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OSX10.8サーバ その30 mcrypt

Mの更新(Mountain Lion OSX10.8サーバ) その30 mcrypt
phpMyAdmin を起動すると;
mcrypt 拡張がありません。PHP の設定をチェックしてみてください。
と注意メッセージが出る。mcrypt (暗号化処理のパッケージ)がインストールされていないわけだ。このパッケージをインストールするために、前回のMacPortsをインストールしたわけだ。
mcryptを検索する。
/opt/local/bin で

sh-3.2# ./port search crypt
aescrypt @0.7 (security)
A program for encryption/decryption.
….
php53-mcrypt @5.3.23 (php, security)
a PHP interface to the mcrypt library, which offers a wide variety of
algorithms
….
Found 286 ports.

と出てくるのでPHPのバージョンが5.3.15なのでphp53-mcryptをインストールすることにする。

sh-3.2# ./port install php53-mcrypt
—> Computing dependencies for php53-mcrypt
…..
—> Scanning binaries for linking errors: 100.0%
—> No broken files found.
sh-3.2#

とインストールされたようだ。実に簡単だ。
mcrypt.soのインストールされた場所を確認する。
/opt/local/lib/php53/extensions/no-debug-non-zts-20090626/mcrypt.so
にある。
PHP に認識させるために /etc/php.ini に加筆する。どこに書いたらいいのかわからないので、とりあえず、一番下の方に[mcrypt]というセクションがあるのでこのセクションの最後に、

extension=/opt/local/lib/php53/extensions/no-debug-non-zts-20090626/mcrypt.so

と加筆した。webサーバを再起動する。phpMyAdminにアクセスする。
注意書きがなくなったことを確認した。

OSX10.8サーバ その29 Macports

Mの更新(Mountain Lion OSX10.8サーバ) その29 MacPorts
MacPorts とはMacOSXのアプリケーションパッケージをインストールするのに便利な道具だ。Appleが提供するアプリではなく、open sourceのアプリをインストールするのが楽になる。コンパイルなんかしたくない。
 
https://distfiles.macports.org/MacPorts/MacPorts-2.1.2.tar.bz2をダウンロードして解凍し、適当な所に置く。どこでもいいが、とりあえず/usr/local につっこんでおいた。
sh-3.2# cd /usr/localmacports-2.1.2 で

sh-3.2#  ./configure
checking build system type… x86_64-apple-darwin12.2.0
checking host system type… x86_64-apple-darwin12.2.0
……
config.status: creating src/config.h
sh-3.2# make
===> making all in doc
……
===> making all in tests
make[1]: Nothing to be done for `all’.
sh-3.2# make install
===> making install in doc
……
Congratulations, you have successfully installed the MacPorts system. To get the Portfiles and update the system, add /opt/local/bin to your PATH and run:
sudo port -v selfupdate
Please read “man port”, the MacPorts guide at http://guide.macports.org/ and Wiki at https://trac.macports.org/ for full documentation.

と終了する。PATHを設定しろと最後に行っているので
~/.bash_profile  に
PATH=/opt/local/bin:/opt/local/sbin:$PATH
MANPATH=/opt/local/man:$MANPATH
の2行を書き加えておいた。
/opt にすべてインストールされたことになる。
アップデートする。
/opt/local/bin で、

sh-3.2# ./port selfupdate
—> Updating MacPorts base sources using rsync
MacPorts base version 2.1.2 installed,
MacPorts base version 2.1.3 downloaded.
—> Updating the ports tree
—> MacPorts base is outdated, installing new version 2.1.3
Installing new MacPorts release in /opt/local as root:admin; permissions 0755; Tcl-Package in /Library/Tcl
The ports tree has been updated. To upgrade your installed ports, you should run
port upgrade outdated

とアプデートされた。
ports のリストの同期を行っておく。

sh-3.2# ./port sync
—> Updating the ports tree
sh-3.2#

MacPortsの基本的なコマンド
$sudo port selfupdate
MacPortsを最新のものにアップデートする。
$sudo port sync
MacPortsで用意されているportsのリストを更新する。
$sudo port install +<v_hoge>
をvariants<v_hoge>付きでインストールする。
例) pTeXのutf8版をインストールする。
$sudo port install pTeX +utf8
$port installed
インストール済みのツール一覧を表示する。
$port installed
インストールされているツールに関する情報を表示する。
例) $port installed pTeX
$port variants
のvariantsの情報を表示する。variantsとは、インストールできるソフトにつけることができるオプションのことである。
例) port variants pTeX
$port outdated
インストールされているportsの中に古いものが無いか調べ、もしある場合にはその古いportsを表示する。
$sudo port upgrade installed
インストールされている中で既に新しいバージョンが出ているportsを、一括でアップグレードする。この際、古いportsはinactiveな状態で残る。
$sudo port uninstall inactive
使われていない(inactiveな)portsを、一括でアンインストールする。
$sudo port deactivate
activeな状態のというportsを、inactiveな状態にする。アンインストールはされず、ディスク上には残る。
$sudo port activate
inactiveな状態のというportsを、activeな状態にする。

OSX10.8サーバ その28 Mailman

Mの更新(Mountain Lion OSX10.8サーバ) その28 Mailman
Mailman で新しいメーリングリストをページから作成すると、エラーとなる。実は出来ているのだ。しょうがないからリモートで入って、/usr/local/mailman で

sh-3.2# bin/withlist -l -r fix_url [新しく作ったメーリスの名前]
fix_url を import 中…
fix_url.fix_url() を実行中…
[新しく作ったメーリスの名前] のリストを読み込中 (ロック完了)
リストを保存中
最終処理中

として、リストを表示させ、それから新しいメーリングリストの設定を行った。
なんでだろ?
[解決] 2013.4.5
/usr/local/mailman/dataで確認すると
-rw-rw—- 1 _mailman _mailman 35613 4 5 08:56 aliases
-rw-r—– 1 _mailman _mailman 49152 12 26 15:43 aliases.db
# chmod g+w aliases.db としたあと
-rw-rw—- 1 _mailman _mailman 35613 4 5 08:56 aliases
-rw-rw—- 1 _mailman _mailman 49152 12 26 15:43 aliases.db
そんで
sh-3.2# newaliases
を実行した。要するに、aliases と aliases.db のオーナー、グループの設定はただしかったが、aliases.dbに書き込みができない状況だったのだ。ちゃんと-rw-rw—-になっていたと思ったのだが.
Mailman 設定のまとめのページに加筆しておいた。

WBC LIVE !!

本日(3月18日)はWorld Baseball Classic の準決勝だ。こっちの大学の勤務日だ。現地ではナイターだが、日本では午前10時から試合開始だ。Live で見たい。どうしたらいいか?
こっちの大学にはMac Air を持参しApple のディスプレイに接続して仕事をしている。こっちに専用のデスクトップを設置したいのだが、中古しかない。PowerPC のマシンしかない。かといって新規に購入する予算もないからだ。
こっちの大学の研究室にはアンテナラインがないのだが、遥か昔、TVを見ようということになって、天井裏を這いずり回って、アンテナのラインを引っ張ってきた。アナログ時代のときだ。最初はよかったのだが、途中のブースターが大学開設当初のもので、壊れてきてノイズだらけになった。デジタル化でどうやらブースターを交換したらしく、デジタル化以降は問題がない。ケーブルも実験に使う50Ωの同軸ケーブルなのでTVには損失が大きくふさわしくないが問題はない。
土曜日、前からほしかったパソコンでTVを見るチューナを近くのパソコンショップでさがした。うーん、Mac用のは高い。1万5千円くらいする。Windows 用は5千円位だ。さらにディスプレイ一体型ならいいが、モニター別だと使えないとか色々制限がある。さすがに、このためだけに1万5千円も、しかもMacの機種を選ぶというのには、腰が引ける。
Windows用のを購入した。こっちの大学のどっかにWin7あるいはWin8のノートがあるにちがいない。ひょっとしたらBoot Camp で起動したMac Air のWin7 で使えるかもしれない。
結論からいうとBoot Campで起動して、このチューナのドライバをインストールし動かしたが、「グラフィック機能がCOPPに対応していない」ということでだめだった。MSXML 4.0 Service Pack 2 (Microsoft XML Core Services)をインストールすればいいのかもしれない。が、トライしないで、Win7 あるいはWin8 のマシンを探した。そのほうが早そうだ。ここまでが朝8時半にしたこと。
で、朝8時過ぎにはxx室のxxさんが通常なら出勤してくる。xx室に普段は利用しないが、ユーザサポートのためにノートがあるにちがいないと思い、借りにいったわけだ。Win8  のノートがあった。午前中はxx室で必要になることがないだろうということで貸してもらうことにした。
ノートの小さい画面じゃいやだ。でかいスクリーンが必要だ。白板が廊下に余っている。こいつを持ってきた。埃だらけなので掃除した。
プロジェクタが必要だ。これはどこの研究室にもたいてい1台ある。もう7、8年前になると思うが、あるプロジェクトで購入したのがある。当時は、まだ高価だったもので、暗いやつだ。重い、暗いというわけで誰も使わない。これを発掘してきた。
スピーカーは、デスクトップ用のスピーカがあるからそれで十分だ。
というわけで、借りてきたWin8ノートにドライバをネットからダウンロードしてインストールしてスクリーンに映すことができるようになった。ここまで9時30分。楽勝だ。
同じような事を、南アフリカで開催したワールドカップの時もやったな、と昔を思い出す。昔は大学院学生やスタッフがいたので大騒ぎで見ていたのだが、今回は、スタッフはブラジルに出張、大学院学生はいないということで、寂しい限りだ。こういうのは大勢でビールのみながら騒ぐのが楽しいんだけどな。
画面のスピードが遅い、解像度が悪い。しょうがないな。
こっちの勤務時間は午後1時半から2時間ということだし、継続中の仕事は1つあるが急がないし、午前中は自宅でTVみてから出勤すればいいことなんだけどな。

20130318WBC

[追伸]
試合が終わる前に、仕事(会議)が始まって、もどってきたら、日本は負けていた。なんのために時間をついやしてセットアップしたんだろ。あほだった。

10.6サーバのシリアル番号

10.6サーバ(Snow Leopard Server)のシリアル番号を調べる必要がでてきた。リモートで調べられるはずと思ってコマンドをさがしたら、あった。
/System/Library/serversetup に行って
$ sudo ./serverserialnumberutil -get
で、もちろんadminのパスワードを入れると
XSVR-106-000-X-XXX-XXX-XXX-XXX-XXX-XXX-X|A.Bcde|
最後の |A.Bcde| はインストールしたときのadmin の名前かな?忘れた。
と返ってくる。忘れないためのメモだ。
ちなみに10.8サーバにはシリアル番号がない。

Honeypot

知らなかった。ネットワークでトラブルがあって、どうやらDHCPサーバを立てた奴がいるのではと調べた。そのトラブルは原因が判明しないうちに、再現しなくなり結局はわからなくなった。その原因を探る過程で、該当するルータと思われるip address にアクセスしてみたら、Linux のApacheのデフォルトのページが出てくる。だれかルータ機能を持ったサーバを立てているのでは?と思ったが、実はちがっていた。いい加減なprivate ip address、http://192.168.*.*でアクセスしても同じページが表示される。これはハニーポットを仕掛けているからということが判明した。そんなことは何年もサブネットを管理していたが知らなかったぞ。もちろんサブネット内ではなく上流の管理者がやっていることだ。あえて、知らせることじゃないからな。ちと、春休みになって時間があるし、トラブルはなくなったので、結果として勉強させてもらった。ウイルスでも集めているんだろうか?

jQuery Colorbox

ブログの投稿に絵を貼付けた場合、オリジナルの絵がブログの枠をはみ出てしまうような大きな絵だと、サイドバーとかに重なったりして見苦しい。そこで縮小して表示するのが普通だ。しかし、オリジナルのサイズで表示もしたい。別ページに開くということもできるが、それより同じページで表示するのが今や普通だ。
Lightbox2 というプラグインがある。これまでこのプラグインを使っていた。しかし。すでに開発を停止していて、Wordpressのバージョンを上げるとうまく動作しない。そこで見つけたのが jQuery Colorboxというプラグインだ。
Lightbox2とちがってheader.phpやfooter.phpに加筆する必要がないので簡単だ。
設定方法は「jQuery Colorbox」「設定」とかで検索すればあちこちにある。日本語化されたものもある。プラグインを設定してアクティベーションして、はまった。絵をクリックすると、その場で拡大されて表示されるはずなのだが、別のコメント投稿ページが開き、そのページの絵をクリックすると拡大されるのだ。

この原因は、20130226illusion-2 の風景のアイコンをクリックして表示のリサイズするとき


「画像にリンクを張る」を選択しなかったことにある。通常ではデフォルトでURLが設定されているが、URLがブランクだと動作しない。
「現在のリンク」をクリックしてURLがpermalinkになっていると、別ページ(コメント記入ページ)が開いて、その絵をクリックすると拡大されることになる。したがって「画像にリンクを張る」になっていることを確認する必要がある。
同一投稿内の絵はスライドショーになる。便利なもんだ。オリジナルの絵が大きすぎるとスクロールバーが付く。絵は大きすぎないのがスマートな投稿だな。

iCal と Google Calendarとスマホのカレンダーの同期

とほほ。
これまで使っていたガラ携の液晶画面に斜めの線が入って、液晶画面が壊れてきたので、昨年末にスマホにとりかえたんだよね。
スマホは小さなパソコンなので、最初からいろいろなアプリがあってどれがなんだかまだ把握していない。
スケジュールをスマホで確認するのが当然なので、その設定をやっていたんだよね。これまではMacのiCalとGoogle Calendar を同期させていたわけだ。一昔前、Googleがサービスを始める前は、このサーバの先代のサーバでphpCalendarを動かしていたんだけど。
で、みごとに操作に失敗して、これまでのデータを全部吹っ飛ばしてしまった。Googleを中心にしていたのでGoogleのデータがなくなったら、自動的にMacのiCalのデータもぶっ飛んだ。MacのiCalのデータはバックアップがあるんだけど、iCalのキャッシュをバックアップから元に戻しても、一瞬のうちにGoogleと同期してデータがなくなっちゃう。そういう設定だからしょうがない。というわけで、バックアップのキャッシュから元に戻すのを考える前に、新しくスケジュールを入力することにした。たいしたことないからね。年度末が近いから、大学の25年度のスケジュールは入力していなかったし。繰り返しの会議、授業、実習だけだし、直近のスケジュールはたいした量でないからだ。
どじだったな。それにしてもスマホにはdefaultでメールシステムが複数あるし、スケジュール表も複数あるし、管理者のような じじい には難しいよ。
マニュアルを読まない(どこに有るか知らないし、あっても用語がよくわからん)から試行錯誤でやると、こういう破目になるのさ。
結局 Google Calendar が中心で、MacのiCalとスマホのカレンダーが従うことになった。んで、スマホから入力してMacからキャンセルして…等ができることを確認した。くれぐれも、スマホですべての予定を消去しないこと。スマホの予定を消去して改めてGoogleからダウンロードすればいいと思ったのが大きな間違えだった。
過去のスケジュールは一応 iCalのバックアップをとって置いた。他のMacでネットに繋げないでiCalで開けば読めるだろう。
というのも、かつて、茨城県警の捜査一課の刑事が自宅に着て、アリバイを聞かれたことがあったからね。そのときも、iCalでスケジュールを見て、答えたのさ。iCalでスケジュールを登録してなかったら、何ヶ月も前に何をしていたか憶えているわけがない。TVドラマじゃあるまいし。しかし、あの事件はなんだったんだろうか。事件そのものを教えてくれないのでわからないのだ。
結局、手帳のほうがいいかもね。
スマホのメールがようやくわかってきた。
SPメール:ガラ携でつかっていた電話会社に登録したメール
メール:Googleでないほかのサーバのアカウントをつかうメール。サーバ/ユーザ名/パスワードを設定しないといけないのはパソコンのメールと、あたりまえだが同じ。Gmailでも登録できるだろ。
Gmail:Gmailそのもの
メッセージ:電話番号で接続する短文しか送受信できないメール
そんでもって、自動着信するようにしたら、アラームが鳴るんだけど、アラームの音色もそれぞれ変更したんだけど、アラーム音とどのメールが対応しているのか憶えていられない。とほほ。

メールを転送すると文字化けになる。

このサーバではmailman のメーリングリストを使っている。
投稿者がMacでMail.app を使って投稿しても文字化けは無い。しかしメーリングリストから配信されたメールに返事とか転送を行うと、文字化けしてしまう。
Content-Transfer-Encoding: base64
Content-Type: text/plain;
charset=utf-8
となっている。
Mail.appから添付書類があるとなるようだ。返信のボタンを最初クリックすると問題ないが、転送ボタンをクリックすると文字化けし、その後返信ボタンをクリックすると文字化けする。
添付書類がないと同じMail.appから送信されても
Content-Type: text/plain; charset=utf-8
Content-Transfer-Encoding: base64
となって、返信や転送にして文字化けしない。
Content-Type: text/plain;charset=iso-2022-jp
Content-Transfer-Encoding: 7bit
はもちろん問題ない。
さって、Mail.app がUTF-8 を使う(これが正しいのだが)からかThunderbirdで受けているからだろうか、mailmanが処理しきれないからなのだろうか。

メールの伝搬時間

メールが届くまでの時間を測定してみた。WebのGmail を使って4つのアドレスに同時に送信してみた。
mail-lb0-f174.google.com が 38:31 に受け取り送信した。
こっちの医学のサーバは 38:37  6秒 google→こっちの大学のフィルタ→医学のサーバ
あっちの大学のサーバは 39:06   35秒 google→kddi→ irmx08.secure→あっちの大学のサーバ
このサーバは 38:35 −2秒 google→医学のサーバ→このサーバ
自宅のサーバは 38:47 10秒 google→自宅サーバ→自宅サーバ
おかしいな、このサーバmikeの時刻合わせをチェックすると1秒以内の誤差なのにマイナスになっている。どっちにしろ、こっちの大学のサーバは遅い。途中で irmx08.secure.ne.jpとかいうところで30秒かけて何か処理しているようだ。フィルタがあるんだな。自宅のサーバはサーバ内で10秒もかかっている。サーバがとろいからだ。使っているのが管理人と家族だけだからな。遅くてもかまわない。