標準偏差は標本の大きさに依存する?

この特許図で示された実験成果は、シニア研究者からも信用され、若山研究室のお墨付きのついたデータだったのでしょう。」という学とみ子様の記事です(魚拓)。すでにyap*ari*w*katt*na*さんが指摘しています。

なぜなら、毎回の実験のたびに、違う状態のSTAP細胞ができる。
つまり、再現性はなく、でたとこ勝負の細胞である。
細胞の出来次第で、GFPが変化する。
その都度、GFPの出方が異なる。
何度も実験を繰り返すと、当然、SDが大きくなる。

学とみ子様は、なにせ想いの人ですから、科学を捻じ曲げて理解するわけで、「SD(標準偏差)はデータのばらつきの指標である」と「データは数多く採取すると、値のばらつく範囲は大きくなる傾向にある」とを直感的に結びつけて「何度も実験を繰り返すと、当然、SDが大きくなる。」という独特の妄想説を作るのでしょうね。一事が万事ですから、学とみ子様はTCRやSTAPについて何でもご存知と思っているようですけど、怪しいもんですな。
揚げ足取りと言うかもしれませんが、そういう前に統計学を復習して、訂正してちょうだいね。
という、コメントが99になった前の記事から、コメントを投稿するために、”揚げ足取り”記事を作成してみましたよ。
さらに、こんなことも言っています。
「つまり、複数の原因のせいで実験結果はばらつく。
そんなものを見比べて、どういう意味があるのか?
たまたま、バーの高さが一致しました!と、著者から言われても、返す言葉がないだろう。」
複数だろうが一つだけの原因でも実験結果はばらつきますな。でもそれを比較検討するのが科学でしょ。意味を探し出すのが科学でしょ。
で、見比べたら均一に値を10差し引いた結果だったというのは偶然とは思えませんな。そしてもしたまたまというのなら、何故、小保方氏はその生データや実験記録を提示しないのでしょうか?学とみ子様のお考えをお待ちしています。