………………………………………………………(追記あり 2018.8.27)
細胞は遺伝子挿入をせずとも初期化しうる。初期化に至る経路は、刺激の種類や、元の分化細胞ごとに異なる。(魚拓)
>学さん
もうコメントしないことにしていたのですが、この記事はあまりにもひどすぎます。
丹羽氏の論文は Niwa H A Stepping Stone to Pluripotency.Cell. 2015 17;163(7):1570-2. かと思うのですがどこにも引用の記載がない。PubMedのページを追加記載しても図は見えない。図では原著を示して引用すべきだ。
青字の「体細胞から多能性幹細胞への…」で始まるパラグラフは、原著のIntroduction の冒頭部分の直訳だと思われるが、原著を勝手に直訳して掲載するのは著作権侵害になる。しかもintriguing biological phenomenonとかectopic expressionの訳がなかったり間違えている。Google翻訳のほうがましなのでは?
科学的にリプログラミングムさせた細胞 → 化学的にリプログラミングムさせた細胞
(続く)
(続き)
Zhaoらがセル誌で発表:Zhao Y等 A XEN-like State Bridges Somatic Cells to Pluripotency during Chemical Reprogramming. Cell. 2015 17;163(7):1678-91.と思われるがその引用元が明示されていない。
SMAPをフォロウ → STAPをフォロー
「細胞の新現象を理解しない人たちによってSTAP細胞は潰されてしまった」→
「細胞の新現象かもしれないのに、データをねつ造してSTAP現象を潰してしまった」
まだあるようですが読むのが嫌なので…
科学的な論文紹介、評価なのに、元論文の引用が示されてなく、どこまでがご自身の意見かよくわからない、原著のコピペばかりでまとめていない、という科学的論評のための最低のリテラシーを持っていないと判断されてもしようがないのでは?
「誰からの反論もない」のは誤解で「誰もあきらめて相手にしない」です。
と今朝(2018.8.26朝)コメントしたら、明らかな誤植、SMAPと科学的に、だけこっそり訂正して、承認していただけませんでした。当たり前か、ぎゃはは。
素直に当ブログ管理人から指摘されたので、引用文献を明示し、誤字を訂正しましたと書けばいいのに。
Hitoshi Niwa氏の
Stepping Stone to Pluripotency Cell, Volume 163, P1570-1572, 2015 のIntroductiondeno冒頭は;
Reprogramming of somatic cells to pluripotent stem cells is an intriguing biological phenomenon that can be achieved by multiple approaches. Takahashi and Yamanaka have demonstrated that ectopic expression of transcription factors (TFs), Oct3/4, Sox2, Klf4, and Myc, in somatic cells results in generation of induced pluripotent stem cells (iPSCs) (Takahashi and Yamanaka, 2006). Then, the replacement of each TFs by small molecule chemicals has been assessed in a step-by-step manner, and finally reprogramming by chemicals only, designated as chemical reprogramming, has been achieved (Hou et al., 2013).
で、これのGoogle翻訳は;
多能性幹細胞への体細胞の再プログラミングは、複数のアプローチによって達成することができる興味深い生物学的現象である。 Takahashi and Yamanakaは、体細胞における転写因子(Oct3 / 4、Sox2、Klf4、およびMyc)の異所性発現が誘導された多能性幹細胞(iPSCs)の生成をもたらすことを実証した(Takahashi and Yamanaka、2006)。 その後、小分子化学物質による各TFの交換が段階的に評価され、最終的には化学的再プログラミングと呼ばれる化学物質のみによる再プログラミングが達成された(Hou et al。、2013)。
学翻訳では
体細胞から多能性幹細胞へのリプログラミングは、複数のアプローチによって達成することができる。 高橋、山中は、体細胞が転写因子TF(Oct3 / 4、Sox2、Klf4、およびMyc)の遺伝子挿入により多能性幹細胞(iPSCs)に戻すことを実証した。その後、小分子化学物質を用いて転写因子TFを代用できることがわかり、最終的には化学的リプログラミングと呼ばれる化学物質のみによるリプログラミングが達成された(Hou et al、2013)。
短い文章で断定はできませんが、そしてGoogle翻訳を使って何ら問題があるわけではありませんが、学さんはGoogle翻訳を使いそのあと学流に変えている様に見えるます。下手に手を加えることはないのです。
Googleとはいわず機械翻訳では、日本語nativeな方が書いた英語だと日本語により正しく翻訳されるように思われます。どうしても英文の構成が日本語的になっちゃうからなんでしょうかね。だからGoogle翻訳のままでいいのに。
Zhao Y等の論文では科学的ならぬ化学的物質に酸とかATPがリストされていないよう(読んでない、読む気もない、図を見ただけ、間違えだったらすんません)です。”STAP細胞はある”と主張される学さんのような素養のあるかたは、このあたりを当方のようなこの分野の素人に解説・論じていただければいいと思うところです。
[ 追記 ] 2018.8.27 朝
学様の次の記事、「このエントリー記事は丹羽氏解説文の日本語訳ではない。学とみ子の書く内容に疑問を感じたら、論文オリジナルにあたってその人自身で考えて欲しい。」では「翻訳ではない、オリジナルに当たれと」と当方のコメントを読んだので、このような反応・タイトルになったわけですね。これが当方への反論であることは、コメントをした当ブログ管理人しかわからないわけで(だからコメントをここに公開したのですけどね)、前の記事の続きの記事のようなのに、何故こんなタイトルの記事にしたのか他の方にはわけがわからないことになるわけです。
タイトルと記事内容が一致しないと前々から指摘しているところで、またもや、その典型になってしまったわけです。
コメント読んだのが見え見えなんだから、指摘に従って、丹羽氏とZhao氏等の論文を、論文の引用文献のように明示しろよ。pdfで読めるようだから引用文献にURLのリンクも埋め込めよ。あんたのパソコンに保存してあるダウンロードしたファイルもPubMedのページも引用元にはならないよ。「建設的な議論を待ってい」るのなら読者に検索させるようなことをするなよな。論文書いたことあるんでしょ?引用の方法はわかっているでしょ?
この記事で示したように、「解説文の日本語訳ではない」としているが、一部とはいえGoogle翻訳を使った完全な翻訳だろうが。先行研究結果やレビューの引用とは、転載・翻訳転載ではないのはわかっているでしょ。
しかし、コメントを承認・公開せずにこっそりと利用だけするとは、まったく「卑怯な輩」ですな。(mjもんた君、”卑怯”という言葉を使うときは、このように具体的にどのような行為が卑怯なのかを示すのですよ)
「こうした論文から知識を得ると、STAP細胞が効率よくかつ精度高く作成できるべきとした検証実験は理不尽であったと誰もが理解できる。」だって。「STAP細胞が効率よくかつ精度高く作成できる」と言ったのは筆頭著者でしょうが。だから検証実験が設定され、捏造した御本人はどういうわけかできると思い参加したんでしょうが。御本人がすぐできると言って参加したのに、失敗したことを、「用いた細胞も条件も、元のSTAP実験とは違っていて」と傍から理由付けるのは止めたらいいと思うわけですね。