遺伝子に内在する能力

さて、前記事のコメントが、100件を超えたので新しい記事を立てました。新しい話題を持ち出す才覚もないので、今回も学とみ子のデタラメ発言から拝借です。

学とみ子曰く

胚には、内外から来るデインジャーシグナルを関知する仕組みがあります。
生きるものには、遺伝子に内在する能力があるのを、学者のくせに、ため息さんはしらないのです。
マウス胚は、高等動物なのだから、複雑で多様な感知能があります。

だそうです。

さて「遺伝子に内在する能力」てなんでしょね?意味不明ですね。

遺伝子はそのすべてが発現しているのではなく、沈黙しているのが多数で、状況に応じて普段沈黙していたものが発現する、発現していたのが停止する、わけです。この状況を「内在する能力」というのは間違いではないでしょうけど、これは、細胞分裂時以外は遺伝子自体は固定されていて変異するものではないので、遺伝子自体の能力ではなく、遺伝子の発現を制御する仕組みがその能力に相当します。ですから「遺伝子に内在する能力」という発言は意味不明ですね。なんでしょね?

こうやって、学とみ子はありそうなデタラメな単語を創作するので、何をいってるのかわからないことになります。本人が十分理解していないからですね。過去には「細胞受容体」「胚の遺伝子異常感知能力」「肺胞高血圧」「胚の免疫寛容」などのインチキ造語がありました。今現在でもこれらの学とみ子創作インチキ単語を使っています。指摘されても指摘の意味がわからないから訂正できないのです。