マンション大規模修繕ー検査

当方の住んでいるマンションはほぼ10年経過しましたので大規模修繕の時期で、まずは検査です。修繕委員会のメンバーですので検査に立会ました。立ち会わなくてもいいのですが、見たことがないという興味本位で半日の休みをとって検査現場の立会ではなく見学ですな。住人の誰も見ていないというよりはいいでしょう。素人が見るわけで検査業者さんへの圧力にはならないですな。十人以上が集まり分担して検査です。初対面の方々もいるようで、それぞれの役目毎の別組織なんでしょうな、最初は名刺交換から始まってましたよ。朝10時から夕方4時過ぎまでですね。終わったグループは監督・総括?の人に挨拶して帰っていきますな。1社ですべて実施するのではないようです。
外壁のタイルに鉄板をエポキシ接着剤で取り付け


これを強引に引っ張り剥がすのに要する力を測定することで、タイルの接着状況を検査するわけです。
下は取り去られてたタイルに変わって保管してあった予備のタイルを埋め戻し、目地を埋めた写真です。

同様にコンクリートに塗った塗料(モルタル?)の接着強度も引っ剥がすに必要な力の測定で調べる(下図右の黒い四角いのが鉄板でエポキシ樹脂で接着してある)。

ガムテープで囲ったところをドリルで削ってコンクリートに穴を開け、本来コンクリートはアルカリ性なのだが雨水が染み込むと中性に変化するのでコンクリートの中性化を調べる。

下は剥がしたり穴を開けた跡を埋めた写真。

パルハンマーで外壁のモルタル、タイルとコンクリートの間に空間があるかどうか、先端のボールをこすって回転させる、軽く叩くことによって発生する音で判定する。

その結果、下図の赤丸のタイルが浮いていることが判明した。見た目では浮いているかどうかわからない。

外壁のコンクリートは分断されていて間をコーキング剤で埋められている。地震で揺れた時の緩衝材なわけだ。これが劣化して縮み表面に亀裂ができる。この亀裂の大きさをスケールで測定する。

タイルやコンクリートの目地がシーリング剤で埋められてる場合、このシーリング材を切り取り、弾力がどの程度保たれているかを調べる。切り取ったあとシーリング剤で充填されている。

あとは屋上とかを目視でチェックしていました。全部を調べるのではなく、修繕のとき、足場を組み再度検査をしつつ修復するということです。浮いているタイルについては面積が0.25平米以下だったら隙間に接着剤を流しておしまい。それ以上だと剥がして修復とのことでした。