遡ってみました

学とみ子様のブログを、斜め読みですけど、遡ってみました。
結論は。疲れましたです。
ES派のヤッパリ氏は、…印象操作をしています。」の

最初、STAP論文の話を聞いた時には、ため息氏とは違い、あまりすげえーとも思わなかったです。STAP現象に無知でした。
その後の騒動が起きてから、日経サイエンスの記事の詫摩氏記事の内容が、小保方氏を犯人に仕立てようと意図的に書かれていることに驚きました。読んだ最初から、意図的でひどい!と感じました。

にはちと疑問に思い、学とみ子様のブログを遡ってみました。日経サイエンスの記事を偏見のない立場で読み、いきなり「意図的でひどい!と感じ」ることはないと思ったわけです。
日経サイエンスhttp://www.nikkei-science.com/?category_name=magazineからSTAPで検索し詫間氏が著者の記事をみると
2014年6月号 STAP細胞は存在したのか 詫摩雅子、古田彩
2014年6月11日号外】STAP細胞 元細胞の由来,論文と矛盾 詫摩雅子、古田彩
2014年8月号 STAP細胞の正体 古田彩、詫摩雅子
2014年8月号 STAP幹細胞はどこから? 古田彩、詫摩雅子
2015年3月号 特集:STAPの全貌幻想 細胞判明した正体 詫摩雅子、古田彩
2015年3月号 特集:STAPの全貌事実究明へ 科学者たちの360日 詫摩雅子、古田彩
がひっかかります。これらのどれを読んで学とみ子様が怒り狂ったのかわかりませんが、これらの記事は、筆頭著者の記者会見(2014年04月09日)の後に掲載されたものです。
学とみ子のブログで、これらの記事に言及した記事は2014年6月〜2015年5月にないようです。いつ学とみ子様が日経サイエンスを読んだのかわからないから、なんとも言えないところですが、この学とみ子ログの記事から見ると怒り狂ったようですから読んだ直後に記事にするでしょう。しかし、この期間にないので、発売直後に読んだとは思えません。結局、何処にこの詫間氏の記事に対するお怒りの記事があるのか発見できませんでした。未確認ですが後付の可能性があります。
記者会見についての感想記事は「小保方会見記:男性なら、…かったのだろう。」2014/4/11(金) 午後 9:01 にありますが、なんということか、科学的な評価は一切なく、泣いたこととかおべべの話などで、パフォーマンスに好感を持ったことしか書いてありません。このパフォーマンスの批判を批判して、ここで筆頭著者に好意を持ち始めたことが明らかになっています。
その後、STAP事件については何も書いていないのですが、突如2015年2月21日に、出てきます(もっとも、タイトルだけしかみてなく、タイトルと本文が一致しないのが、学とみ子ブログの特徴なので見逃しているかもしれない)。
研究室であれば、…にすることもできてしまいます。」2015/2/21(土) 午後 11:34が初めて筆頭著者に本格的に言及した記事です。このときからすでに

私は、小保方氏が気の毒と思う立場です。なぜ、私が小保方氏擁護なのか?ですが、記者会見の時の真摯な彼女の様子を見て、彼女が嘘を言っているとは感じられず、真実を語っていると、私は信じたからです。

と当時は率直に、信じちゃったことを書いています。今となっては、ごく一部の擁護以外の方々にとって、記者会見は筆頭著者の一大パフォーマンスであったことが明らかだと思うところですが、今でも学とみ子様には騙されたという認識はないようです。振込詐欺にあった方は、いいカモで、何度も振込や現金を渡したり、別の同じ様な詐欺にかかったりしているようです。そうではなければいいのですけどね。
多くの生物学・医学分野で学んだことのある方・現役の方々は、笹井氏、若山氏、小保方氏の最初のSTAP細胞記者会見とその記事をみて、素晴らしいと思ったことと思います。そうではない方々は、なにやらノーベル賞クラスの発見らしい位の認識ではなかったでしょうか。その後、様々な疑惑が持ち上がり、新聞等で疑惑が紹介され、筆頭著者の単独記者会見になったわけです。
問題は、この記者会見で多くの方々が所謂擁護の立場に立ってしまったことにあります。印象操作が素晴らしかったわけです。中には某武田教授のような話題作りを生業にしている方も擁護に走りました。これは商売の都合でしょう。しかし、科学分野で働いている多くの方々はだまされませんでした。多くの科学分野以外の方々にとってはもう忘れ去った事件で、4年もたち、再現されたというニュースもないし、あのとき一瞬筆頭著者を支持したことすら覚えてないのかもしれません。
しかし、医学という科学の一分野で働く学とみ子様の頭の中には、多くの科学者とは異なり、科学に縁のない一般の方々同様、記者会見での筆頭著者のパフォーマンスから筆頭著者には嘘はない、マスコミが批判するのは当たらない、けしからん、という立場が確立しちゃって、日経サイエンスの詫間氏の記事を偏見を持って読み、「(筆頭著者を)犯人に仕立てようと意図的に書」いてあると怒り狂うことになったわけですね。
科学の分野で働いていると思うのですが、あの記者会見では何も裏付ける科学的根拠があげられてなかったのがわからなかったんですかね?「再現した方がいますが、名前はあげられません」「(特許は申請中だから発表しても問題はないのに)レシピは特許の関係から詳しくは言えません」等、嘘だったのが見分けられなかったんですね。いまでも信じているとは、かわいそうな方ですね。いまから転向しても遅くないですよ。
TCRについては「このSTAP騒動は、…問題なのだと思います。」2015/2/24(火) 午後 11:48 にTCRという単語は出てきますが議論していません。多分これが初めてでしょう。
その後「記者会見での…見逃されてしまうのです。」2015/3/8(日) 午後 5:39 で
「TCR再合成の有無などで、記者会見の場で議論しても、しかたないことです。」と、ここですでに「TCR再合成」という新規な言葉を作り、記者会見での科学的議論は意味がないと言い放っています。このあと、TCRに言及する記事はないようです。
このNKT細胞をド…構成しているとのことである」 2018/5/22(火) 午後 9:54 でTCRという言葉が突如出てきました。何故かと言うと、学とみ子様自らがTCR遺伝子再構成のあるNKT細胞から核移植でクローンマウスの作成に成功したという論文を紹介したかったからのようです。
不思議なことに「反応できないT細胞を持つ動物は、生きて生まれるとは考えにくいと思っ」ているのに、生まれてきたという論文を読んでも、自らの考えを改めることなく、「NKT細胞由来のクローンマウスには特殊性があるということなのだろう。」と、特別だと結論しています。
[ 追記 ] 2018.11.12 ここで学とみ子が引用した理研の解説記事を読んだら「NKT細胞から核移植でクローンマウスの作成」など何処にも書いていない。なんじゃこれ?http://www.riken.jp/pr/press/2017/20170512_2/のことらしい。
引用をまちがえるなよな。
つまり、当方やyap*ari*w*katt*naさんが、何回も学とみ子説の不備を指摘しても、その指摘したものが当方等でなくても、学とみ子様がまだ色付けしていない方からの話でも、凝り固まった石頭の中身を変更することはできないのですな。
この頃から、TCR遺伝子再構成のあったT細胞はキメラに貢献できない。TCR遺伝子再構成がある胎児は生まれてこないという考えに凝り固まっているようで。以降の議論は無駄でしたね。
御本人自体が、学とみ子説に対し疑問を持つ、あるいは異議のある方に対して説明できないので議論にならないわけですね。
余談:
https://blogs.yahoo.co.jp/solid_1069/14843902.html で
感想さんが和モガ説否定のコメントをしていますが、学とみ子様の考えには影響がなかったようですね。他の擁護の方々同様、擁護であれば、なんでもいいのです。和モガ説はSTAP細胞があったという学とみ子説とは相容れないでしょう。筆頭著者に瑕疵はなかったというのが共通な意見であるだけでしょう。
https://blogs.yahoo.co.jp/solid_1069/15128955.html のコメント欄でmjもんた君が abc という別ハンネも使っていたのがバレちゃってますね。
結論は、学とみ子様と議論しても無駄ということです。なにを主張しているのかよくわからない記事を、こちらが推定し、質問しても「公的文書のような精度や信頼性はない」と開き直ったり、「謎に包まれた答え」だったり、答えに窮すると「淡交」だから自分で考えろとこれまた開き直ったり、「議論すると疲れ」るではね。