ループアンテナの1次コイルの巻き数は;
空芯コイルの簡易設計計算とLC同調回路計算から計算できる。今回は直径200 mmの幅(L)が約 5 mm 、巻き数を22回としたので、約 300 μH と計算できる。
一方、実験結果から60 pF のコンデンサで1 MHz (TBSは954 kHz)に同調したとするとインダクタンスは420 μHとなる。計算上コンデンサには浮遊容量も含んだ値なので、60 pFのコンデンサを使ったがこれが70 pF だったとすると360 μH だ。
というわけで、1次コイルはだいたい350 μH 前後なんだろ。
後から計算して何になるということだ。
本来なら、インダクタンスを求めるのは、ポリバリコンが260 pFで浮遊容量を 10 pF として合計270 pF、NHK第1が594 Hz なので、0.5 MHz まで同調させるとするとコイルのインダクタンスを求めると375 μHとなる。ポリバリコンの羽が重ならないとき(右いっぱいに回したとき)0 pFになるので浮遊容量だけの 10 pF となり、このとき茨城放送の土浦が1458 kHz なので 2 MHz まで同調できるとして630 μHとなる。375 μH〜630 μH とは幅が広すぎる。目安として400 μH として、直径 200 mm、コイルの幅を5 mm として巻き数を求めると26回となる。この後は、共振周波数をモニタしつつ、cut & try で巻き数を決めるんだろうな。
ループアンテナ
管理者はTBSラジオをよく聞いているのだ。聞き流しなのだが、背景音になんか流れていないと落ち着かない。クラッシック音楽は趣味じゃないし、かといって騒がしいのはいやだ。なにか、それなりに意味がある音がいいわけだ。時々、聞いて、時計代わりにするのだ。
こっちの大学に常時いるときは、建物が鉄筋なのでラジカセではうまく電波をとらえることができないので、カーラジオを手に入れて、ループアンテナを建物の外に強引にぶら下げていた。現在では撤去してしまった。
週1回こっちの大学にくるわけだが、ラジオがない。ラジカセがころがっていたのでこれを使うことにしたが、ラジカセを室内においては電波が届かずだめなのだ。
そこで、再度ループアンテナを作ることにした。今度は本格的に1次コイルにバリコンをつけて同調させ2次コイルをラジカセまで引っ張ってくるのだ。
ラジカセにはアンテナ入力がないから、開いてバーアンテナにワイヤを数回巻き、両端をラジカセの外に出した。コネクタをつけてである。このワイヤーにループアンテナの2次側を接続する。
ループアンテナは2次コイルとして1.6 mmのエナメル線があったのでこれを骨格をかねて2回、直径20 cmの鍋を使って巻いた。1次コイルはプリント基板の配線の使っているジュフロン線AGW#30があったのでこれを同じく20 cmの鍋に22回巻いて作った。とりあえず、1次コイルと2次コイルはホットメルト系の接着剤で止めてある。ビニールテープで巻いてもいいのだが、ビニールテープは後々接着剤が出てきて汚くなる。
さて、同調させるには1次コイルにバリコンをつけなければいけない。バリコンがない。というわけで固定にしてしまった。TBSの945 kHzあたりにあればいいわけだ。60pF のコンデンサだとだいたい同調できた。2次コイルがopen だと2000 kHzくらい、200 pFだと500kHz くらいだ。ポリバリコンは260 pF のようなので、だいたいいいだろう。もちろん22回という巻き数は200 pF 〜0 pFの時の同調というか共振周波数を測定して決めたのだ。発信器の出力をまた別の20回くらい巻いたループに与え、このループにループアンテナを重ねて2次コイルに出現する電圧をモニターし、発信周波数を周波数カウンタで測定したわけだ。オシロスコープで出力波形の大きさをモニタして発信周波数を変えるとあるところで振幅が最大になる。ここが共振周波数だ。
で、2次コイルをラジカセのバーアンテナに巻いた線に接続した。文化放送はすばらしい。TBSはだめだ。これは同調はできるが、何故かTBSの電波が弱いからだ。2次コイルのコンデンサを200pF にするとNHK第1、第2は問題ない。2次コイルのコンデンサを除くとニッポン放送やラジオ茨城もよく聞こえる。つまりポリバリコンが手に入ったら固定の固定の60pFのコンデンサと置き換えればいいことになる。
ブースターが必要になった。トランジスタでいい加減な設計で作った。これでなんとかTBSが聞こえる。ノイズが多いがアンテナの向きを調節することでなんとかなった。アンテナには指向性があるがTBSの送信局に方向に合わせないで、少しずらし、なおかつループの作る面が垂直であるべきなのを斜めに傾けるとノイズが最小になった。
50倍とあるが、これは発信器を直接接続したときの値で、ループアンテナの出力インピーダンスとマッチしていないので15 dBくらいではないだろうか。
とりあえず9Vの電池で動かしているが、ラジカセのほうから電源をとるようにしないといけない。これもちと面倒だな。
というわけで、休日の1日は終わったのだ。まだ、仮の姿でミノムシクリップで接続しているという不安定な状況だ。しかし、来週からはTBSラジオが聞ける。
ラジコをつかったこともあるが、大学の基幹部のネットが不調でときどき落ちるのでうまくない。接続が切れると、再度接続しないと途切れたままなのだ。
ネットのトラブル
ネットが不調というのは先日書いた。DHCPサーバに過負荷がかかるときがあると、どうやらルータのRTX3000が処理しきれなくなりハングアップする。Apresiaというスイッチでセグメント分けを行っているのでDHCPサーバはこのスイッチとルータの組み合わせで行っているのだ。ApresiaにDHCPサーバの機能があるのだが、このスイッチは合計2048ヶしか配布できない。セグメントが35もあるので1セグメントあたり50ヶくらいしか配布できない。したがってRTX3000のほうで配分することにしたのだ。ところが、停電の後のように、ユーザが一斉にアクセスするとRTX3000は過負荷になって落ちてしまう。こうなると固定ip addressの機器もだめになってしまう。
そこで、RTX3000はip addressの配布を行わず、スイッチのApresiaが配布するように設定を変えた。このほうが被害が少ない。被害を被るのは研究室でルータを導入していないところだ。
予想通り、特定の研究室でip address が取得できなくなったPCがでてきた。新しい建物内の研究室だ。この新しい建物ができるとき、入居予定の研究室のボスにはルータを導入しろと何回も言った。しかし導入していなかったわけだ。2つの研究室だ。導入した研究室は問題ない。なんてことだ。
古いルータが1台転がっていたので、設定して貸してあげた。もう1台どっかで見つけないといけない。今日は研究室に人がいなかったけど、あと2つくらいの研究室が該当するだろう。大学院学生のためにPCをそろえるのはいいが、その根元にも金をかけろよな。ちゃんと言っておいたのに、わからなければ設定してあげると言ったのに。どうしようもないな。
しかし、こうやって面倒を見るから、なかなかやめさせてくれないのだ。こっちの大学にpart time とはいえポジションがあるのは好都合なのだが。あっちの大学の一部のコチコチ頭が自由にやらせてくれないからな。
WordPress ページの並べ変え
WordPress の固定ページの並べ変えは、デフォルトのウイジェットを使っている限り簡単だが。他から導入したThemeのときは使えないことがある。プラグインを見つけた。
pagemash というプラグインだ。階層にしたページの順番も簡単に変更できる。
新しいブログサイトを作ると、あちこち気になっていろいろ手を加えることになるが、しばらくするとアップデートもしなくなっちゃう。だめな管理者の典型だ。
WordPress 本文中のblockquote
なんかblockquate が以前やった方法ではうまくいかないので、変更した。Theme を変えたからかだろう。blockquote とは複数行にわたる引用を、色付き背景内に書き込むとき使う。入力時にHTMLモードにすると「b-quote」がメニューにでてくる。挿入部にカーソルを置き、このボタンをクリックすると、メニューのボタンが「/-bquote」に変わって閉じることをわすれないようにしてくれている。
HTLMで編集してVisualで確認すると、色付きの枠が出現しない。プレビューでページを見ながら確認する必要がある。
quoteした部分の背景、枠などのパラメータはtheme のStyles シート(style.css)のcontent 部分にあるblockquote 部分を書き換える。枠内に入れられる文字数は限りがあるので適当にマニュアルで改行する必要がある。
現在の設定は以下だ。
blockquote{
margin: 20px;
padding: 5px;
color: #000000;/*文字色*/
background: #E0FFFF;/*背景色*/
border: 1px solid #AFEEEE;/*線*/
border-left: 3px solid #00FFFF;/*左枠線*/
}
b-quote を灰色背景の四角内に収めるにはstyle.cssの最後に以下を追加する。
blockquote { color: #2b2b2b; font-size: 100%; font-style: italic; font-weight: 300; line-height: 1.5; margin-bottom: 0px; position:relative; padding:10px 10px 0px 10px;; border:1px dotted #333; background:#f5f5f5; margin-bottom:20px; }
アーカイブが混んできた
アーカイブが年月毎に並んでいて長くなり過ぎた。短くまとめることにする。
monthchunksというのをダウンロードして解凍してプラグインフォルダに突っ込んでactivateする。
Theme のsidebarを編集する。
<h2>アーカイブ</h2>
<ul>
<?php monthchunks(“ascending”, “numeric”); ?>
</ul>
</li>
とする
“descending”で若い方が上に古いのが下に、”ascending”で逆に古いもの順に、
“numeric”で月が数字で表示される。”alpha”で月の頭文字J,F,M,A,…D となる。
ネットが不調
月曜日、停電が原因でip address がうまく配布できなくなったというのは昨日書いた。
火曜日の夜中、不調だったらしい。ユーザが少ないからip address配布が不調だとは思われない。
また本日、昼頃、ネットへの接続が不調だというユーザからのクレームがあり、固定ip addressで運用しているところでも接続が不安定だという報告があった。したがってDHCPサーバからip address が取得できず接続できないというわけではなさそうだ。
考えられる原因;
1)だれかが大量のパケットを飛ばしている。
2)停電でどっかのハブ、スイッチが故障して無駄なパケットを飛ばしている
3)ルータとその下のスイッチが不調
いずれにしろ、管理者は遠隔地にいてコントロールできる環境にない。N君がルータとスイッチを交換してみるといっている。可能性のあるものをひとつづつぶしていくしかない。
追記
ルータとスイッチを入れ替えたらとりあえず収まったとのことだ。本当にルータあるいはスイッチがおかしいのか、それとも配線のコネクションが悪かったのかはわからない。
負荷が少ないとトラブルは再現できないんだよね。前にもあったけど。だからといって負荷が大きいところで実験できないしね。
ブログ(WordPress)の閲覧制限
ブログをあっちの大学の学生のために建てたのだ。複数の教員が国家試験問題や同等レベルの問題を作成し携帯にメールで送りつけ、その正解と解説をwebページに公開するのだ。しかしFTPができる教員だけではないのでブログのようなブラウザから入力できるページでないとだめなのだ。
誰にでも見せるわけにはいかない。他の医療系大学/専門学校学生に利用してもらうためのページではないからな。
ブログを見るためには共通のID、パスワードが必要で、投稿は個々の教員のID、パスワードがなければならない。質問やコメントする学生は名前とメールアドレスを記入する必要がある。閲覧のために共通のID、パスワードにするのは、対象学生が180名もいるからだ。個々の学生にID、パスワードを設定するわけにはいかない。管理しきれないからだ。
閲覧制限には悪銭苦闘した。
ブログのユーザだけが閲覧できるようにするのは難しくない。プラグインがいくつかある。WordPress Plugins/JSeriesだ。「Wordpress」「認証」とかで検索するといくつも出てくる。まとめてあるページもある。これを使って学生は共通のID、パスワードでというわけにはいかない。これらのプラグインでログインすると、ブログ登録者の一人としてログインすることになるので、個々の学生ユーザを区別できない。
ブログのdirectoryに.htaccess を設置するのがまず思いついたことだ。できるようなことを書いてあるページがあるので信用したのだが、実用にならない。ちゃんと認証するのだが、ページが開くのに時間がかかりすぎる。Wordpressが.htaccessを独自に使うことがあるのでまずいようだ。何故か管理者でログインすると、問題はあまりないのだが、他のユーザ名でログインすると遅くて使い物にならない。これに気が付くまでに時間がかかった。ブログを納めてある上のdirectoryを.htaccessで制限してもだめだ。
あちこちさがしてようやくプラグインを見つけた。Basic Authentication Setting だ。
プラグインフォルダに入れ、activate すると「一般設定」の下にBASIC認証のパスワードの欄が出現し、ここにID:password とコロンで区切って入力すればいいだけだ。このIDやパスワードが知られてもあまり問題ないだろう。あっちの大学の関係者だけのつもりだが、どっかに学生から漏れても、掲載内容に多分問題がないからだ。著作権に引っかかる図が掲載される場合がありうる。これだけが問題だ。作成した問題の著作権はこちらにあるし、国家試験問題をコピーし転載することの著作権行使は、ユーザ限定、教育目的、引用も明らかにするということで多分ないだろう。
ネットが落ちた
昨日(11日日曜日午後9時過ぎ)に雷が落ちた。当然、管理者は自宅にいたわけでアルコールもそこそこ入っていたわけで、上の階でなんかやっているんかな、うるさいな と思ってねてしまったわけだ。翌朝、こっちの大学に出勤して気がついたのだが、大学では雷のため停電(1分以内)があったらしい。
このサーバはUPSのおかげでなんともなかった。医学ネットの基幹であるルータとスイッチが何故かわからないが動作がおかしくなったようで、電源が回復してももとに戻らなかったようだ。
管理者のパソコンはmikeと同じネットワーク上にあるので、そして、mikeのネットも大学の基幹ネットは問題なかったし、サーバは学情にあってこれも問題ないし、出勤してきても、医学のネットワークが落ちているのに気がつかなかった。9時すぎて基盤室の職員がつながらないといってきた。
症状がip addressが取得できないということなので、ルータとスイッチを再起動した。それでもだめだ。一部いいらしいがほとんどがだめである。というわけで、外部管理業者に連絡して対応してもらうことにした。それが昨年のサーバ移行の大きなメリットだからな。で、原因をさぐると、 ip address の要求が多すぎてルータがオバーフローしてしまうようだ。昨晩の停電回復時にリセットすれば、要求が少なかった、朝になってユーザがパソコンをたちあげても、時間がばらばらなので要求が多すぎることはない。しかし、今回は、時間がたって、多くのユーザがip address を取得できないので、どんどん要求を繰り返すことになり、過負荷になってしまったのだろう。
各セグメントを遮断し、セグメントを1つずつ順番に時間を置いて接続していけば、なんとかなる。今回はそうしないで、いままでDHCPサーバをルータにしていたのだが、スイッチに切り替えて対応した。スイッチはアドレスを合計で2048 ヶしか配布できない。35セグメンもあるから1セグメントに50ヶしか配当できないのだ。しかし、各研究室にルータが普及してきたので、なんとかなるだろ。
明朝、出勤する前に、元に戻すことにした。要求が重ならないと思うからだ。
今後もあり得る事態なので、ユーザには固定ip addressを使うように指導することにする。ノートとかを使うユーザのためにDHCPサーバを運用していけばいいのではないかということにした。
ネットのトラブルは月曜日に生じる(判明)するのだ。雷が日曜日を選んで落ちたのが、けしからんのだ。月曜日でなかったら、今の勤務状況では管理者が動き回れないから回らなくてすむのに。
MacOS X Lion の再インストール
ネットでApple ID を使ってLionのアプデータを購入し、10.6 からアップデート/インストールするとApp Store での表示はインストール済みとなってしまって再度インストールできない。
購入済みのページで OS X Lion が「インストール済み」となっていたら、ライオンのアイコンをオプションキーを押しながらクリックすると、インストールできる画面に移動する。 インストールを実施する。時間がかかるからしばらく待つ。トイレや寝てはだめだ。インストーラが立ち上がったら、コマンド+Q でインストーラを終了させる。そのままだと再インストールが実施されてしまうからだ。我慢、我慢。
アプリケーションフォルダに「Mac OS X Lion インストール.app」があるので、右クリックして「パッケージの中身を表示」させ、「Contents」→「SharedSupport」と進む。このフォルダの中にある「InstallESD.dmg」というファイルがライオンのイメージファイルとなる。これをデスクトップにコピーペーストする。生DVDーRを挿入し、ディスクに名前を付け、ディスクユーティリティで「ディスクを作成」で、InstallESD.dmgを指定するとDVD-Rに書き込むことができる。再インストール用のメディアが完成する。