年末休暇にはいったとたん、G棟に研究室のある某教員からネットが落ちているとの自宅への連絡。のんびりしていたのに。
自宅からアクセスするとkやmはintactなのでローカルな障害と判定したけど、大学に行かないと直らない。
学群棟への配線はちと複雑で
医学DHCPサーバ—–スイッチ—(光ケーブル)—フロアスイッチ(238室)
—(有線-)–2F成端箱—1F成端箱
……………….–2F成端箱 —3F成端箱
となっていて スイッチからフロアスイッチまでの光ケーブルの部分は学術情報メディアセンターが管理している。スイッチのルーティングは学情が握っているのだ。
休日なので、大学に来ている教員学生はわずかなので情報が集まらない。
どこがOKでどこがだめなのかだけの情報で、障害部位をかなり特定できるが、誰もいない。
そこで、しょうがないから、各ノードでping を実施してこつこつ調べるしかない。トラブルのあった研究室ではDHCPサーバからIPアドレスが取れない。この部屋への配線がある成端箱のスイッチからも同じだ。学群棟の他の研究室を訪れたらたまたま大学院学生が一人いて、そこでもだめだという。学群棟共通部分の障害だ。
DHCPサーバのG棟へのポートで調べたらOK。ここでIPアドレスを取得したのでpingを実行できる。G棟のIPアドレスはいちいち覚えていられないからな。パソコンにIPアドレスを入力するためには調べないといけないのだ。10.26.0.254のゲートウエイにpingが通る。さらにこのサーバから電算機室内のスイッチへのケーブルを調べてもOK。
したがって電算機室のスイッチから光ケーブルを介した学群棟のスイッチ 、スイッチから成端箱へのケーブルのどっかが悪い。
成端箱は研究室・オフィス内に設置すると、部屋の鍵がかかっているから、いちいち守衛さんにあけてもらわう必要があって面倒だ。そのためにほとんどの成端箱は室内でなく廊下に出したのだが、よりによって、G棟のスイッチだけは鍵の掛かっている 238室内にある。
で238室の成端箱内のG棟のスイッチへ、鍵を開けてもらって、たどりつき、そこでチェック。下流のケーブルのリンクランプは異常がない。 これは成端箱でみたのと同じだ。ケーブルには問題がないようだ。
したがって、ようやく、学情が管理しているスイッチに障害があると判明。スイッチのリンクランプは消えてないので光ケーブルは問題ないんだろ。
で、学情に電話したら、スイッチのルーティングテーブルが壊れて学内の何カ所かが繋がらない状態だったということだった。電話の直前にリセットしたそうな。ちょうどスイッチの所でチェックしてスイッチ周りがおかしいと判定した直後だったようだ。
というわけで、しこしこpingを実施したのは無駄だった。原因部分を特定したら、こちらが指摘する前に、学情では気がついて修復したのであった。
で、問題解決。
研究室に戻ってメールをみたらOBメールがおかしいというメールが来ていた。同じ原因だ。
とほほ。 ほんとにため息がでるよ。