OSX10.8サーバ その3 mailman-1

Mの更新(Mountain Lion OSX10.8サーバ)  その3-mailman-1
さって、Mountain Lion Server (10.8) が立ち上がったわけだ。その2でも書いたがMountain Lion Serverの起動DVDは作れていない。そこでとりあえず、復元ディスクアシスタントというのを作っておいた。どこまで復元できるのかわからないけど。
★OS X:復元ディスクアシスタントについて
http://support.apple.com/kb/HT4848?viewlocale=ja_JP
RecoveryDiskAssistant.dmgをダウンロードしUSBメモリーに復元ディスクアシスタントインストールした。このUSBメモリーを刺しておいて、「option」キーを押しながらコンピュータを起動する。Mac本体にパスワードを設定しているとパスワードを入力しないと先にすすまない。ユーティティが立ち上がる。これでできるのは、残念ながら、Mountain lion への再インストール(ネットを使う)か Time Machine からの回復、ディスクユーティリティを使うだけだ。簡単にサーバーの初期化にはならない。だからMountain Lion 起動ディスクと変わらないわけだ。でも作っておいたほうがいい。sサーバをクリーンに再構築するのはクリーンなMountain Lionを作ってApp Storeからダウンロードするしかないが、一度サーバを作って、TimeMachine を作ると、 このUSBメモリを使って、TimeMachine からサーバを昔の状態に復旧させることができるからだ。
というわけで結局サーバのクリーンインストールディスクは作れない。先に進む。
目的は、これまでのWebページの再構築とメーリングリストの再構築だ。
ユーザごとのサイトをどこにつくるのだろうか?OS10.4 のときは各ユーザのディレクトリにSite というdeirectory があって、ここにいれたファイルがWebページとなったのだ。今度はない。
単純にURLをこのサーバのip address にすると
/Library/Server/Web/Data/Sites/Default にアクセスすることになっている。
Webサーバとして動作させることができることを確認した。
まずは、メーリングリストだ。なんとMailman がなくなっちゃったからな。
(Mailman設定のまとめはこっち。https://nbsigh2.com/?p=2406
http://www.livetime.com/mountain-lion-mailman-mailing-list/
によると
「As part of the OS X Mountain Lion Server upgrade, Apple has removed the Mailman mailing list manager entirely.」
というわけで、このページにしたがってMailman をインストールしてみた。
ターミナルをつかうわけでrootにならないといけないわけで、これまではターミナルでsu とすればrootとして作業できたのに10.8ではなれない。どうやら10.7くらいからユーザが簡単にrootになれないようにしたようだ。
★root になれるようにする
「システム環境設定」→「ユーザとグループ」→左下の鍵を開ける→ログインオプションが有効になる→「ネットワークアカウントサーバ:接続….」をクリック→「ディレクトリユーティリティを開く」をクリック→左下の鍵を開ける→「メニューバー」の「編集」から 「ルートユーザを有効にする」を選択→ルートユーザのパスワードを入力する、確認用に同じパスワードを入力する。 これでターミナルで su とすればrootユーザとなって作業できる。
このマニュアルにしたがうことにすると
★/usr/local  とその中にmailmanというdirectoryがないから作る。

sh-3.2# mkdir /usr/local
sh-3.2# mkdir /usr/local/mailman

★ダウンロードし解凍したmailman-2.1.15を/usr/local/mailmanへ移動する。
mailman-2.1.15をデスクトップに移して
デスクトップで

sh-3.2# cp mailman-2.1.15.tgz /usr/local/mailman/mailman-2.1.15.tgz

としてコピーし、/usr/local/mailmanに移動し

sh-3.2# tar zxvf mailman-2.1.15.tgz

で解凍した。
/usr/local/mailman/mailman-2.1.15ができる。
/usr/local/mailman で

sh-3.2#chgrp mailman .
sh-3.2#chmod a+rx,g+ws .

を実行しておく。
実行する前
sh-3.2# ls -al
total 16544
drwxrwsr-x 4 root _mailman 136 8 17 13:38 .
drwxr-xr-x 3 root wheel 102 8 16 09:31 ..
drwxr-xr-x 32 root _mailman 1088 8 17 13:38 mailman-2.1.15
-rw-r–r–@ 1 root _mailman 8468107 8 17 13:37 mailman-2.1.15.tgz
実行したあと
sh-3.2# ls -al
total 16544
drwxrwsr-x 4 root _mailman 136 8 17 13:38 .
drwxr-xr-x 3 root wheel 102 8 16 09:31 ..
drwxr-xr-x 32 root _mailman 1088 8 17 13:38 mailman-2.1.15
-rw-r–r–@ 1 root _mailman 8468107 8 17 13:37 mailman-2.1.15.tgz
なんも変化していないから、やらなくてもいいかも。
★インストールする。
/usr/local/mailman/mailman-2.1.15のdirectoryで

sh-3.2# ./configure

とするとなんやら出てくるが終わったら、さらに

sh-3.2# make install

とするとさらにセットアップの過程が出てくる。
0x0 ???? 0x2010ff0 ?إ??åץ??졼??
?Ť????????ե??????????
?ꥹ?Ȥ?????ޤ??? == ????¹Ԥ????˽?λ???ޤ?
最後は上記のように文字化けだが、多分、いいんだろう。
usr/local/mailman
にもどってパーミッションのチェックを行う。

sh-3.2# bin/check_perms -f

ٹ?: ?????????¸??˥ǥ??쥯?ȥ꤬ other-executable (o+x) ??
?ʤäƤ??ޤ?. ???ʤ??Υ????ƥ?Υ?????桼??????????¸???
???ɤळ?Ȥ??Ǥ??ޤ?. ???
文字化けしているのはターミナルの設定が悪いから。
ターミナルの環境設定から 設定のページで 言語環境で 文字エンコーディング に日本語(EUC)にしておく。
続く。