旬の食べ物といっても、養殖、栽培、冷凍技術が発達して曖昧になっているこの頃ですが、毎年この時期に作っているものです。筍が出回っています。
論文の方法に書いたレシピ
筍は米ぬかとトウガラシで30分~1時間炊きます。ぶつ切りにして、日本酒、みりん、醤油、だしを加えて筍の半分くらいが浸るくらいの量で炊きます。塊で手に入れた牛肉は表面をトーチで炙ります。一口大に切り、盛り付け、炊いた筍を盛り付け、その煮汁を注ぎ、木の芽を添えます。
同じように作れないというクレームがあったので、後出しにしたレシピ
筍は先端を斜めに切り落とし、先端のみ切れ目を入れて米ぬかとトウガラシで30分~1時間炊きます。筍の大きさで変わります。根元に竹串が通ったら茹であがり。そのまま冷やし、手で扱えるようになったら、ぬかを水で洗い、固い皮や根元の固い部分を切り取ります。丁寧にするときは、再度軽く炊き、米ぬかを完全に取り除きます。やらなくてもいいですよ。ぶつ切りにして、日本酒(大匙1)、みりん(大匙1)、醤油(大匙1)、だしを加えて筍の半分くらいが浸るくらいの量で炊きます。煮汁に筍が浸るようにひっくり返します。筍に隠し包丁を入れるなどするとお年寄りにはいいですな。牛肉は塊で手に入れて、金串を打って表面をトーチで炙ります。一口大(ぶつ切りにした筍と同じくらいの大きさ)に切り、盛り付け、炊いた筍を盛り付けとその煮汁を注ぎ、木の芽を添えます。木の芽は片手のひらにのせ、ぱっちんと手を合わせて香りをだします。
このレシピで再現できるかしらん?筍のゆで方は業界で常識だから方法には書かない。「筍は先端を斜めに切り落とし、先端のみ切れ目を入れて」というのが読んでも見たことがないとよくわからないだろう。だが、料理経験者は当然の手順と理解できるだろ。
管理者にしかできない「こつ」があってその「こつ」は次回の発表に使うからここでは言うことができない(実は、おいしく召し上がっていただくためには、提供する直前に筍を盛りつけ熱い煮汁をそそぐのが「こつ」なのだ)。
「結果の写真は明るさとコントラストを変えて加工してあるけど、おいしく召し上がっていただいたという結論は正しいから、許されるのだ!」
小保方のレシピでは、今のところ誰も再現できないようだけど。