教員情報システム

教員評価のための教員の業績データベースをKJシステムといって6年前に設置され教員評価の資料として働いている。そもそも大学全体で教員評価を行うためのプロトタイプとして副学長の名前で設置されたもので、現在大学中央の企画室が維持管理している。このシステムが動き始めてから1年遅れて大学は、これまで印刷物であった研究者総覧をデータベース化するためにTを立ち上げた。したがって教員は2つのデータベースに登録しないといけないという二重構造になっている。なぜ大学当局は2つも立ち上げたのかはわからない。というか、だいたいあいつのせいだと予想がつく。既にあるシステムを改変してつくるより、新しいシステムを作った方が楽だからだ。全教員の評価に使うという前提で、S学部が試行として先駆けて教員評価を実施しているのに対して大学当局はなにもご褒美をくれない。おくればせながら、昨年度大学当局は全教員に対して評価を実施したが、失敗であった。ある部局はほとんどの教授の評価はSというAより上の評価になってしまった。准教授以下の評価は水準レベルであるBが最頻値なのに、教授だけがSが最頻値なのだ。よわいものいじめ。あきらかに教員評価に対する反発である。
大学本部企画室がこの教員システムを持て余してきた。そこで系のなのだから系で維持してほしいといってきた。学系長と事前の相談はなかったが、拒否してしまった。筋が通らないからだ。SSL証明書の期限があと2年だからあと2年以内になんとかしたいらしい。Tと合体し、新規に教員評価のためのデータベースとすべきだと突っぱねた。企画室も困っているだろうけど、知ったこっちゃない。教員情報システムを全学に広げるという前提で系が努力したんだからね。別のシステムに移行するのは、現在のデータをそのまま移すという事が前提なら賛成するともいっておいた。
企画室がちらっと漏らしちゃったんだけど、サーバはなんと8年前の代物らしい。6年でも化石だと言ったのに8年とは!!あと2年もつのかな?