月曜日、停電が原因でip address がうまく配布できなくなったというのは昨日書いた。
火曜日の夜中、不調だったらしい。ユーザが少ないからip address配布が不調だとは思われない。
また本日、昼頃、ネットへの接続が不調だというユーザからのクレームがあり、固定ip addressで運用しているところでも接続が不安定だという報告があった。したがってDHCPサーバからip address が取得できず接続できないというわけではなさそうだ。
考えられる原因;
1)だれかが大量のパケットを飛ばしている。
2)停電でどっかのハブ、スイッチが故障して無駄なパケットを飛ばしている
3)ルータとその下のスイッチが不調
いずれにしろ、管理者は遠隔地にいてコントロールできる環境にない。N君がルータとスイッチを交換してみるといっている。可能性のあるものをひとつづつぶしていくしかない。
追記
ルータとスイッチを入れ替えたらとりあえず収まったとのことだ。本当にルータあるいはスイッチがおかしいのか、それとも配線のコネクションが悪かったのかはわからない。
負荷が少ないとトラブルは再現できないんだよね。前にもあったけど。だからといって負荷が大きいところで実験できないしね。
日別アーカイブ: 2012年3月14日
ブログ(WordPress)の閲覧制限
ブログをあっちの大学の学生のために建てたのだ。複数の教員が国家試験問題や同等レベルの問題を作成し携帯にメールで送りつけ、その正解と解説をwebページに公開するのだ。しかしFTPができる教員だけではないのでブログのようなブラウザから入力できるページでないとだめなのだ。
誰にでも見せるわけにはいかない。他の医療系大学/専門学校学生に利用してもらうためのページではないからな。
ブログを見るためには共通のID、パスワードが必要で、投稿は個々の教員のID、パスワードがなければならない。質問やコメントする学生は名前とメールアドレスを記入する必要がある。閲覧のために共通のID、パスワードにするのは、対象学生が180名もいるからだ。個々の学生にID、パスワードを設定するわけにはいかない。管理しきれないからだ。
閲覧制限には悪銭苦闘した。
ブログのユーザだけが閲覧できるようにするのは難しくない。プラグインがいくつかある。WordPress Plugins/JSeriesだ。「Wordpress」「認証」とかで検索するといくつも出てくる。まとめてあるページもある。これを使って学生は共通のID、パスワードでというわけにはいかない。これらのプラグインでログインすると、ブログ登録者の一人としてログインすることになるので、個々の学生ユーザを区別できない。
ブログのdirectoryに.htaccess を設置するのがまず思いついたことだ。できるようなことを書いてあるページがあるので信用したのだが、実用にならない。ちゃんと認証するのだが、ページが開くのに時間がかかりすぎる。Wordpressが.htaccessを独自に使うことがあるのでまずいようだ。何故か管理者でログインすると、問題はあまりないのだが、他のユーザ名でログインすると遅くて使い物にならない。これに気が付くまでに時間がかかった。ブログを納めてある上のdirectoryを.htaccessで制限してもだめだ。
あちこちさがしてようやくプラグインを見つけた。Basic Authentication Setting だ。
プラグインフォルダに入れ、activate すると「一般設定」の下にBASIC認証のパスワードの欄が出現し、ここにID:password とコロンで区切って入力すればいいだけだ。このIDやパスワードが知られてもあまり問題ないだろう。あっちの大学の関係者だけのつもりだが、どっかに学生から漏れても、掲載内容に多分問題がないからだ。著作権に引っかかる図が掲載される場合がありうる。これだけが問題だ。作成した問題の著作権はこちらにあるし、国家試験問題をコピーし転載することの著作権行使は、ユーザ限定、教育目的、引用も明らかにするということで多分ないだろう。