3年生になると20点アホになる。

大学だからやりたくないんだけど、現実問題としてやらないとまずいので、3年次学生に特別講義というのをやらされることになった。要するに基礎の解剖生理ができないというわけだ。解剖のほうはM教授が丸2日、朝9時から18時まで実施した。生理学は、全エリアをカバーできるはずが無いので、どの分野がいい?と聞いた結果、循環と呼吸が弱いからこれをやれということになった。1年時の生理学では循環、呼吸にそれぞれ2コマをさいている。2日間合計8コマあるので倍の時間だ。だからといって倍の講義内容をやってもしょうがないし、どうせ1年時で習った事は憶えていないに違いないので、ほとんど同じ授業資料で実施中だ。明日も有るからだ。
まず始めに現1年生に講義の最後に実施した小テストをそのまま課してみた。
20130321 1-3comparing
 
という結果だ。平均点20点以上の差がついた。3年次になると20点分アホになったということだ。
ま、1年生は講義終了時で、配布資料を見ながら解いてもいいという設定だし、3年次学生に管理者が生理学を教えたわけではないので、本当は比較することではないのだが。
2年経過したのだから専門用語になれて、知恵がそれなりについて、常識的に答えられるようになってきたと思いきや、逆だ。平均点がわずかしか違わないとなったら、条件が違うので、知恵がついたと判断できるのだが、期待はずれだ。アホになったのか1年時には何も勉強しなかったから、1年時のときのままなのか….結論はでないけどね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です