拒絶査定

「細胞を、低pHストレスに供する工程を含む、Oct4を発現する細胞を含有する細胞塊を生成する方法であって、該低pHが、5.4~5.8のpHであり、且つ、pHの調整がATPを用いて行われることを特徴とする、方法。」 という多能性はとっぱらって「単にATPによる酸性液に浸したらOct4が発現する細胞ができる」だけになっちゃったんだけど、この改訂された特許申請も拒絶されちゃいました。 https://www.j-platpat.inpit.go.jp/web/tokujitsu/pfwj/PFWJ_GM401_Top.actionにアクセスして[特許出願番号] を選択し、番号:2015-509109 を入力し16. 2018/02/20 :拒絶査定 をクリックすると読めます。

両Nature論文に掲載された実験データを取得した一連の研究活動と同一の研究活動に基づく本願明細書記載の実験データは、本願明細書に記載されたとおりの手法により得られたものであるか否かが不明であり、その信憑性について疑義があるというほかない。
ES細胞だったという実験と同一なんだから結果に信憑性がないという意味ですな。 Hitoshi Niwa, et al.,Scientific Report,2016年6月
に記載された実験データは、本願明細書に記載された実施例と同じ方法及び条件によって得られたものとはいえず、当初明細書に記載されていた事項であったとすることはできない。そして、参考文献1(この丹羽氏の論文)に記載された実験データは、本願出願後に得られたものであることが明らかであるところ、サポート要件及び実施可能要件の判断にあたり、明細書等に記載されていなかった事項について、出願後に補充した実験結果を参酌することはできない。
というわけで丹羽氏の論文は根拠にならないから残念ですねという意味ですな。 teabreakt2さんはSTAP細胞について、もはや多能性は証明されていないことを認めているのにもかかわらず「小保方氏が言うところのSTAP現象」(2018/2/18(日) 午後 10:38[ tea*r*akt2 ])なんて言葉を作って「STAP」という単語に固執して頑張っていますけど、またこの拒絶査定についてごちゃごちゃ言うんでしょうな。諦めが悪いというか、これしか生きがいないからですかね。 >m殿 この記事についてコメントがあったら、そして罵詈雑言でなければそのまま掲載しますよ。