docomoはメーリングリストによる配信、つまり内容が同じメールが複数のユーザに送付された場合、リストの誰かのメアドが変更されて、そんなユーザがいないとか、そのドメインがらの受信を拒否しているとかいうのが一人でもいると、全員がメールを受理しなかったというエラーメールを返してくれる。
例えばメーリスの配信先に @docomo.ne.jp が10人いたとする。そのうちだれか一人がメアドを変更した、あるいは受信拒否していると10人のアカウントすべてからそんなユーザがいないとdocomoは返すわけだ。しかし、その該当者を除く9名にはメールが届いているのだ。これは迷惑メール排除の方法なのだ。メーリスのほうは、数回エラーメールが帰ってくると、そのメールアドレスは死んでいるとして配信停止にするわけだ。
というわけで、一人メアドを変更すると、だいたい1/3くらいが@docomo.ne.jpユーザなので、彼らには配信されないことになってしまう。その犯人探しは、メーリスではなく、メーリスで自動的に配信停止になっているメールアドレスに個別にメールを出すことで調べるのだ。大抵の場合、メアドが変更になっているので、そのようなメアドはないよとエラーが帰ってくるから犯人がわかる。
しかし、今回は違った。返事が遅くて困るのだが、何回か催促したり、友人経由でメール以外の方法で伝言が伝わった結果、全員が、メーリングリストではないメールを送付すると受け取っている。こうなると、犯人はわからない。メールアドレスを変更したのではなく、メーリスからのメールのみドメイン名とかで判断して、受信拒否にしているのだ。通常のメールはメーリスのドメインと異るドメインから送信しているからな。
ま、メーリスに流れるメールの数からいって、また1ヶ月位あとで、一斉にdocomoユーザには配信しなくなるだろう。ただし、docomoもこのような操作を毎回しているわけではないような気がする。だからもっと時間はかかるかもしれない。いずれにしろ、メアドを変更した・受信拒否した奴には届かないが、そうではない奴らには、エラーが帰ってきても届いているようなので、いいことにする。
この問題は、本年度限りだろう。来年度から、学生に配布するメアドはYahoo からG-mail に変わるからだ。Yahoo は教育機関への無料メールサービスをやめちゃうからだ。Yahooメールはスマホに転送すると、サーバからなくなっちゃう。だからパソコンで再度見るということができない。だからメーリスに大学配布のYahooメールを使えなかった。スマホのメアドをメーリスに登録したのだ。学生はスマホ優先だからな。G-mail はアプリをスマホにインストールすれば、メールをスマホでもパソコンでも読める。既に、デフォルトでインストールされている。だからメーリスへの登録は大学が配布するメールアドレスで、これはアカウント名を変更できない。