
あー、冷凍庫のトマトソース使わないと。何のとき作ったのかなー、実験ノートもないし… 捏造トマトソースと非難されたら、「STOS(スペシャル・トマトソース)はあります!」と開き直ってやる。

「Keema Curry」への5件のフィードバック

  1. n=1じゃ、論文にできませんよ!

  2. おいちそう…また夜中にお腹が鳴ってしまいました(笑)。
    うちにあるドライトマトのソースでキーマカレー作ってみよっと。
    管理人さん、夕飯に悩んだ時の参考にさせて頂くので、またレシピお願いします!

  3.  小生の「前回り受身」で遠心力をかけ尿路結石を落とす荒技もn=1で論文にならなかったね。
     カレー粉などのデンプンが入ったものを長時間煮込むと沈殿してきて鍋の底にこびりついてくるが、唾液を入れておくとデンプンが分解されて沈殿しないので後で洗うのが楽になる。
     ご多忙でも、おいしいものを食べて唾液をたくさん出したら沈殿しにくくなるかもしれない。

  4. 科学誌さんの作るカレーには唾液由来のアミラーゼが!?と一瞬度肝を抜かれそうになりましたが、確かに洗剤にも酵素が入っていたりしますね。家事って科学(化学)だなあ。
    管理人さんのように科学的な思考をもって取り組めば、料理もさらに面白くなるのでしょうが、いかんせん理系の素養が全くない私ですので、結石予防のためにホウレン草とカルシウムを抱き合わせるくらいが関の山です。
    キーマカレー作ってみましたよ~。家族にも大好評でした♪
    ただ残念ながら、別のトマトソース(自家製STOS)を使い、別の人が作り、それを第三者ではない家族が主観的に「おいちかった」と評価しただけなので、検証実験にも再現実験にもなっていませんよね。比較できないからコントロールにもならないし…。
    これを「STOS現象の再現」と言って良いのでしょうか。

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