いろんな事やっていると、机の上が乱雑になる。ときどき整理しないと。なんやらわけの分からんファイルがあった。エクセルのアイコンだが開けない、ゴミ箱にも捨てられない。面倒だな。しかし、整理しないと。その手順だ。
1)開いているウインドウをすべて閉じ、デスクトップをキャプチャしておく。 shift+command+3 だ。2つモニターをつかっているとモニタ毎のファイルができる。何も設定していなかったらデスクトップにファイルができるだろう。現在のデスクトップは、過去に整理した上に書類やフォルダが散らばっているものだが、散らばりにも何か意図があったにちがいない。憶えていないかもしれない。元にもどしたいところもあるので、メモしておくわけだ。全く始めから整理するのなら必要ない。しかし、内蔵、外付けけHDとかWinとの共有フォルダ、ダウンロードしたファイルのフォルダとかはだいたい決まった位置においているでしょ?
2)ターミナルを起動し $ cd Desktop と入力する。$ ls -al と入力すると、デスクトップにあるファイルフォルダが列挙される。.DS_Store のあることを確認したら $rm .DS_Store と入力する。デスクトップ情報を消してしまうのだ。これでゴミ箱に捨てることのできなかったファイルが削除できる。ゴミ箱に捨てることができなかった理由はデスクトップ情報にファイル名はあるが、ファイルそのものがなかったからだ。
3)Option+command+Esc で アプリケーションの強制終了 ウインドウを出す。一番下に Finder があるから、これを選択し、再度開く をクリックする。ファインダーが再起動する。デスクトップのアイコンの位置情報を2)で削除したので、Mac が並べ替えて新たなデスクトップになる。2つモニターを使っていたら、アイコンは1つのモニターに集められてしまう。
4)せっせと机の上を整理する。このとき1)でメモしておいた過去のデスクトップのイメージが役に立つわけだ。デスクトップを右クリック(control+クリック)して整頓を選択してアイコンを碁盤の目状に並べる。
5)整理が終わったら、この情報を保存する。ターミナルを起動し、先ほどと同じようにDesktopのファイル一覧を見て、$ cp .DS_Store .DS_Store20120427 と入力する。サフィックスは日付だ。これで整理整頓が終わったデスクトップ情報がコピーとして保存できたわけだ。$ ls -al と入力すると
となる。後日、$ cp .DS_Store20120427 .DS_Store とすればこの保存時点のデスクトップに戻すことができる。
Snow Leopard のときはデスクトップがすぐ壊れちゃったけど、Lion になったらすこしは良くなったような気もする。感覚的なもので本当かどうかわからない。
デスクトップを保存するアプリケーション DIM についてはこっちに書いてある。