Alexa traffic rank

Webページへのアクセス数をカウントするのにAlexa traffic rankというのがある。Amazonが買い取った会社が有料でサービスしている。Alexa traffic rankで検索すれば解説していることろがあるのでそれらのページを参照すればいい。無料の部分があるが、本家のサイトでは無料サービスの場所になかなか届かない。

SEOチェキ!というサイトがあってこのAlexaのサービスの中継を無料でやってくれている。要するにアクセス数の世界でのランキングが示されるわけだ。

どうやって順位付けするのか知らないけど、この順位が高ければ売りになるわけだ。サイト作成会社は自社の作成したWebサイトが高順位にあることを示して顧客を得ることができる。あるいはより高い値段で売りつけることができる。競争相手の会社のページと比較することができる。

科学雑誌の Impact Factor に似ているところもある。Impact Factor は雑誌の評価であって掲載記事の評価ではないのだが、このImpact Factor の高い雑誌に掲載されると良い論文であるかのようなことになっちゃう。だから皆Natureに投稿するわけだ。で、ご承知のようにNatureもしばしば恥ずかしい論文を掲載しちゃうわけなのだが、Natureはしれっとして撤回されたらおしまいということにしちゃうのだ。

アクセス順位は google.com が一番になるし、Twitter、Yahoo、Facebook も高い順位になるのは当然だろう。で、このブログのサイトはどんなもんじゃ?と調べたのが図の順位だ。当ブログが95万位なんてのは当然だな。皆様がアクセスしていただいているので、大した情報もないのに、このような数字になっているんだろ。

カウントするのはドメイン単位なので、例えば、学とみ子のブログのURLを入力しても、Yahoo.co.jp をカウントしていることになるからYahooブログのような無料ブログについてはカウントできない。mjもんたのようにXサーバを借りて独自ドメインでブログを運用すると、ドメイン名は唯一なのでカウントの意味がでてくる。小保方のページとかmjもんたのブログを調べてみよう。

URL Alexa traffic rank
https://www.google.com/ 1
https://twitter.com/ 11
https://yahoo.co.jp/ 28
http://www.riken.jp/ 19,700
http://seigi.accsnet.ne.jp/ 946,661
https://www.torendomax.com/ 4,607,584
https://stap-hope-page.com/ カウントできず
https://montainfo.com/ カウントできず

理研という大きな組織が2万位、このブログのサイトが95万位で小企業あるいは個人商店並か。mjもんたのトレンドなんちゃらが460万位、mjもんたのもう一つのブログは小保方のページ同様、位付けすらできない。アフリエイトを生業にしているプロのmjもんたtorendoとしては、アセス数が問題なわけで、情けない数字ですな。

Alexa traffic rankはImpact Factor と同じで、ブログの掲載記事の良否を示しているわけではないけれど、アフリエイトを実施しているのなら良質な記事を掲載して順位を上げたらいいのにと思うわけだが、無理でしょうな。

 Impact Factor (IF)とは、ある雑誌が掲載した論文の述べ引用数を掲載した論文の数で割った値である。掲載された論文のすべての著者が次の論文で自分の論文を引用すると 1 になると言う意味だ。その研究分野を構成している人数が多ければ、掲載論文数は一定で、引用の絶対数は増えるのでIFは大きくなる。Nature とか Science は取り扱う分野が広い=研究者が多いので大きな値になるし、ある雑誌に1編の有名論文が掲載されると引用回数が大きくなるのでIFが大きくなる。より多くの方に知ってほしいと思う場合はIF の高い雑誌に掲載されてほしいと思うだろうけど、多くの研究者はそうではなくIFの高い雑誌に掲載されるのは研究内容がいいからだ思われているからだ。

IFが高いと、読者が多いということにもなるので、図書館等の組織は導入せざるを得ない。IFが低い原因が研究者が少ないことにあると、そのような雑誌は図書館が購入してくれないから雑誌社はやっていけなくなる。だからIFは雑誌の評価なのだ。

研究者の1年間の業績がIFの合計で評価されるなどという誤った評価方法が現実にあるとNatureや Scienceに掲載されたいと思うのは当たり前だな。時の流れに沿った論文はNatureに掲載されやすいが、地味な研究結果は掲載されにくい。ほんの一部の人間にしか意味のない論文はNatureは掲載しない。Specificな雑誌に投稿しなさいと拒否される。

研究業績を数値で評価したい(組織内でえこひいきで処遇を決めているという批判を防ぎたい、客観的に複数の研究者を評価・比較したい)のだか、適当な数値がない。そこでIFが使われているというのが現状だ。Natureに20名の共著者の論文が掲載されたとき、1stとlast 以外の著者が同じIF=41に評価されていいのだろうか。相互にギフトオーサーシップが行われる理由でもある。恥ずかしながら、当方には、投稿論文の最終稿を読んでない論文がある。当方の貢献を認めてくれたから共著者に好意で名前を連ねてくれたわけで、当方は最後の謝辞でもよかったのだけど、そのような意思表示をする前にパブリッシュされてしまった。

ブログあるいはページのアクセス数の大小(Alexa traffic rankに反映される)は、もしそのドメインに一つしかないブログだったら比較の対象になる。アクセス数の多さ(ランク順位)と記事の内容の良否には相関があるとは限らない。

また記事内容が良くてもアクセス数が小さければ世の中に与える影響は小さい。記事内容がセンセーショナルな嘘でアクセス数が大きければ、記事の内容にかかわらず、影響はより大きくなるだろう。

traffic rankでサイトが淘汰されることはないのはIFと異なるところだ。IFが小さいと雑誌の購読者(組織)は少なくなるので経営が成り立たず消えてしまう。ブログ・サイトは維持する経費がお小遣い程度だから、どんなにtraffic rankが低かろうと維持される。

当方はアフリエイトで稼ぐなどというみみっちいことは考えていないし、世の中に影響力を持つような記事を書くことはできないので、アクセス数あるいはランキングなどは、当方にとってあまり意味はない。それでも、見ず知らずの方々が訪れて意見を述べてくれるのはランクが上昇するより嬉しいことである。

一方の、アフリエイトで稼ぐことを目的としているブログでは、ともかくアクセス数が増えないことには、その広告を間違えてもクリックする数が増えないので、なんとしてもアクセス数を増やす努力が必要だ。増やすための懸賞を作ることなどは経費が必要で副業で資金なしに稼ぐという目的に沿わないのでできない。ユニークな考えとかを披露するのが一番である。しかしmjもんたtorendoのブログはどこかですでに公開されている記事を再掲載しているようなものばかりだ。センセーショナルな発言をしたいだろうけど、できないだろう。コメントはすべてが多重ハンネでは、人気は出ない。恥ずかしいだけだ。