M更新(Mountain Lion OSX10.8サーバ) その1
Mちゃんの生年月日はよくわからない。tが兄弟だ。
webページのトップに2000年とかいてある。記入したのはずっと後のことだ
当初はRedHatLinux で構築した。現在鹿児島大学の准教授のO君が大学院学生だったころ関わっていたと思う。その前から、サーバは建てていた。そのときのマシンは憶えていないが、Linux でだ。2000年のころだ。だからWebページにかいてあるのだ。
2005年に中古のPowerMacG4 を手に入れて原型が作られている。OSXサーバの始めだ。
2007年にこれまた中古のPowerMacG5を手にいれて更新されている。このMacの発売時期は2003~2005年なので、このころ購入されたのだう。5年ものだ。ウイスキーだったら5年ものと言えばそこそこだけど。パソコンの5年ものとは、博物館へ入る手前のものだ。現在のサーバだ。だから10年働いていることになるが、多分、途中で同じスペックのPowerMacG5と入れ替えていると思う。いずれにしろ中古だ。こけたことがあって、MacMini がピンチヒッターだったこともある。記録がない。
2012年3月に今度は新品のPowerMacProを手に入れた。だからこいつに変更しようと思っている。
G4→G5 はHDの入れ替えだけですんだ。HD自体は交換だが中身の入れ替えだけで終わったらしい。
今度はintelMacだからそうはいかないだろう。
PowerMacPro をmike のHD(OSは10.4)で動かして、10.5、10.6、Lion(10.7) で上書き。さらにMountain Lion(10.8) に上書き、これができたら一番簡単だが….. できそうにない。10.6から10.7に上書きしろというのがAppleの言い分のようだが、それにすら失敗したというページがあった。
転職して1年半、新しい職場にもなれ、新しい職場では時間に余裕がある。しかし、サーバ本体は昔の職場にあるわけで、昔の職場で実施するしかない。そこで、この夏休みをつぶしてやろうかと思っているのだが、できるかなぁ?
データベース、そのほかWebページの移動。メーリングリストの再構築。apache をまた書き換える….先が長い。だいたいデータベースのmySQLのコピーはどうしたらいいのかすらわからない。バージョンがちがったときどうなるんだろ?
時間に余裕があるときは、あまり仕事がすすまないんだよね。ま、夏休みはすることがないからトライしてみるか。
運動学習ー生理学と理学療法
理学療法では様々な専門用語が英語の頭文字2〜4ヶで略される。ほかの分野でも同じだが。管理者のように専門としていない者には何がなんだかわからない。学生のセミナーやチュートリアルの発表が分からない。そこで、その略の由来、full spelling を学生に聞いても学生は知らない。なんてことだ。
ROM: Read Only Memory ではない。Range Of Motion 関節可動域 だ
KR:Knowledge of Results:結果の知識と言う。
運動学習という日本語でも概念が少し違う。運動制御の方法としては同じなのだが。生理学では「運動学習には結果の知識(KR)が必要である。」という選択肢が正しいとは言えない。生理学の「運動学習」では「記憶される運動の結果と設定値の違いをエラー情報として用い、次の運動の量の調節に使われる」という風に言う。このときの運動の結果の記憶は知識ではない。意識に登らないからだ。意識に登らないどこかに保存されるのだ。小脳がこのエラー情報を元に次の運動コマンドの大きさを調節するのだ。しかし理学療法では、動作させたときの結果を患者に意識させて次の動作の改善に用いるので「結果の知識」はリハビリで重要なのだ。正しい選択肢なのだ。知らなかった。まだまだ知らないことが多すぎるな。だから議論しても食い違いがあるんだ
MacOSX ゴミ箱に捨てる度にパスワードを要求される
Canon のプリンタLBP5700 のドライバをインストール、アンインストールを繰り返したり、古いドライバをインストールしたりしていたら、これが原因かどうかわからないが、ゴミ箱にファイルを捨てる度にパスワードが要求されるようになってしまった。どうやら.Trash のowner が変わってしまったらしい。ディスクユーティリティでファイル権限の修復を実行しても直らない。
ターミナルで
MacPro:~ hoge$ ls -al
と入力すると
total 6368
drwxr-xr-x+ 33 hoge staff 1122 8 1 07:05 .
drwxr-xr-x 6 root admin 204 3 6 13:33 ..
-rw——- 1 hoge staff 4 2 10 2010 .CFUserTextEncoding
-rw-r–r–@ 1hoge staff 39940 8 9 18:22 .DS_Store
drwx—— 2 root staff 68 8 9 18:22 .Trash
-rw——- 1 hoge staff 0 7 13 14:07 .Xauthority
ふむ。.Trashのowner がroot だ。そこで
MacPro:~ hoge$ sudo chown hoge .Trash
Password:
として
MacPro:~ hoge$ ls -al
と確認すると
total 6368
drwxr-xr-x+ 33 hoge staff 1122 8 1 07:05 .
drwxr-xr-x 6 root admin 204 3 6 13:33 ..
-rw——- 1 hoge staff 4 2 10 2010 .CFUserTextEncoding
-rw-r–r–@ 1 hoge staff 39940 8 9 18:22 .DS_Store
drwx—— 2 hoge staff 68 8 9 18:22 .Trash
-rw——- 1 hoge staff 0 7 13 14:07 .Xauthority
owner を本来のユーザに書き換えて、問題なくなった。
中古プリンタを手に入れた
あっちの大学では予算がないのでプリンタを手に入れるのも大変だ。
赴任時、大学は10万円の新入り教員に対するサポートがある。たった10万円で環境を整えろというわけだ。最低パソコンとプリンタがないと困る。教材を作れない。10万円では両方、というか、片方だって難しい。しかも、赴任してこの予算が使えるのに2ヶ月はかかる。それまでどうしろというのか?
学生用のパソコン端末が50台近くそろっている教室がある。ここに、もちろん係の人間がいる。居なければ運用できない。こっちの大学の基盤室のようなものだ。こういうところには、必ず余っているPCとかプリンタがあるはず。というわけで、聞いたらインクジェットのプリンタが、案の定余っていた。ほとんど使っていない。インクは満タンだ。プリンタを購入したら返すから貸せというわけで借りて来た。返さなくてもいいという。つまり、使わないのでどうでもいい訳だ。ランニングコストが高いからな。パソコンもあった。しかし余りにも古いので要求しなかった。
で、予算が使えるようになったので、カラーのレーザーを探した。最近は安くなってA4までだったら予備トナー1セットを含めてなんとかなる。複合機を手に入れた。スキャナーはいらないが、FAX機能があったほうがいい。滅多に使わないけどね。ネットがつながらないとき、最悪の手段だが文書が送れる。Brotherが安く、これで我慢したわけだ。こいつがひどいもので、紙送りにしょっちゅう失敗する。ネットで購入したので、送り返すのも面倒だし、何よりもプリンタがないと仕事にならない。カセットの紙の枚数が最適でないと紙送りに失敗するのだ。
自宅にある、これまた拾ったカラーレーザを持ってくることも考えたが、なんとかこのBrotherの安物で我慢することにした。すぐカラーのトナーがなくなった。交換しない。黒のトナーは大きいのを選んだのでまだ残っている。こいつでの印刷はモノクロだけにして、カラーはインクジェットで行うことにした。インクジェットのインクがなくなりつつある。なんとかしないと…..
と、どうしようかと思っていたとき、中古のカラーレーザー、A3可能、両面可能というのが思いがけなく手に入った。両面印刷すると紙づまりを必ず起こすし、もう古いから買い替えるというのだ。紙づまりの原因はローラーだ。
古いから、重たい。なんとか、オプションカセットを取り外し、車に乗せられるようにした。学生さんに手伝ってもらって車にのせ、あっちの大学では、通勤でたまたまきた若い教員に手伝ってもらって車からおろした。一人ではできない重さと大きさだ。セットアップするときに、紙送りを行うローラー部分をウエットティッシュで拭いた。プリンタドライバーをダウンロードし、テストしたら片面はもとより両面印刷にも問題ない。しめしめ。トナーも新品が1組ある。
中古で印刷スピードが遅い、でかくて重たいという大きな欠点があるが、いままでよりましだ。これで3年くらいなんとかなるだろ。
というわけで、オフィスにはカラープリンタが3台もあることになってしまった。どの一つとっても満足できる物ではないが、赴任したときに比べれば天国だ。
とおもったのも束の間;
MacOSX10.7 から印刷すると異常に遅い。写真とかだ。文書だったら、おっせー と思うだけだったが….Windows7 64bit ではそこそこのスピードだ。
Mountain Lion には対応の予定がないだと。現在のドライバ、ユーティリティは簡易版とかいって、何が簡易なのかわからない。多分、トナー残量がMacでは読めないようだ。古いバージョンをインストールしたらトナー残量が読めるが印刷できない。クラッシュしちゃう。
プリンタの寿命はOSの寿命より長いのだからCanonもなんとかしろよな。新しいモデルの開発はいいけど、古いユーザだって大事にしろよな。
理学療法士 国家試験 正解選択肢の分布
理学療法士の国家試験は5肢選択である。正解が1つだけと2つを選ぶ場合がある。
過去5年の正解選択肢の出現率を解析してみた。。正解が1つしかないはずなのに、作問がまずく2つ出てしまう場合がある。そのような場合は、当初の設定の選択肢とした。問題数は200であるが、選択肢が1つだけの問題数は年度毎に異なることになる。また不適切問題というのもあって、年度毎の合計は一致しない。
1肢選択の場合;

χ2乗検定を行ってみた。期待値はすべて同じ20%である。p値は0.05より大きい。したがって分布に有意の差がないという結論だが、正解が1の選択肢は少なく3あるいは4の選択肢が多い傾向にある。作問する側からみると正解が1というのは作りにくい。1択の場合、全くわからなかったら、3か4を選べだな。でも、この事を安易に学生に教えると、学生はすぐ3あるいは4としてしまう。教えないほうがいい。
2肢選択の場合;

こちらの方が、もっと出現率が平だ、強いて言えば2、3あるいは2、4の組み合わせだ。
2肢選択の場合、正解に1〜5が含まれる割合は

これをみても、確率的には有意の差がないが、迷った場合1を含む選択肢は選ばない方がいい。つまり1、3なのか2、3なのか迷ったら2、3の組み合わせを選べということだ。
こういうことに頼らないで、勉強するのが一番であるという解析結果だな。
不条理
管理者はもう、じじい だから世の中すべてについて筋道が通っているとは思わない。人によって、条理だったり不条理だったりする。世の中の正義は1つではないのを十分承知している。しかし、今回の事は確率の問題かもしれないが、管理者だけにではなく、誰にとっても不条理だ。
あっちの平日の泊まるところにアパートを借りている。エアコン付きのアパートで、ちと古そうなエアコンだ。エアコン本体がおかしいのかリモコンがおかしいのか、電源がうまく入ったり入らなかったりする。あるときは問題なく電源が入るのだが、あるときは入らない。入らないときは数時間経ってリモコンの電源スイッチを入れると入る。
リモコンの電池は1年前に入居したときのままだったので、リモコン電池を交換したら、そのときは問題なかった。これは、この糞暑くなる前のことだ。暑くなるのは分かっていたので、あらかじめチェックしておいたのだ。問題なしと安心していたわけだ。
しかし、肝心の暑くなったときに問題が発生したのだ。リモコンの電池を外してリセットしたり、本体の電源をコンセントから抜いてリセットしても症状は代わらない。電源がうまく入るときと入らないときの状況が一定でなく、状況が理解できていない。このまま、不動産屋にクレームつけても、症状が再現しないと修理してくれない。本体に電源スイッチがないというのも不便だ。ロンドンでオリンピックがあるからとは関係なく寝不足になる。
そこで、しょうがないから、扇風機を買いに行ったのが、一昨日の土曜日だ。こっちの電気屋で買ったのだ。扇風機は千円台から1万円をこえるものまで、さまさまだ。あまりにも安いのは、1年後にコンデンサから火を吹いたりするので避けて、1万円を超えるものはいろいろ付加機能が付いているだけなので、そこそこの5千円くらいのを購入した。その帰り道に1週間分の食料をスーパーに買いにいったわけだ。
スーパーでは先週から、暑中大売り出しとかいって、抽選会をやっていた。盆暮れの恒例行事で全国どこでもあるやつだ。スタンプの数が達したので、帰りがけに抽選会に寄ったのだ。たいてい スカ ばかりだけで、千円あたり50円の値引き券とか、ポテトチップとかティシュペーパーとかをもらうだけだ。この手の抽選会で、いい思いしたことは滅多にない。ま、1等賞だって1万円を超えない商品だしな。期待なんかしていないから何が賞品なのか気にもしていない。
5個のカラーボールを箱から取り出した。いろんな色があった。どれが何等賞かわからない。中に黄色のボールが1ヶあった。係のおばちゃんが、「あらま、大当たり!!」と叫んだ。へ?なんだ?
当たったのが 扇風機!! 羽が30cmと同じような大きさのだ。あー不条理だ。帰りの車の中には同じ大きさの扇風機が2台。なんてこった。
講義と実習の試験の相関
講義の試験は5肢選択。実習の試験は記述、計算試験。その相関を調べてみた。

あらま。予想に反して相関がない。両方の試験で成績の悪い2名を除いちゃうと回帰直線はもっと水平になる。うーん。なぜだろ。多肢選択問題は学生の理解度を反映していないからではないだろうか。実習の試験問題は、測定値から計算させたり、説明を記述させる問題だ。多肢選択だとそこそこ過去問を暗記すればできてしまうんだろうな。過去問とは講義のたびに実施する小テストだ。
男女の比較をしてみた。
ふむ。実習、講義両方の試験とも男女に得点の差はない。相関はどうだろう。

男女どっちも実習の試験と講義の試験の間にはっきりとした相関はないが、男子の方は傾きは大きい=やや相関がある。女子は過去問を勉強することに関しては男子より優れているという一般的な考え/偏見から予想されることだな。
理解していないと/考えないと解けない問題を出すべきとすると、実習の試験のような式をたてて計算するというような問題や、論理を説明させる問題の方がいいとおもわれるが、国試にはそんなのでないからな。
5肢選択問題
講義の中間試験は5肢選択100問だ。105名の採点が終わって100点満点で平均点は68点、最低点は20点台。どうやったらこんな低い点数になるのだろうか。60点を合格点とすると60点未満を数名以下におさえるためには平均点は70点の後半である必要がある。ちと平均点が低いがまぁまぁかな。まだ1年生の始めての試験だからな。期末試験は学生も要領が分かってもっとできるようになるだろう。平均点が上昇したからといって学生がより勉強したことにはならない。どのような問題がでるかがわかって対策ができたことになるだけだ。今年は上級生から情報を仕入れている学生が少しはいたにちがいない。昨年は、赴任して始めての、学生にとっても始めての試験だったから学生も先輩からの情報がないからか、ちと低く65点だった。これが期末試験になったら73点にあがった。今年もそうなるだろう。昨年の最低は32点でこの学生は退学してしまった。最初からやる気がなかったにちがいない。
試験とは、学生の到達レベルを評価することで、教員の評価でもある。教員の描いている基準に達したかどうかを調べるのだが、そんなことやったら大変だ。悪い成績は、教え方が悪い/基準が高すぎるということになってしまう。基準を定める方法はない。教員の大昔の自分の学生時代の良い記憶だけにたよってつくられてはかなわない。教員だって当時の成績が良かったわけじゃないだろう。良い記憶しか残っていないにちがいない。管理者の大学の成績なんでカフカ全集だしな。逆にその程度でいいというのも間違いだ。というわけで、自分の勝手な基準に外部情報が加わって、教員の悪い評価にならないような適当な基準を作るわけだ。外部情報は学生の資質も含むわけだ。しかしこの外部情報が問題だな。どんどん基準が下がってくる傾向にある。
こっちの大学での通常の試験での試験問題は、過去問に変化を加えたもの+新規の問題 ということで作成してきた。全部新規の問題だと成績がものすごく悪くなる。平均点が低すぎると問題なので、平均点を上げるような操作も必要で、学生との駆け引きにもなる。学生は過去3年くらいの問題を集めている。その周期を上回る問題数を作成するのはしんどいこともあるんだよね。管理者が転職したあと、担当していた講義を新たに担当することとなった教員は、当然、管理者とは違った問題をだしたわけだ。過去問がない。成績は最悪になったようだ。こっちの学生は悪知恵が発達しているから過去問しか勉強しないわけだ。教員と学生の間の暗黙の約束が破られてしまったのだ。管理者がいなくなったという情報を得なかった学生のfault だな.次回、つまり今年はちがったことになるだろう。
講義の試験は5肢選択なので、チェックするため選択肢をランダムに選んだら20点だった。当然だな。2と3を交互に選んで行くと23点取れた。2と3と4を交互に選んで行くと17点だった。3と4を交互に選ぶと20点であった。正解の選択肢は適当に散らばっているという証拠だな。
それにしても20点台というのはどういうことなんだろ。去年と同じくやる気がない学生なんだろうか。
PowerBookG4 をなんとかする
PowerBookG4 がある。内臓電池がだめになっている。10年前の代物だ。電池交換を試みる。
内臓電池がへたっていると日付と時間が1970年になってしまう。起動のたびに直さないとまずい。修正しないでUSBメモリーにファイルをコピーしようとすると、容量がないからできないといってくる。へんなの。ほかにもなにかできないことがでてくるかもしれない。
あっちの学生の卒論に使わせるためだ。実習用のパソコンがあるが、卒論と実習がかさなったり、卒論用に貸したとき設定を勝手に返られちゃうと実習で困るからだ。
M8591J/A PowerPC G4プロセッサ 667MHz 512MB のようだ。よくわからない。同じようなタイプがあって購入したときの書類なんかないからわからないのだ。RAMは多分あとで256MBを加えたのだろう、というか購入のとき512MBモデルだと高いのでサードパーティの256MBを加えたのだろう。
という4つの電池からなる電池群である。プラスマイナス3V位なんだろ。テスターで測定したら+3.13 V、-2.71 V あった。本来のスペックは3Vらしい。マイナス側の電池がへたっているのだ。充電されるはずだが、充放電の回数を越えてしまったというか、10年もたったからだな。
電池には接続用の端子が圧着されている。この端子はオリジナルとは全く異なるので配線する必要がある。端子同士を半田付けできる部分もあるが、これはやらない方がいい。後述のようにPoerBookG4 には電池を納めるスペースに縁があって、この上に電池が乗らないようにしないといけないからだ。端子同士をハンダ付けすると互いの位置が固定されて、本体のスペースに収まらない可能性があるからだ。配線材料で繋ぐと全体の形が、オリジナルの電池のように定まらないで不安定になるが、それでもいいのだ。本体に両面テープで固定できるからだ。
この両面テープの上に電池を貼付ける。さらに電池の上に絶縁のためのプラスチックのシートをテープで貼る。塩ビのビニールテープは、熱が加わると縮み、粘着剤がはみでてきてよろしくないが、再度電池交換などはないだろう。そのような時がきたら完全に廃棄だからな。コネクタをしっかり付けて、オプティカルドライブやHDを元に戻しておしまい。ただし、この補助バッテリーではない本体のバッテリーがへたっていて20%しかチャージされない。とすると、ちょっと使っていないと、また同じ症状が出てくる可能性があるな。</div
推薦入試の倍率
昨日は Open Campus で学生なんでも相談という役目をおおせつかった。相談に来た高校生の一人が「競争倍率で入試モード(AOとか推薦、センター試験利用とか)を選びたい。推薦入試の倍率が一番低いが、どうやったら推薦入試を受けられる?」と質問してきた。入試モードで倍率が違うのは当然だ。それぞれ、受験資格が異なるからな。
受験者は推薦で落ちても、どうせ一般入試を受けるのだから推薦で合格すれば儲け物と思うのだろうとこれまでは思っていた。たいてい予備校とかの模擬試験でみずからの実力−偏差値−を知り、その偏差値で合格できそうな希望する学部を探す。自宅外通学が可能かどうかの条件を満たすところを選ぶというのが普通かと思っていた。実力不相応なところ、あるいは絶対確実な大学と選び受験することもある。受験者の状況次第だ。したがって競争率とは、各受験モードで90%の確率で合格できそう、半々だ、落ちてもともととかいう学生が受験した結果なので、倍率はおのずから決まって来る。数倍がいいところで、10倍を超えるというのは、落ちて元々とかがいっぱいいる場合だ。こっちの大学の勤めていた・いるとこをみたら推薦で4倍強、センター試験の結果を使う前期で3倍強だ。そんなところだろ。
推薦というのは、大学が高校を指定する。高校もあの大学ならこの程度の学生を、と決めるのだ。昨年は、このくらいのレベルが合格・不合格だったから、今年はこのくらいのレベルの学生はどうだろ?と大学と高校の間で駆け引きがあるのだ。しかし、あっちの大学ではそうではないようだ。
大学がどの高校を指定しているかのデータはあるが、公開はしていないようだし、リストの高校はたくさんあるし、覚えていられないので、質問には高校に戻って担任に聞きなさいと伝えた。高校側に情報があるからだ。競争率がどうやってできてくるかを理解していない学生には来てほしくないな。
そこで、あらためて推薦の倍率を調べてみた。なんと1.4倍とかだ。学部によっては1.0倍なんてのもある。これは選抜ではなく、学生確保の手段なのだ。とほほ。推薦指定高校の数より受験者が圧倒的に少ないのだ。つまり高校生に人気がないのだ。ほぼ確実に入学できるというのに受験者が少ないのだ。地方の名前を聞いたこともない大学だとどの入試モードでも競争率2倍以下なんてことになっている。あっちの大学では普通の入試は3倍を超えているからまぁまぁなんだろうか。
噂によると、競争率が1倍程度の大学・学部は、日本語で名前が書ければ合格らしい。同年代の半分が大学生というのはより高等教育を受けさせたいという親が多い結果で、それ自体は好ましいと思うが、あまりレベルが高くない学生ばかりだったらsuperior high schoolとかanother high school とかにして、高校で学ぶべきことをマスターしていることを保証する学校でいいんじゃないだろうか。同じことを、もう1回やれば、かなり知恵がついたことになるだろう。
1モルの蔗糖液を0.5 l 作れというレポートの課題を出したら100名中3名しかできなかった。うち2名はできた学生の答えをコピーしたのだ。だから106名中1名だけだ。余りにもできないので、作り方をwebページで説明した。学生は実習の試験がある、実習には課題を出している、だからWebページを読んでいるはず。試験に出易い問題だろうが。そこで実習の試験に同じような問題、グルコース0.5モル溶液を100 ml 作る方法を書けと出したら、23人(21%)しかできない。とほほ。見方を変えて、22人は学習できたと喜ぶべきなんだろうな。しつこいから、実習の試験の解説の講義を行い、作り方を再再度教えた。講義の終了時に再度試験した。それでも51%しかできない。51倍の学習効果があったと喜ぶべきなんだろうか。2桁の割り算ができないのが1割いる。30/25 = 1.4 と計算した学生もいる。検算するという習慣はないのだろうか?もっとも計算できないことより、式をたてられない学生がいることを嘆くべきなんだろうな。割り算はケータイでできるもんな。

