本日も実習だ。本日の実習は誘発筋電図。
膝窩(膝の裏側の窪み)に刺激電極を当て、誘発される筋電図を記録する実習だ。
皮膚と神経までの間の脂肪組織が厚いと刺激が有効にならない。女子は皮下脂肪があるので不利だ。やせた男子が被験者としてはやり易い。
全員が被験者になる実習もあるが、今回は、各班で2名以上を選べということになった。こういうときはじゃんけんで被験者を決めるのが通例になっている。別にじゃんけんで決めろといっているわけではない。学生が勝手にやっているのだ。
1つの班で、女子を被験者にしたら、なかなか反応が得られない。班の一人の男子に、やせた男子のほうが、最初はわかりやすいから、お前が被験者になれといったら、じゃんけんに勝ったからいやだと言う。じゃんけんの結果が最優先だと言う。なんてことだ。なんで、実習するのか、理解していないのか。
こういうやつらの実習はやりたくない。積極的に動く学生がお気に入りなのだ。実習の積極性と学力とには相関がある。なにごとに対しても積極性のある学生に成績が著しく悪い奴はいない。レポートの採点だって甘くなる可能性があるな。