推敲してからアップしろよ

学とみ子の日本語は文法的におかしい+内容や論理がおかしいので理解しにくいのです。強引に解釈すると誤読だ誤解だと怒るわけです。なにせ傲慢なことに「言葉を省略する文章に慣れない読者には、このブログの内容理解は難しい」と学とみ子の文章はレベルが高いと自慢しているのです。しかし、実態は理解していないことを文章にしているとしか思えないのです。ですので複数の方々から意味不明だから推敲してからアップしろと言われるのですが、非医師からの助言など受け入れることができないという高慢ちきな医師なわけで、裸の王様であることを自覚できず恥を晒しているのです。

「皮膚のかゆみは、無髄神経であるCファイバーが、電気信号として受け取り、後根神経節を経て脊髄後角から脊髄に入り、細胞を乗り換えて、脊髄を上行し脳にが伝わります。これが末梢性のかゆみですが、一方で、虫垂性のかゆみがあります。かゆみ刺激は必ずしも皮膚から来るとは限らず、かゆみ刺激は中枢神経で作られることがあります。代表的なものが、オピオイドによるかゆみであり、脊髄由来、脳由来と考えられています。」という5月6日の記事の冒頭のパラグラフは、いつものように推敲などしていないので、推敲したのかもしれませんが能力がないので、なんとか意味は通じるけどお粗末なわけです。

「痒みitch」は大脳皮質で発生する感覚ですから、今回のような痒みの発生機序や痒みを発生させる物質や治療に関しての記事とは限らず、「かゆみが脳にが伝わる」というような表現は避けるべきです。
「無髄神経」 ← 「無髄神経」という言葉はありません。無髄神経線維あるいは無髄線維です。
「Cファイバー」 ← C線維(ファイバーは線維の英語なので統一する)。言葉が重なるから C線維(無髄線維) とかにしたほうがいい。
「電気信号として受け取り」 → 痒みに関与する皮膚の末梢感覚受容器(メルケル盤とかルフィニ小体等)の存在は知られておらず、神経自由末端の細胞膜表面に痒みを誘発するような物質、すなわち”掻痒誘発物質、かゆみ誘発物質Pruritogen*”の受容体が発現していて、この受容体が活性化されてG蛋白経由で陽イオンチャネルが開いて活動電位が発生すると考えられている。C線維末端で活動電位が発生するのだからC線維が電気信号を受け取るわけではない。「Cファイバーが、電気信号として受け取り」というのは医学分野に住んでいるのならありえない、デタラメな表記である。
*: 古典的にはヒスタミン、セロトニン、サブスタンスP、 IL-31(インターロイキン31)、プロテアーゼ、μ-オピオイド受容体作動薬、胆汁酸、カンナビノイドなどが知られている。そのすべてが共通かどうかはわからないが、 これらの受容体がTRPA1という陽イオンチャネルに作用して神経末端を脱分極させて活動電位を発生させる。
「脊髄に入り」 ← 何が入るのかはっきりしない。「かゆみは」という主語の述語は「伝わります」です。とすると「入る」の主語は「痒み情報」だと意味が通るがそのような主語はない。「痒みが脊髄に入る」としたらオカルトかめちゃくちゃだ。
「脳にが伝わり」 ← 脳に伝わり
 痒みはあくまでも大脳皮質で生じた感覚なので、痒みが移動するあるいは伝わるような表現は好ましくない。「痒みみの情報」「痒みのシグナル」のような表現のほうがいい。
「虫垂性」 ← 中枢性
「代表的なものが」 ← 中枢性の痒みは、神経障害とか心因性を除くと発生させる物質はオピオイド関連物質しか知られてない、つまり一つだけだから代表ではない。

したがって;
「皮膚の痒みは、C線維(無髄線維)末端で発生した活動電位に由来し、情報は脊髄後角で二次ニューロンに伝達され、上行して視床を経由して大脳皮質で痒みとして認識される。これが皮膚から大脳までの情報伝達経路だが、一方で中枢性の痒みと呼ばれる現象も存在する。これは中枢神経系内にあるオピオイド受容体に作用して引き起こされる。
 皮膚で発生する痒み感覚について痒み誘発物質、その受容体、痒みを抑制する新薬について最近の知見をAIに整理してもらいました。」
としたらスッキリする。

痒みの神経機構という総説が参考になる。

[ 追記 ] この記事のアップ後の2025.5.7 AM 10 に見たら、「脳にが伝わり」、「虫垂性」は訂正の案内もなく修正されてました。修正前の7日早朝の記事の魚拓がありますので当方の指摘は嘘ではありません。