独裁政権の崩壊は

ロシアのプーチンによるウクライナ侵略がほとんどの国から批判されているわけだ。21世紀にもなって中世同様の軍隊による領地拡大が行われるとは誰もが想定していなかったわけで、プーチンがヒットラーに何故成長してしまったのかは誰もわからない。プーチンのKBG時代のソ連、東ドイツでの挫折が根にあるとか言われているけれど、誰もわからないわけで、落とし所が予想できないわけだ。プーチンのロシアのような独裁国家、あるいは自由のない国はまだまだいくらでもある。

Freedum House の世界各国の自由度という地図を見ると、

メルカトール地図なので見た目の面積と実際の広さは異なるが、それでも世界の半分位は NOT FREE な国なのがわかる。カーソルをあわせクリックするとPolitical Rights政治的権利とCivil Liberties市民の自由度が数字で表示される。総合で100/100なのは北欧三国で、日本は96、米国は83、英国は93、と評価されている。ロシアは19、中国は一桁の9 である。意外にも日本の評価が欧州の各国に比べて高く評価されている。

これまでソ連の崩壊にともなってその衛星国であった国々が自由化されたわけだが、独裁国家が民主化された・されていない例を、適当に取り上げると:

独裁政権とその崩壊原因
国名 独裁者 崩壊原因 結果
ドイツ ヒットラー 連合国との戦争 民主的な国
日本 東条英機・軍部 連合国との戦争 民主的な国
チュニジア ベン・アリー 自滅・ジャスミン革命 民主的な国
リビア カダフィ大佐 内戦・混乱 混乱中
シリア アサド
イラク フセイン 米国との戦争 半分位民主化?
ソ連 スターリン他 自滅・民主化しかし混乱 別の独裁者
ロシア プーチン
北朝鮮 金日成
中国 毛沢東他
ミャンマー ミン・アウン・フライン
ベラルーシ ルカシェンコ
ルーマニア チャウシェスク 自力・ルーマニア革命 民主的な国
ブルガリア ジフコク 自力・ 民主的な国
ハンガリー 共産党 自力 民主的な国

になる。目についたのをざっと取り上げただけだからいい加減な表である。

独裁政治が崩れる理由が外国からの圧力による例はドイツ、日本、イラク位で、国内部からの民主化運動・内戦等による場合が多い。勿論、市民運動には欧米からの援助があったことは考えられるがそれだけでは独裁政権はひっくり返らないだろう。

ロシアのウクライナ侵略を止める、プーチンを退陣させるのは、国外からの力、つまり第三次世界大戦、は米国が動かないだろうから無理で、なんとかロシア国内で民主化されないとだめだろう。しかし、ロシアでは民主化(ペレストロイカ)が行われた時(1980年代)は国内がメチャクチャになってしまったわけで、その記憶がまだ残っていて、この国内混乱を終止させたのがプーチンであると評価されているのなら、民主化の道は遠いだろう。

ということが正しい解釈なら、ロシアがウクライナから撤退するのは、ウクライナに傀儡政権ができた時(撤退したとはいいがたいが表面的には)か、アフガンのときのソ連と同様に春季泥濘でプーチンの戦車が動けなくなり、ゲリラに悩まされて諦めるのを待つしかないのでしょうかね。しかし、ソ連のアフガン撤退はゴルバチョフの時ですから、プーチンは同じように撤退しないでしょうね。

時間稼ぎをして、経済制裁でロシアの経済が崩壊し、市民運動が発生するという楽観的な観測が当たると、ロシア国民は辛いけど、ウクライナ国民に比べればなんてことはないわけで、これしか期待できないのでしょうかね。

プーチンの周囲はこれだけ独裁が続いたから、よいしょする人間しかいないだろう。学とみ子の場合はよいしょするのがOoboeなのだが、よいしょも不完全で学とみ子の説には従わないようだ。

日本からは、直接の軍事的援助はできないからなんらかの経済的な形でウクライナを応援するしかないですね。当方の知るある大学が知名度を上げたがっているので、ウクライナからの留学生を無条件で入学させるというようなことを言えばいいかもしれないが、現状ではスケールが小さい大学なんで無理ですね。

河津桜です

「独裁政権の崩壊は」への84件のフィードバック

  1.  プーチンがワナにかかりやすくなってきている感じ。
     以前の慎重さが失われている。
     西側は選択肢を増やせるように動いているのに対し、彼の選択肢は少なくなってきている。

  2. 学とみ子がまたPBSのNews Hour の記事を転載してなにか言っている。前の記事でもそうだったのだが、学とみ子はこれらの記事を読んで、例えば今回の記事では「いつもにこやかにしていたペンス氏も、内心はトランプ氏がいやだったことがわかる」あるいは「ちゃめちゃだったトランプ政権を、世界に対してしかるべき政権のメンツを保つ事に尽力した側近政治家たちはいたことがわかります。」と主張するわけだ。しかし、その転載したPBSのNews記事のどこに、「ペンスは内心トランプがいやだった」「トランプ政権のメンツを保つ政治家がいた」ことがわかるのかの記載がないわけだ。PBSの記事のどの部分を読むとそのようなことがわかるのかが書いてないのだ。記事を書いた方の考えではなく、学とみ子の考えなのですからその根拠を学とみ子は示すべきですが、それがないので、誰も学とみ子の発言を支持しないわけですね。

    このPBSの記事のどの文が「内心いやだ」「メンツを保った政治家がいた」に該当するのでしょ。現在、ペンス元副大統領がトランプを批判しているというのはこの記事にありますが「内心」ということはどこを読めばいいのでしょうかね?どの文がトランプが大統領のとき本心に反してトランプ政権のメンツを保つ行動をしたと読めるのでしょ?当方は英語に弱いもんで、お願いだから具体的に示してくださいな。

    このように、学とみ子は自分の考えの根拠を示すことなしに、その”想い”を発言するので、の考えは妄想あるいは白昼夢と言われ、支持する方が一人も出てこないわけです。

  3. プーチンの非論理的なウクライナ侵略を誰も理解できないので、プーチンを病気にさせたいようです。
    パーキンソン病ではないか、パラノイアだとか、ピック病という説があったりします。要するに非常識な言動・行動は病気でないと理解できないわけですね。

    学とみ子も、ビョーキと言われないように、根拠のある論理的な発言をするように努力しないとまずいですよ。

  4.  プーチン個人というよりも、プーチンの周囲を含めた意思決定のしくみが、もはや客観的には論理的でなくなってきていると見るべきではなかろうか?
     周囲の者が保身のために捻じ曲げた情報をプーチンに報告するようになれば、プーチン個人の思想や健康状態に関係なく、論理的な決断がなされる可能性が小さくなる。
     事態に影響力がほとんどない学とみ子の発言なんかどうでもよい。かかわるだけ時間の無駄であろう。

  5. 科学誌印刷業者さん

    「学とみ子の発言にかかわるだけ時間の無駄」
    はい、当然ですね。暇つぶしなんですけど、止まらないのです。

  6.  RUSI論文の続報です。
     情報流通・意思決定過程における構造的閉塞状態を示唆するものですが、短期的には地上戦における伝統芸(砲撃による面制圧)の無差別使用をも示唆している所が憂鬱です。
     もう少し長いスパンで見れば、開戦期の帝国陸海軍をみる思いがします。

  7. 科学誌印刷業者さん

    「周囲の者が保身のために捻じ曲げた情報をプーチンに報告」
    想定と異なった結果の情報を、正しく受け取れれば、その仮説、予定、見込みと異なった理由を考えるわけですが、情報が為政者の都合の良い物に限られる、忖度される、捏造されると、STAP事件もそうでしたが、いずれ、トップがひっくり返っちゃうことになるのでしょうね。

    ロシアも北朝鮮もトップの周りが、トップと異なる意見を持っていれば、そしてその意見を具申できればいいのですが、トップの在任が長期間になると、意見の異なるものは淘汰されちゃうのでしょうね。トランプの場合はその側近がどんどん反論を述べて出ていっちゃったわけで、それが公開されるから、ロシア等よりましで、トランプの落選につながったのでしょうね。

  8. 澪標さん

    昔、ミグ戦闘機が函館に亡命目的で来た時、機器は真空管だったと言われましたが、国産自家用車がほぼ全滅という国ですから、ロシア製が優れているのはコピーだけが簡単で優れているというAK47くらいか。
    3種類の戦闘機の同時訓練ができてないとか、ご紹介の記事にありますが、ロシアの軍隊とはそんなもんなんですかね。冬将軍と人海戦術だけが取り柄なんですかね。

  9.  ため息さん
     チェチェン・グルジアでかなり苦労した経験を踏まえて近代化していますので、一線級部隊の装備は恐らく世界一流です。しかしながらほぼ韓国・オーストラリア・カナダ規模のGDPですので、二線級以下の部隊の装備・予備装備・補給能力・訓練等を犠牲にした上での一張羅だと思います。
     クリミヤ併合は軍事的ピクニックでしたし、シリアでの戦いは、お家芸の絨毯砲撃とほぼ無条件で成立した航空優勢下での爆撃による一方的なものでした。
     まったく条件が異なる戦いになるとは、当事者だけではなく、西側の軍事専門家の大半にとっても予想外だったと思います。
     それでも、なりふり構わず後は野となれ山となれ*なら、純軍事的な勝利・占領は可能な所が難儀です。
     *これをやると、ロシヤ軍の大規模通常戦継続能力は枯渇し、核による抑止に頼るしかありません。

  10. sigh さん。

    みみたぶの件をご教示ありがとうございました。

    姪は咳と怠さが続いているようです。このまま自主隔離期間が明けてしまいそうで不安です。

    姪の話ては切り離して…ですが。
    アカゲザル…だったと思いますが…感染させ発症をみてPCR陰性を確認後に、脳を調べるとウイルスが残っている…というウワサを親戚筋から聞きました。

    いやな話ですが…いかにもありそうな。

    ウイルスの潜在・帯状疱疹類似の現象があったとしても不思議ではないだけに、早く後遺症の治療方針が確定できればよいのにと願っています。

  11.  核による抑止?
     そんなもので本当に抑止できると思いますか?
     一人も生き残らない状態を本当に実現できると思いますか?
     おどしの道具として使えるだけであって、地上戦闘力が少しでも残れば結局役に立たない。
     核戦争が人類の終末という言説は単に「大量のヒトが犠牲になるのはいやだ」という意味に過ぎず、実際には発生したとしても一定の人類は生き残るだろう。
     いずれにしても大ロシア帝国の復活ってシナリオにはなりますまい。

  12. 学とみ子はため息さんは、「お願いだから」 なんて書いているが、これにほだされて、学とみ子が何かを書いたら、ため息さんは、またまた、バカ呼ばわりの大コールだろう。 と当方の要求を拒否しました。

    奇妙なことに、学とみ子が書いたPBSのニュースからの転載のある記事「https://katura1.blog.fc2.com/blog-entry-1763.html」を学とみ子は消してしまったのです。ですから当方のお願いコメントが何をお願いしているのかわからなくなっちゃったわけです。学とみ子はPBSのニュースを読んで「いつもにこやかにしていたペンス氏も、内心はトランプ氏がいやだったことがわかる」とか「めちゃめちゃだったトランプ政権を、世界に対してしかるべき政権のメンツを保つ事に尽力した側近政治家たちはいたことがわかります。」と書いたのですが、そのようなことはこのPBSのニュースにはないと当方は理解したので、学とみ子にそのような意味の書いてある文章はどれでしょと質問・お願いしたわけです。

    ひどいもんですね。当方の指摘した記事を消して、そんなのはなかったとして、当方が何を指摘したのかがわからないようにしてから、根拠なく侮辱するわけです。反論できないとこういう素晴らしいことを平気でするわけですね。とても素晴らしい女医さんですな。

    追記
    あらら、このコメントを書き終わってみたらhttps://katura1.blog.fc2.com/blog-entry-1763.htmlは回復してました。どういうことでしょね???

  13. 学とみ子はため息さんは、「お願いだから」 なんて書いているが、これにほだされて、学とみ子が何かを書いたら、ため息さんは、またまた、バカ呼ばわりの大コールだろう。 と当方の要求を拒否しました。

    「ため息さんは、相手の文章に、いちいち言葉を補わないと、理解できない人であるらしい。」 ← いえいえ、そんなことはありません。学とみ子の文章に限ってです。これまだ何人の方が「意味不明」と言って、学とみ子のコメント欄から去っていったでしょうか?皆さん、学とみ子の文章の意味がわからないのですね。これを当方が「学生の文章がひどい」ことと同じだと批判しているわけです。学とみ子の文章や学生のレポート文章について「「(学とみ子や)学生が何を言いたのか?何か勘違いしていないか?あるいは、何をごまかそうとしているのか?」を考慮するから読むのが苦しいのです。スムーズに読める文章ならば苦労しないのです。

    「しかし、日本語文章についても、ため息さんは学とみ子の言い分を理解し、そこをふまえた具体的反論はできない人である。」 ← 学とみ子の言い分を理解し、これを踏まえて具体的に反論しているのです。例えばday 7の問題です。学とみ子は酸浴して7日間の培養後、小保方氏は若山氏に細胞塊を手渡した。このあと何日か培養を続けその後キメラやSTAP幹細胞作製した。この7日間(say 7)以降の若山氏の手元にあるときにES細胞が事故で混入したという説なわけです。ちがいますか?当方はこの説に対し、撤回された論文にはday 7の細胞が使われたと記載されており、7日間以降も培養された細胞がキメラ作製等に使われたという記述がない、検証実験でも7日間以降も培養された細胞を使ったという記載があない等と学とみ子説を否定したわけです。どうでしょ?学とみ子の主張を理解し、具体的に反論しています。これに対して学とみ子はthereforeを理解できないというところに現在あり、学とみ子は当方の意見に納得できない段階にあります。出身高校の英語の先生に聞いてみたらという提案を学とみ子が実施していない段階です。

    「(ため息さんは)具体的反論はできない人である。」と学とみ子が言うのは、当方から具体的な根拠を示せと常に言われていることをオーム返しに言っているわけです。例えば、今回のPence元副大統領の発言記事でも、具体的に反論できないので、このようなタイトルの記事にするわけです。そりゃ英語論文の著者がThereforeの意味がわからなかったら、バカ呼ばわりされてもしょうがないでしょうね。

    「無視されると、(学とみ子は)わかっていない!答えられない!という主張にもっていく。」 ← そりゃそうでしょ。根拠を示せというのに、示せないわけですからね。示せないから無視するわけでしょ。TCR再構成を利用した分化した細胞が初期化されたことを証明する方法は、T細胞の性質から不可能であるという主張を学とみ子がするから、アイデアを提供した西川氏やこの方法を否定していない免疫の専門家を学とみ子は免疫を知らない学者だと批判していることになるけどいいの?という質問は無視し続けるわけですから、「答えられない」としか解釈できないですね。

    さて、今回もPBSの記事の転載です。
    「プーチン側近は表面的には閣下として持ち上げているけど、意識的にこうしたプーチンの問題点を世界に拡散している側近がいる可能性がある。」とはどんな根拠があるのでしょうかね?プーチンの側近がプーチンの問題点を広めているというニュース源はどこにあるのでしょ?

  14. 科学誌印刷業者さん
     ”それでも、なりふり構わず後は野となれ山となれ*なら、純軍事的な勝利・占領は可能な所が難儀です。
     *これをやると、ロシヤ軍の大規模通常戦継続能力は枯渇し、核による抑止に頼るしかありません。”

     上記の表現が舌足らずだったのでしょうが、”核による抑止”が有効であるとは考えておりません。これしか頼るものがなくなると述べております。
     ロシアのリソースが枯渇すればするほど、核使用(最初は低出力戦術核)の可能性が高まると考えています。例え今回はブラフに終わったとしても、今回の”紛争”の結果如何にかかわりなく、ロシアは詰んでおり*、何れかの時点で、核使用を余儀なくされるのではないかと危惧しています。
     MADの階梯が最終段階にエスカレートするかどうか、そしてその結果が同様な世界を生み出すかについては、未知としか申し上げれません。

     *forgeryである可能性が極めて高いものですが、ロシアの現状の要約としてはとてもよく出来たものと考えますですので、ご紹介しておきます。
     

  15. 学とみ子曰く:もちろん、ペルドン氏黒塗りコメントでわかるように、ため息さんは批判は受け入れない。

    当方の批判を掲載しないというのは言いがかりです。ペル丼のコメントは、例えば「トイレに行く度にパンティを挙げているか確認する必要がある。尤も最初から穿いていないとすれば、確認は不必要になる。」というような下着フェチの発言で、学とみ子ブログでは適切でしょうけれど当方のブログではご遠慮願っています。このペル丼の発言が当方を批判しているとは思えません。

    一時、記事が見えなくなった言い訳に「長い英文の後の日本語となりました。そこで、誤解を避け、分かりやすくするために、再度、書き直して、新たな記事立てとしました。」と弁解していますが、言い訳にもなってません。結果として消さないで次の記事を書いているわけですから、見えなくする理由がわかりませんな。

  16. 澪標さん

    「ロシアは詰んでおり、何れかの時点で、核使用を余儀なくされるのではないか」
    んが、杞憂に終わってほしいものです。

    バイデンがウクライナには兵を送らないなどと言わないで、手の内を隠して対応したら、ロシアは安心して侵略できなかったのでは…ブラフでも抑制できるのに。一方、プーチンは侵略という手を使ってしまったので、核しか脅しの方法がなくなってしまい、侵略に失敗するから澪標さんの仰るようになっちゃうのでしょうかね。いつまで、ロシア経済が耐えていられるのでしょうかね。北朝鮮とは異なり情報遮断を今頃になって行っているわけで、米国・欧州からの情報は伝わるでしょうからね。

  17. 澪標さん、
     何のために頼るのでしょう?
     核兵器に頼ったところでプーチン体制は保持できないし、大ロシア帝国も復活しない。
     みちずれ自殺のために頼る、ってことしか残っていないのでは?
     とすれば、東欧にいるプーチン家族を生存させるためにロシア国内で核爆発を起こす、っていうのがもっともありがちなシナリオではないですか?

  18. 科学誌印刷業者さん
     多分すこしずれた答と思いますが、”Staatsrason (Raison d’Etat)”の為と考えております。平たく言えば”大祖国”。それもヘーゲリアン的意味での世界史的使命の具現化である理性の顕現としての”大祖国”。東亜の盟主・無敵皇軍の類でしかありませんが、厄介極まりない所も同断。そしてその運命もほぼパラレルと想定しています。

     これではあまりにもお筆先ですので、私なりにもうすこし踏み込んだ説明を書いてみる事にしますが、かなり紙幅と時間を要しますので私のBlogの方で書くことにします。

     とりあえずご参考に、2冊ほどピックアップします。
    ①近代史における国家理性の理念 I /Ⅱ(中公クラシックス)
     抄訳ですが、お勧めです。但しStaatsrason (Raison d’Etat)を国家理性と訳したのは致命的と言える誤訳です。
     国家存立の理念/妄念/理屈/etc.。まあ理性なんてそんなものと言ってしまえば身も蓋もありませんが。

    ②家族・私有財産・国家の起源
     ロシア的マルクス主義のカテキスムに沿った教育環境で育ったヘーゲリアンの自己=祖国回復の為のテキストとして読み直すと、とても面白いものがあります。(同じ著者の反デューリング論も同じ視点で読み直す価値があると思います。)

  19. 学とみ子曰く:ため息さんは、自らの頭の中で、中高生でも理解する文章に直していかないと日本語理解が難しい人のようだ。はい、学とみ子の書いた文章についてだけです。なにせ学とみ子自身が言葉を省略する文章に慣れない読者には、このブログの内容理解は難しいだろう。魚拓)と宣言されていることなので、その省略された単語を埋めないと、理解できないわけです。なにせ妄想ですからね。で省略されたと思われる言葉を埋めると、違うと言って怒るのですが、どう違うのかを教えていただけることはないわけです。「意味不明」と複数の方が学とみ子の発言を評価したのですが、学とみ子はなんとも思わないわけですね。

  20. … 最近、テレビのニュース番組を視聴することができません。 NHKの朝ドラを見たらそれで御仕舞いです。…… 東北の大震災以来です。 …… 辛いです。ネットもみれません。

    《朕は国家なり》

    こんな風に自己規定する独裁者は国家が抱えるトラウマを自己のトラウマと感じ、いかなる手段をもってしてもプライドを回復したいと願うものなのでしょうか。

    人類は駄目だな。

    広大な宇宙に飛翔することはかないますまい。

    このまま地球に縛り付けられて滅亡するのでしょうね。

    民主主義を支える本能が無いんだ…このDNAには組み込まれてないんだ。

    ばかばっか

  21.  かつてロシア帝国は怪僧ラスプーチンが暗躍して瓦解しました。今回のウクライナ侵攻はロシアの終わりの始まりかもしれません。奇しくもお名前も似てますし・・・・。

  22. 久々にコメントします。
    悲しいかな、「悪魔の辞書」の中のピアスの言葉が、悲しいことですが、ずしりと重みと真実性を伴い感じられます。
    「平和 戦争と戦争の間の騙し合いの期間」

  23. surgさん

    お久しぶり。
    誰がラスプーチンに相当するのかわかりませんが、プーチンの側近についてはBBCのニュース記事を読むとわかりますね。

  24. プーチンは核のボタンを押す?

    BBCのニュース(英語版日本語版)では、もちろん結論をだしていないが、プーチンはまさかそんなことはするまいという観測を裏切って実行してきたことを書いている。
    クリミアを併合、ドンバスで戦争を始める、ウクライナの全面侵攻すべて予想を裏切ったというわけで、核のボタンのあるキーフォルダーを指でくるくる回しているのが現状だというわけですね。

    プーチン曰く:「Why do we need a world without Russia in it?」だそうで、やばいことになっていますね。自暴自棄になったら大変ですな。側近はどうやら押し止めることができそうにないですね。

    経済的に余力がないような現状で、大方の予想はロシアは経済的に行き詰まるとしています。その現実が見えてきたらプーチンはどうするでしょう?

    大西洋のどっかに一発発射する、それともウクライナに小さい戦術核を打ち込み、本気に核を使うぞと脅すでしょうか?

    小保方氏がそんなことをするはずがないなんてのは小さい、小さいことになってしまいました。

  25.  プライドがあるのなら、中国の仲介による停戦も、中国通貨による経済維持も受け入れられないだろう。中国に頭が上がらない状態でのロシアの存続をプーチンが受け入れられるとは思わない。
     核兵器については、条件反射的に「使わせないように!」と考えるよりも「使うのなら、何を目的にして、何を口実にして、どう使うのか」という視点で考えないと「抑止力」の幻想に取りつかれてしまいますよ。
     保有すれば、相手に使う口実を与えてしまう、ということです。
     50年前、中ソは互いに核兵器を保有していたが、国境紛争から全面衝突に至るのを回避できたのは、結局他国との同盟だった。核兵器を使っても一定の地上戦力が残ってしまうことがわかっていたからだ。
     何が本当の抑止力になるのか冷静に考えないと。

  26. 科学誌印刷業者さん

    「国境紛争から全面衝突に至るのを回避できたのは、結局他国との同盟だった。」 ← 中ソ国境紛争の解決は例えばWiKiの説明をみても、どこかの同盟国がからんだとは思えないのですがどうでしょうか?
    ソ連の崩壊にともなって、ロシア側がかなりの部分について折れて紛争は終止したと記憶していますがどうなんでしょうね。

    プーチンが核を「使うのなら、何を目的にして、何を口実にして、どう使うのか」は想像できません。使う利点などあるのでしょうか?核を使ってウクライナを武力で支配し傀儡政権を樹立できたとしても、ウクライナ国民は納得できず、紛争は延々と続くかと思います。チェチェン紛争のときは、地域が狭い(1.7万平方キロ)、人口(140万人)も少ないのでロシア(プーチンが最終的に)が強行に制圧できたわけですが、ウクライナ(60万平方キロ、日本の1.6倍、4400万人)はそのようにはならないのではないでしょうか。

    このままだと、いずれキエフは軍事的に制圧されるかと思いますが、それでもロシアは目的であるウクライナの支配はできそうにないと思っています。

    プーチンは通常戦力で武力侵略したわけで、これに失敗したら、どういう方法で終了させるつもになんでしょうね?アフガンでも核を持っているの失敗したわけですし、今回も短期的にウクライナを支配下に置いたとしても、ウクライナ国民は承諾しないし、長期的に軍隊をウクライナに駐留するだけの体力があるのでしょうか?国力が衰退してアフガンの二の舞になりそうと思っていますが、プーチンは違うから侵略したののでしょう。とすると、核を使う利点などないと、当方が思ってもプーチンは違う考え、早く制圧するために使う、だと思うわけで、プーチンは追い込まれると核を、まず戦術核を使う可能性は高いのではないでしょうか?

    ロシアが衰退したら北方領土の回復のチャンスですね。平和的に回復できる可能性がでてきます。それまで日本は経済力を保たないとだめですけど。もっともソ連崩壊のときにできなかったからだめかな?

  27. 3日前のBBCニュース日本語版記事でウクライナでの戦争の結末は 5つのシナリオというのがある。5つのシナリオとは、ざっとまとめると:
    1)短期決戦:キエフが陥落し傀儡政権ができて従属国家になる。これは正統政府ではありえないのでウクライナ国内は不安定になる。
    2)長期戦:ロシアにとって泥沼の戦いになり、支配できずアフガンの10年の再現になる。
    3)欧州戦争:NATO加盟国にロシアがウクライナを支援したとして侵略する。プーチンならありえないわけではない。
    4)外交的解決:プーチンの対面を保った出口を作れるか?ウクライナは破滅的破壊を嫌い東の一部をロシアに捧げる、ウクライナの独立を認める。
    5)プーチン失脚:ロシア兵の死亡、経済制裁でロシアの軍部、政界、経済界から相当数の幹部やエリート層が、プーチン氏と対立し、クーデターとなる
    である。

    側近がイエスマンばかりでプーチンの異常行動を止められないというような観測が出るくらい、プーチンの行動を読めないわけだ。ウクライナ侵略はプーチン自身の首を締めることと多くの方々が思っていても、プーチンの価値観が違うので予測できないわけだ。小保方氏が検証実験に参加する神経がわからないのと同じなのだ。

    1)はキエフが陥落するのは時間の問題で、ゼレンスキー大統領が亡命したら傀儡政権を承認するのはロシアと一部の国だけになり、ロシアへの経済制裁は続き、2)に移行し、ウクライナはもとよりロシア国内でもテロが続き、アフガン介入でソ連崩壊が始まった例があるように、何年か経過してプーチン失脚になるということになるでしょう。プーチンとしてはゼレンスキー大統領を捕獲しないといけない。3)は仮にNATO軍がウクライナ国内だけでロシアと戦い、ロシアには侵攻しないと宣言して介入しても、ロシアはロシア国内に侵攻しないということは信じることができないので、例えばポーランドの基地に核ミサイルを打ち込み、その結果、NATOの規約にそった自動的に米国を含めた全面戦争、第3次世界大戦になってしまう。だからロシアが先にNATO加盟国に手をださないと、欧州戦争にはならない。が、ロシアがNATO加盟国にイチャモンをつける事はありうるので、なっちゃうかもしれない。5)のプーチン失脚は、まだロシア国内ではソ連崩壊から回復させた英雄がプーチンで、第1次世界大戦からドイツを立ち直したのがヒットラーだったのと同様人気があるので、ヒットラーを潰したのは連合軍だったのと同様、NATOがプーチンを潰すしかないのではいか。とすると4)に期待するわけだが、介在するのがトルコではそんなに強力な仲介者になれそうにないし、中国は様子見で自国にいかにして有利になるようにするかしか考えていないので、仲介にならない。中国が失敗して習近平の面目がつぶれちゃうと習近平の国内の地位が危うくなるので、慎重にならざるを得ない。

    プーチンはウクライナの中立・非武装化とNATOに加盟しない、東の一部州のロシア属国化を要求しているわけだ。だからゼレンスキー大統領はこれ以上国民の犠牲を強いられないとして敗北を認め、NATOに加盟しない、中立、東の一部の独立を認めるとかくらいで妥協するが、裏で米国欧州日本に経済制裁は続けて頂戴と話をつけておく。ナチの侵略を認めたチェンバレンのようにならないようにしてなんとかロシア軍に撤退してもらうわけだ。十年経過後、ロシアの経済がどうしようもなくなり、ロシアとの紛争状態もなくなってから、EUに加盟して、約束をひるがえしてNATOに加盟しちゃうのだ。ロシアなんてこれまで条約を反故にしてきたのだから文句を言う筋合いではない。紛争状態にあるとNATOに加盟できないからね。ウクライナはともかく経済的に大きな国になってからロシアと戦うのだ。十年我慢するのだ。十年後まだプーチンがいるかどうかわからない。ロシアが弱体化すると日本は北方領土を取り戻せる。

    なんて、当方が考えてもどうなるかわからない。

  28.  中ソの国境確定(2004)はソ連の解体によりますが、両国が全面戦争に踏み切れなくなったのは米中の接近(1970頃からと言われている)によるものと考えています。
     ゼレンスキー大統領が降伏する条件は、降伏したほうが国民の被害が少ないと確信できる場合のみなので、チェチェン虐殺の惨状を知っているウクライナが降伏する可能性は限りなく低い。
     西側としては、経済制裁などでロシアが国内の統治に集中せざるを得ない状況を作って、ベラルーシでの政変を演出するっていうのがもっともリアリティのあるアプローチであり、非情ではあるがそれまでウクライナでは持久ないしゲリラ戦で時間を稼ぐってことになろうかと。
     北欧やバルト3国のロシア離れはベラルーシ政変への布石だろう。ベラルーシ北西国境が脅かされればベラルーシ国内はガタガタになっていくだろう。
     本当のねらいは決してリークされて報道されることはないでしょう。

  29. 永年の対立を乗り越えてモスクワ総主教庁とコンスタンチノープル総主教庁とが協働し、ウクライナ国内に二派ある同名の「ウクライナ正教会」と連名で、侵攻への非難声明を出すこと、ロシア正教会の信徒であるロシア兵は今すぐ武器を捨ててロシアに帰還するか、もしくはウクライナに投降することを要請する…

    絵に描いた餅だけど…… まともなキリスト教徒ならばしなけりゃあいけないんです、本来。

    正教会のおよび腰を批判しておきます。

    歴史的にも、かつてナチスの乱暴に対してきちんと対決しなかった(どちらかというとむしろ賛意さえ)バチカンの例があるけれど。

    ほんと、キリスト教組織の上層部ってのは、役にたたん! 信徒たちは造反すべきだわっ。

  30. ハンニバル・フォーチュンさんの書き込みをみて、「右の頬を打たれたら・・・」を思い出しました。
    聖書の言葉をキリスト教会に都合の良いように解釈をして、民衆をしたがわせようとしたということのようです。(真意はそう単純ではないそうです。)
    でも、その解釈で教会が戦争に向かえば、どちらが勝っても教会に被害は及ぶことはないですね。ズルい。

  31. > 山の住人さん、
     昔、同期の社員が新人歓迎会で新入女子社員に抱きついて先輩から往復ビンタされたことがある。小生は上司から
     「そいつをどっかにつれていけ」
    と命じられ、ひっくり返っている同期を公園にひきずっていったら、そこに自転車の二人組の宣教師がきた。
     「ドウナサレマシタ?」
     「いや単なる酔っ払いですから。」
     「おう、ちょっと聞いてくれよ」
     「ハイ?」
     「先輩にしばかれたんだよ。」
     「オ気ノ毒ニ。デモ主ハ『右の頬を打たれたならば左の頬を差し出しなさい』ト言ワレマシタ。」
     「俺はいきなり往復ビンタされたんだよ!この上どないせえっちゅうねん!」
     教会ですら救えないもの(この場合はセクハラ)もあるのです。

  32.  塩川伸明さんのウクライナ戦争をめぐってをご紹介します。
     ある意味ではご本人の謙遜通りAD-HOCな試論ですし、個々の論点やポーランド・バルト三国に絡む歴史的視点については異論もあります。しかしながら私の知る限り、ソ連崩壊時点からの中期的パースペクティブに立った今回の”戦争”についての要約としては、現時点では最良のものと考えます。
     

  33.  もう一点ご紹介します。
     浜由樹子さんのプーチンはなぜウクライナの「非ナチ化」を強硬に主張するのか? その「歴史的な理由」
     紹介された個々の事柄も“興味深い物”ですが、それ以上に私にとって興味深いのは、”記述対象・記載内容・著者のパースペクティブ”に意識的/無意識裏に少しずれながら現れる”ソ連/ロシア”の二重写し。
     再放送された「NHKスペシャル 街道をゆく 第1シリーズ 第6回 本郷界隈」に映しだされた”製作者・司馬遼太郎・夏目漱石”から揺らぎながら重なり現れる”西欧/近代”の二重写しとほぼ同型と見受けられます。

  34. 澪標さん

    興味ある文書と記事ありがとうございます。
    塩川伸明氏の文書は、何処かの「言葉を省略する文章に慣れない読者には、このブログの内容理解は難しいだろう。」と豪語すする方とは異なり、専門家なのに素人にもわかりやすい、読みやすい文章で、それだけでも信頼に値する文書ですね。

    ソ連ーロシアーウクライナの歴史がまとめられていて今回の侵略の理由を考えるのに参考になります。

    2つ目の浜 由樹子氏の記事を読むと何故プーチンがナチと叫んで侵略してきたのかがわかります。「ソ連/ロシア”の二重写し」ですがプーチン自体がロシアをソ連並に力のある国に戻したいという意識で、それを解説しているので、仕方ないのかもしれません。

  35. Jake Sullivan, the White House national security adviser, suggested that Nato would engage in direct conflict with Russia if Moscow “accidentally” hit Nato territory in Poland.
    (https://uk.news.yahoo.com/us-warns-vladimir-putin-takes-203237364.html)
     NATOは最小の被害で勝てる見通しを立てた、ってことか。プーチンは核ボタンを押せない、押しても将軍たちがプーチンを射殺する(対外的には自殺したことにする)ってシナリオができあがった、と見る。

  36. 皆さま お久しぶりでございます。
    学さんの無残な壊れっぷりに、哀れを通り越して(学さんには)無関心になっておりました。
    つまりこちらへ伺うのも久々となってしまいました。
    チラッと見てこのスレのように、学さん以外の記事や美味しそうなお料理=興味を惹かれます=があると拝見。

    ウクライナについて皆さまの歴史とからめ語っていただける事、澪標さんから大変に参考になる文章を教えて頂けた事、ありがとうございます。

    ウクライナへのロシアの侵攻は「(理性を持っている筈の)人間なのだからまさかそこまではしない筈」との見通しが全て願望に過ぎなかった事が、日々事実起こった事として映像で流されています。
    幾度もその願望が裏切られてきていながらも信じたいものを信じるのですね。
    ”国境を接する”国々に生きる者は、自らの命をいかに贖うか「個としての人と国という集団としての動き」との関係性。常に問いつつ日々生活しているのかと改めて感じています。
    日本でも3.11で同様の動きがあったことが思い浮かびました。
    戦争と自然災害、自分個人では如何ともしがたいものに接した時に人はどのように自分の時間の流れの中で動くのか、考えざるを得ません。

    ニュースに接し、文章を検索し読み漁りつつ、まとまりの無いまま心が揺れています。
    ある日は「さらば恋人よ」の曲が一日中頭の中で流れていたりします。(おお!生きてきた時代の背景がわかりますね)

  37. 科学誌印刷業者さん

    お見立てですと、ロシアではクーデターですね。
    首謀者は誰になるのでしょうね。すでにプーチンは備えているという記事もあります。こういうニュースはどこまで正しいかわかりませんな。

    国営放送(正確には国営ではないようだが実質的に国営です)で背景にいたディレクターが反戦プラカードを掲げたというTwitterニュース)がある。勇気があるディレクターだ。当然処分されているだろうね。

  38.  今のところ、クーデターはない(機が熟していない)と見ています。
     引き続きプーチンの選択肢を狭め、西側の選択肢を増やす作業を粛々と進めている段階でしょう。
     ポーランド人の民間での士気がいささか上がりすぎている気がする。過去の歴史からすれば気持ちはわかるけど、ちょっと落ち着いていただかないと、全体の作戦に支障が出そう。

  39.  ウクライナ軍の戦略(米英から教育された戦略)は「徹底的に輜重(輸送部隊)を攻撃する」のようだ。
     この推測は、そのシーンだけが報道されていない反面、燃料切れでしばしば立ち往生しているロシア軍の状況、ウクライナ軍幹部が5月中にロシア軍の物資が尽きると豪語している状況から帰結される。

  40. 日本の野党筆頭の代表だそうな。
    最初にゼレンスキー大統領のオンライン演説の打診があった時、現政権官房長官、政権与党自民党の反応が「前例がない」「国会にはスクリーンが無い」と実現に不透明とありました。
    「コロナ危機でも感染者数の報告にFAX使用の日本だったし」と情けなさと呆れ返りとで黙殺だったのですが。

    ところが上には上がいるものですね。。。
    筆頭野党の代表の発言を下記に引用。
    一方的に侵略を受け、何百万人もが国外避難をせざるを得ず、病院を爆撃し出産中の妊婦がお腹の子ども共々死に至る状況にある国の大統領の演説打診をなんと何だと思うのか。
    憤りしか感じませんでした。
    ウクライナの現状が、戦闘状態にあり緊急の非常時であると判断できないほど頭がないのか、考えていないのか、見ていないのか。。。
    ロシアへの配慮なのか???(そう世界で受け取られても仕方がない)

    日本にはまともな政治はないのかと暗澹たる思いです。
    情けない。

    2022/3/16 14:38 産経新聞より
    https://www.sankei.com/article/20220316-MZIDNUVBWBLUPGB4PIY6L5QBXI/
    *************************
    立憲民主党の泉健太代表は16日、ロシアによる侵攻を受けているウクライナのゼレンスキー大統領による日本の国会でのオンライン演説について「他国指導者の国会演説は影響が大きいだけに、オンライン技術論で論ずるのは危険」とツイッターに投稿した。

    泉氏は「私は日本の国民と国益を守りたい。だから国会演説の前に『首脳会談・共同声明』が絶対条件だ」と主張。「演説内容もあくまで両国合意の範囲にすべき。それが当然だ」とした。

  41. 上のコメントは感情的になったあまりに修正が不完全となってしまいました。
    失礼いたしました。
    でももっと怒りまくったコメントを致します。

    人道上悲惨な状態にある状態を認識できない人間が政治をするんじゃない!
    政治姿勢が右も左も関係ない、政治とはそもそも全ての人間がより良い生活をできるようにする為にある!

  42. 立憲の泉でしょ?
    ふだつきのワルだと私は思ってます。
    あんなんが代表になって心底がっかりしました。

  43. ハンニバル・フォーチュンさん

    ね、これを見た時に怒りが湧き上がりました、ひさびさに。
    コロナ以来、諦めが先にきていたのですけど。
    政治家としても人としてもどうしようもないですね。
    たった一つのTweetでここまで底が割れるような人なのですね、この方。

  44. はなさん、ハンニバル・フォーチュンさん
     今回のような事象の際には、地金が出るものです。橋下さん、鈴木宗男さん、泉さん。歴史的教養の欠落、買弁、夜郎自大。それぞれに!(^^)!
     さてこのツイートの後半部分「私は日本の国民と国益を守りたい。だから国会演説の前に『首脳会談・共同声明』が絶対条件だ。演説内容もあくまで両国合意の範囲にすべき。それが当然だ。」
     ①論理命題としては支離滅裂
     ②政治的な言明としてみると、日本国に独自で国益を設定しうる権能・能力あると考える能天気
     ③プロセス論的には事前に首脳会談を行う、と言う無理ゲー。
     まあ現代の奇観!(^^)!。どんなに屑でも自民党が勝つわけだと、妙に納得させられました。orz

  45.  ゼレンスキー大統領にとって、日本の議会で演説するメリットは?
     むしろ安倍がマリオのかっこうで地下シェルターの子供たちの慰問に行ったほうがありがたがられるのでは?
     あるいは病院の人質の身代わりになる!って現地に乗り込むとか?アントニオ猪木が昔イラクに乗り込んだように。

  46. ありそうにない話ですが、本日、髪を切りにいった先でお兄さんと話し合いました。

    「ロシア語を自由に話せる、ドイツの前首相、メルケルさんが 、キエフに入ると戦況が変わるに違いない。」とお兄さんが。
    私は、
    「マクロンを太刀持ちにつけよう。」
    と言いました。

    この会話のとき、二人とも、顔をグシャグシャにしていました。(泣きそうという意味で)

    そのぐらいせっぱつまっている、何か手はないのか、狂人ラジプーチンが胆を冷やすようなことは何かできないのか、キエフが落ちるか、ロシア経済がデフォルトするか、どちらが先かということです。

    そういう論点でした。

    世界がロシアを押さえにかかる、そのことをラジプーチンが知ること、長期的には負けることをラジプーチンが【今すぐ】知ること、ほんと、何か手はないだろうか、ということです。

    ※既に東欧三国の高官が、陥落を防ぐために、キエフ入りしています。なんたる勇気! と思いました。

    NATOとは直接関係のない日本の誰かが現地入りすることは有効かもしれません。

    だけど安倍ちゃんは断るだろうなあ。

  47. 澪標さん、科学誌印刷業者さんお二方の機知に富んだ言い回し、私にはできないです。
    件のTwitterについている返信コメントを見ていると「そのとおり」的な内容もかなり多く、暗澹たる思いをしていましたので思わずニヤリ。

    ハンニバル・フォーチュンさん
    東独3国首脳が鉄道を使ってのキーウ訪問に同じ感想を持ちました。
    「飛行禁止区域の制定」が危ないのでできないのなら、世界の首脳達がカワリバンコに陸路、空路、海路を使い美しいスラブ民族の古都キーウ訪問をするのはいかがかと。

  48. はなさん、ハンニバル・フォーチュンさん、澪標さん、科学誌印刷業者さん

    外国首脳が国会で演説するという前例はいくらでもあります。演説内容に制限を付けたなどという話は聞いたことがありません。前例がないというのは大嘘です。設備がないのなら作ればいい。あるいは設備のあるところで議会として開催すればいいだけの話です。

    米国ではゼレンスキー大統領がオンラインで演説をしています。英国でも。

    国民民主党の玉木雄一郎代表は実施すべきだと言っています。

    澪標さんがおっしゃるように、立憲民主党泉代表の発言は「論理命題としては支離滅裂」ですね。はなさんのお怒りはごもっともです。立憲民主党なのに右翼あるいは親ロシアの左翼?みたいですな。なんと泉代表は超党派でつくるウクライナ議連の副会長を務めているらしいです。言行不一致というか支離滅裂な方のようで。

    立憲民主党の馬淵国会対策委員長は実施すべきだという意見のようです。立憲民主党はどないなってるの?

    国会での外国首脳の演説を許可する権限は衆議院あるいは参議院議長にあるのでしょ?ちがうのかな?国会議員が意見を言うのは問題ないけど、国会は議論の場なんだから、議員以外の方の意見を聞くのは当然で、首脳会談が前提とはどういう論理なんでしょうね。

    ゼレンスキー大統領としては、西側の支援が必要だから、米国、欧州にさらに日本でも支援を求める演説を行いたいでしょうね。それなりに得るものがあるかと。すでに40億円くらいの寄付がウクライナ大使館に集まってているようですが、これっぽっちでは再建には足りないし、物心両面の援助が欲しいでしょうね。

  49. 昨晩の地震、皆様のところはどうでした?ニュースの被害情報からみると、多分ご無事だったと勝手に解釈しています。

    11年前に東日本大震災の地震を経験したときと比べると、当地では、それなりに大きかったですが、当地では日頃震度3〜4の地震が毎月のようにあるので、幸い驚いただけで終わりました。2回あったから激しく揺れるのが長かったですね。

    東北新幹線は橋脚が壊れたところがあるようで、当分だめですね。東京ー盛岡が3時間弱というのがなくなると、しんどいです。仙台位までなら車でいいですが、さらに北に行く用事が発生しないことを願っています。

    停電は、火力発電所の運転が地震で自動的にシャットダウンし、需給のバランスが崩れたので送電を自動的に止めたということのようです。受給のバランスが崩れると電源周波数が低下するということなんですが、どうして電源周波数が低下するのでしょ?負荷が大きくなると発電機の回転数が落ちるから??ド素人ですからね。

  50.  相対的な話ですよ。近隣の西側諸国の議会で演説するのと、日本の議会で演説するのと、どちらがウクライナにとって意義があるのか、って話。日本の議会での演説なんて優先度が低くなってあたりまえでしょうよ。
     立憲はウクライナへの貢献を取るか、憲法改変を阻止するか、で割れているだけだ。
     憲法9条は国連憲章のコピペなので、憲法改変議論は結局「国連優先方針」を取るか「西側同盟優先方針」ないし「自主防衛」を取るか、ってこと。
     国連・西側(自由主義側)・自主防衛の3択あるいはそれらの組み合わせです。
     ウクライナが選択したのは、自主防衛を基本としつつ、日本国憲法前文の「世界各国の正義を信頼して」「自国の存立を依存した」に近い。
     軽々しく2者択一みたいなレトリックにはまってしまわないように。ウクライナのように本当に国の存立にかかわる事態に直面したとき、そんな2者択一の議論なんて何の役にも立たない。

  51. 筆頭野党の代表が、あれこれと言い訳をしてますがますます泥沼にはまっていってます。
    相手側の置かれた状況しかも誰にでも明確な状況を考慮し判断する事すらできない人間に、果たしてもし我が国が緊急非常事態になった時に適切な判断を下せるのか?
    (あ、彼は判断をする立場になることは最初から無いと考えているから無問題なのかも)

    しかし完全に日本の政治家は諸外国から軽んじられるでしょうね。そしてそんな議員を選んだ国民も。

  52. はなさん

    このことね。

    誰が読んでもこれは反対していると解釈できるのに、国会対策委員長が実施するといったら党首は反対できないのですかね?

  53. 泉氏は「個人の見解を述べた。しかし大事な事だから事前調整は必要だ」と今日のTVニュースで強弁しています。
    他国の大統領の演説には調整が必要だけど、党内での意見の調整は必要ないのでしょうね、泉氏の見解では。

  54. はなさん
     政治家/政治屋として必要となる、”「自己の言動と自己の行動」が他者からみてどのように捉えられうるかを想像した上で、次の一手(言動/行動)を実行に移す能力”が決定的に欠落していることが、一手毎に露呈していますが、所詮ゾンビー化して久しい55年体制補完機構のfigure-head。
     大過無い所が更に悲惨(傍目には滑稽)かと。

  55. ちょっとだけお口直しにこれを。
    皆さま「さらば恋人」に無反応、ということは世代の違い?と思わずググりました。
    その過程で「ステキ♪」なドラマの映像を見つけため息交じりに視聴。幾度も幾度も^^

    Netflix のドラマ ペーパー・ハウス
    映像に絡み合う音楽が最高です。
    声も姿も魅力的な二人の男性が歌う「Bella Ciao=さらば恋人」
    https://www.youtube.com/watch?v=j7koMge9s3E

    ※ Netflix を視聴する環境に無いのが残念。払うか???

  56. 侵略戦争:収束するのにかかる期間

    フィンランド
     1939年11月、スターリンのソ連がフィンランドを侵略した。1940年3月、実質的にフィンランドが降伏し領土の一部がソ連領になり、そのままロシアが引き継いでいる。2年。フィンランドから割愛された領土は現在まで戻ってない。
    バルト三国
     1939年ソ連に支配され、1991年に独立した。52年。
    満州
     1932年、日本が傀儡政権を立ち上げた。国連で総スカンを食らって日本は脱会し1945年の敗戦まで続いた。13年。
    ベトナム
     戦争は1955年に始まり、米国が撤退したのは1975年である。20年。
    アフガン
     ソ連 1979年にソ連が軍事介入、1989年にソ連は撤退。10年。
     米国 2001年軍を派遣し、タリバン政権を排除、2021年米国は撤退。20年
    チェチェン
     ロシア 1994年から1996年の2年と1999年から2009年の10年。ロシアの完勝。

    こうやってみるとソ連=ロシアは覇権主義そのものですね。世界中から批判されても日本の満州のように侵略を続けた例もあるわけで、ロシアが世界中から批判されているからすぐに収束するわけではないですね。ウクライナではこれらの前例とはちがって短期間でロシア軍が撤退して収束してほしいわけですが、そのためにはどうしたらいいのでしょ?ロシア国民のプーチン支持率を下げないとだめですな。

  57. ため息さん
     爆発的な内部崩壊(Implosion)による国家体制の瓦解の方が可能性が高いと考えています。
     その一方で、1917年2月に前線の崩壊と食糧危機によるImplosion(2月革命)を経験しているだけに、戦況が膠着(韓国とほぼ同規模のGDPですので時間はロシアの敵です)すればするほど、瓦解の可能性に過敏に反応したWMD使用の可能性が高くなっていきます。高橋杉雄さんが危惧しているのもその辺りと存じます。

  58. 澪標さん

    内部崩壊が生じれば、戦争は中止となるでしょうけれど、おっしゃるように、それまでの間に発生するかもしれない化学兵器や戦術核(WMD)の使用が問題ですね。

    米国が日本の石油輸入を含めた経済制裁を加えたことにより、日本は経済が崩壊する前に東南アジアに進出することになりました。結局、内部崩壊は起こらず十数年も続いたわけです。ロシアの国民のプーチン支持率はまだ十分高いようです。当時の日本国民も政府のプロパガンダに騙されていましたね。ロシアもまだ同等かと。TVで見たプーチンの演説会場は満タンでしたね。

    ロシアに経済制裁が加えられている現在、ロシアの取る道は戦争拡大しかないのでは。しかし戦況が思わしくないから、おっしゃるように化学兵器、戦術核を使う、あるいは核ミサイルを脅しのために大西洋に打ち込み、脅しを本格化するのではないでしょうか。

    もしそのようなことになったら、米国は対抗するでしょうか?チェンバレンのような弱腰になる?ズデーテンがナチのものになったようにウクライナはロシアのものになっちゃう?同様の小さな核攻撃をする?ミサイル原潜はすでにバルト海等に配置済?バイデンはNATO軍を派兵しないと言ったからロシアが侵攻した可能性があり、これを反省していたら同等の反撃をする可能性が高いですね、米国内の世論がどうなるかわかりませんが。

    キエフの全面攻略作戦が実行されるのでしょうか?いまはその準備・待機なのでしょうか?ロシア側の兵站が追いつかない、攻撃されているというのは希望的観測の可能性がありますね。もし全面攻撃がなされないとしたら、ロシアはもいっぱいいっぱいなので、WMDを使い脅しを書けてくるでしょう。プーチンに他の手があるでしょうか?西部への極超音速ミサイル攻撃はその一歩なのかも。

  59. ご参考に:
     エリツィン時代の外務大臣だったアンドレイ・コズイレフへのインタビューです。

    ため息さん。
     OSINT(Open Source Intelligence)関係のサイトを見る限り、全面攻勢をかけられるのは後1回がやっと。それも補給次第*と言った所。
     ロシアがクリミアードンバス回廊を確保した時点で、消耗戦に入りつつ自然休戦と言うのが相場ですが、ウクライナがNationになってしまいましたし、皇帝陛下は決定的勝利の夢を捨てていませので、キーウ攻防戦となるか、どちらかの戦線でのウクライナ反撃戦になるのか分かりませんが、後一度は大規模会戦が生じる可能性が高いと考えています。
     その過程、とりわけロシアが攻勢限界に達した際にはWMD使用が危惧されます。

     *兵器用IC、トラック部品・タイヤと言った用品の品質・備蓄、再補給が最大のボトルネック。正面装備一辺倒の体質で、この辺り第二次大戦末期の帝国陸海軍を彷彿させるものがあります。

  60. 澪標さん

    Financial Times は有料で読めない。やっぱりロシアはWMDを使うのでしょうかね。

  61. ため息さん
     私が見た時にはアクセスできたのですがorz。
     FT版ほど面白くはありませんがこちらで別バージョンが読めます

     WMD:基本ブラフと考えていますが、負けがこんだばくち打ちの行動ほど予測不能なものは無いと思います。弱敵相手に楽勝と思っていたのに、3半荘連続で箱をかぶった状態です。今度こそ大勝とレートを上げて更にドツボに嵌ると・・・あまり考えたくありません。
     

  62. 偽旗作戦(false flag operation)だそうで、ロシアはウクライナに化学兵器研究施設があるとかウクライナは化学兵器を準備していると宣伝し始めました。ロシアは着々と準備しているようです。まずいですね。

  63. ご参考
     どちらかと言えば民主党より(と言うよりはエスタブリッシュメントより)のシンクタンクであるCNASの研究員であるMICHAEL KOFMAN氏の現況分析です。
     この分析の枠組み内で折り合いがつけば良いのですが…双方とも継戦能力(特に経済力)に疑問がありますので、ギリギリのチキンゲームになりそうです。

  64. 澪標さん

    チキンゲームでどっちが先にハンドルを切る・ブレーキを踏むかといったら、現状ではウクライナでしょうね。被害が大きすぎます。
    プーチンもウクライナに勝てると思っているから絶対に折れないでしょう。

    このままだと兵站が追いつかないようで、ロシアはジリ貧です。ロシアへの経済制裁は効果が出るのに時間がかかって、この数週間では変化がなさそうです。この時間を利用して、さらに有利な立場に置きたいから、置かねばならないから、超音速ミサイルを使ったし、化学兵器、生物兵器を使って無差別攻撃を行う可能性が高いです。シリアでの化学兵器使用をロシアは黙認したのをみると化学兵器にアレルギーはないからね。

    またロシアには、キエフ総攻撃にあと1回だけの体力があるといわれています。これをウクライナがこらえたら、ロシアはWMDを使うしか道はないのでは?

    3半荘連続で箱をかぶったロシアが必死になってブラフを含めて手を広げるたとき、これを見透かして挑戦的になると、西欧の援助を受けたウクライナが勝つ可能性がありますが、そのときロシアはブラフであるべき核を使うことになる可能性が高いですね。自分の非を認めることができない非政治家(医師)がいますがこの方の影響力は無いからどうでもいいですけど、プーチンにはまだ権力がありますからね。

  65. ため息先生

    最初のコメントでは「自分の非を認めることができない人が」でしたので、真剣に悩んでいました。各国の政治家を思い浮かべながら。
    補足修正してくださっていたので「なあんだ、考えて損したわ」
    私的にはもうあの方はいないものでしたから思い浮かばなくとも致し方無し。

  66.  ん~、西側はせっせと選択肢を増やす。意見が多様なので、並行して沢山の可能性を追求できている。
     プーチン側はイエスマンしか周辺にいないので、多様な意見が生れず、プーチンがいやがる方向の戦略は検討されない。
     またイエスマン達は、基本的に自己愛で動いているから、プーチンに従っても自分の安全が確保できないなら、自己の危険につながるような命令(例えば報復されるのが確実な核攻撃)には従わない。
     このまま、少しずつ追い込んでいけばよろしいでしょう。
     イエスマンではなく、純粋に大ロシアをめざす者が要注意なので、そういう将軍達の居場所を特定し狙撃する。ロシアの将官5名の戦死はそのようなアプローチの結果だと観察している。

  67. セイヤ曰く:「仇討ち」が抑止力となって、高い道徳心が生まれた。そんなことはないですな。仇討ちが許されたのは武士階級だけの話でなおかつ所属する藩内のみの話です。藩の外に逃げられたら基本的には単なる傷害・殺人事件です。一般庶民には関係がないので道徳の規範にもならないわけですな。

    学とみ子曰く:女性からすると、戦争は早くやめて!、なんで領土がそんなに欲しいの?もうあきらめた方が良い!人命の方が大事!と思うのです。これしか考えません。そんなことを言う女性は学とみ子を含めた少数派でしょ。ウクライナ副首相は女性ですが、マリウポリの降伏「選択肢にない」と宣言しています。男だから女だからと性を理由に根拠のない発言は控えたほうがよろしいかと。学とみ子は女性なのに女性蔑視と言われているのがわかっているのでしょ?それとも女性は女性蔑視をしない、学とみ子は女性だ、だから学とみ子は女性蔑視ではないとでも言うのでしょうかね。

  68. 学とみ子曰く:歴史も政治も男性が支配しているわけだから、そこにからむ女性の役割を考えます。戦争をする権利というのは政治家が独占的に持つという現実がよくわかりますね。
    政治家 = 男性 = 好戦的 と男が戦争を開始するとでもいいたいようだ。「戦争をする権利」:初めて聞きました。権利なんでしょうかね。「政治家が独占的に持つという現実」意味不明ですね。そもそも権利などあるのでしょうか?

    戦争を起こした・受けて立った女性政治家は複数います。
    マーガレット・サッチャー フォークランド戦争
    インディラ・ガンジー 第三次印パ戦争
    ゴルダ・メイア 第四次中東戦争
    男性のほうが好戦的というのは認めますが、女性だから戦争をしないというわけではありませんな。単純に考えないほうがよろしいかと。

  69. Bloomberg 3/22 ウクライナ より一部を転載します。
    ギリシャの外相がマリウポリへの人道支援物資の輸送に同行する意向、輸送を妨げないようにとウクライナ、ロシアに要請との内容です。
    素晴らしいです。

    https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-03-23/R96DCXT0AFB401?utm_source=yjp&utm_medium=bd&utm_campaign=yjp

    ギリシャ外相、マリウポリ支援で現地同行を計画

      ギリシャのデンディアス外相は22日、ロシア軍に包囲されたマリウポリに向けた人道支援物資の輸送を妨げないよう、ウクライナとロシアに要請した。同外相は赤十字国際委員会の総裁と連係し、輸送に同行する意向だと明らかにした。

      ギリシャ政府の優先課題はマリウポリのギリシャ人社会と民間人の保護だとも語った。

  70. はなさん

    実現できるでしょうか?なによりロシアが同意するのだろうか。できたら素晴らしいけど。

    ロシアはマリウポリを消滅させ、ロシア人を移植して住民投票でロシアの一部にするのが目的だろうから、ウクライナ住民が残るようなことはまずいから、同意しない可能性が高いのでは?

  71. ため息先生

    ギリシャ外相の発言は、ロシアの許可を得ようとしたのではなく、物資輸送に同行する計画を発表し”妨げないようにと要請”したのですよね。

    赤十字国際委員会の総裁と連係した第3国=ギリシャ=の外相が同行する人道支援物資輸送の車列にロシアが攻撃したらどうなるかはプーチン忖度(プーチン絶対?)のロシア軍部でも理解しないほど先が見えない訳はない。

    しかもギリシャ外相は「ギリシャ政府の優先課題はマリウポリのギリシャ人社会と民間人の保護」とも言及。
    よく練られた発言だと感服しています。

    原文が読めないので翻訳された文章でしか語れないのがもどかしいです。

  72. ゼレンスキー大統領の演説を拝聴し。

    同時通訳でもあり(通訳者は事前の告知では駐日ウクライナ大使館と)日本語として伝わりにくかったのですが概略はわかりました。

    具体的に「福島原発事故」「東日本大震災の津波被害」をあげないながら下敷きとし、日本人にはすぐに理解できる演説でした。
    特にロシアの爆撃を津波のようなと形容したのは、住民にとって如何ともしがたい恐怖脅威であると事を表現するに秀逸でした。
    終わった時に思わずテレビの前で拍手をしていた自分がおりました。

    もう少ししたらより整理された日本語の字幕が出るかと期待しています。

  73.  ん~、日本人の心に響くように練られた原稿ではあるが、肝心の「日本に何をされたら一番ロシアは困るか」という要求が欠けている。やはりあまり日本には期待していなかったようだ。日本固有のできることとしては、ただ「アジアでのウクライナシンパの筆頭であってほしい」ということしか求めておらず、制裁強化の要請は他国へのものと同じだった。
     ウラジオストック沖合の公海上に自衛艦を遊弋させるだけでも一定の牽制効果が得られるのに。逆に津軽海峡を通過されて牽制されてしまっている。役立たずだわ。

  74. 現状の戦闘への直接的支援に対しては日本に期待していない(できない?)というのは感じました。

    とはいえ、だからこそ “戦後の復興” に言及し、日本からの精神的経済的協力に持って行ったのは「このロシアとの戦争に勝ち国を守り復興する」と改めて日本や世界に向けて決意を表明する演説となったのでは。
    大統領をはじめ見事なチームだと改めて感じ入りました。

    情けない日本の政治家達も「おお、お金か。難しい問題に触れない経済支援なら出せるぞ!出すぞーーー」と言えるでしょうし。

  75. イマジンもいいのですけれど。

    「HAPPY XMAS (WAR IS OVER)」John Lennon
    ( https://j-lyric.net/artist/a0516dd/l019e81.html )

    And what have you done?
    War is over!
    If you want it
    War is over! Now!

    ちょっと前に HAPPY XMAS (WAR IS OVER) を YOUTUBE で探して。
    いくつもあったけど、ひとつだけサムネイルの雰囲気が違うのがあって。

    視聴して泣いてしまいました。

    戦争。武器。泣いているこども。
    そんな映像。

    And what have you done?
    War is over!
    If you want it
    War is over! Now!

    だが、プーチンは人として壊れているので、こうした曲には何も感銘を受けないのです。

    ……

    なぜ人はお偉いさんの従順な奴隷になれるのか。
    なぜ殺し合う戦地にたてるのか。

    私にはサッパリわからない。

    ……

    私には昔誓ったことがあります。

    徴兵されたら両手の親指を落とすと。

    だが、それだけではヌルイのですね、狂気の大王のもとでは。

    満点の答えはありません。

  76.  チャップリンの映画「独裁者」の再生回数がすごい勢いで伸びている。エンディングの演説はゆっくり話されているので、高校レベルの会話力でも聞き取れると思う。

  77. さて、キーウ近郊ではロシアは停滞しているが、攻勢をかけることができるのだろうか、それとも現状維持のままなのだろうか?・東側ではマウリポリはロシアが陥落させたが、オデッサまでは侵攻できないようだ。

    ロシアはこれ以上地上戦を継続できそうにないので、優位を保つためにロシア国内からのミサイル攻撃を続けることになるだろう。しかし、それもすぐに種がつきるのでは。

    西欧側の経済制裁の効果はまだまだ出ないし、日本を含めた西欧側でも痛みが伴う。ロシアと西欧どちらが我慢できるかになりそうだ。

    プーチンは、現状維持では満足できるはずがなく、どのような行動にでるのか、予想はあるが、誰も、プーチン自身もかも、わからない。

    ロシア国内の反プーチン運動は、少なくともすぐには期待できない。そもそもそのような運動でプーチンが倒れるとは思えない。クーデターがあり得るのか?

    ロシアの撤退と経済制裁の中止という交渉があるのだろうか。あるとしてもあと2,3ヶ月はこのまま?

    日本は、ウクライナを応援するが、経済制裁に伴う物価高を我慢するしか手はないのか?

  78. 科学誌印刷業者さん


    Charlie Chaplin – Adenoid Hynkel Speech – The Great Dictator (1940)から
    動画は
    https://www.youtube.com/watch?v=kikgwQkrDQ4
    翻訳は
    https://logmi.jp/business/articles/8250
    ですね。

    演説最後のフレーズ:
    Soldiers! In the name of democracy, let us all unite!
    兵士たちよ!民主主義の名において、我々は団結しよう!

    >学とみ子
    この場合のdemocracyはuncountableで民主主義です。民主主義国家の名のもとに という意味なら、この場合 democraciesでしょうね。
    上記の日本語訳は民主国家としていますが上の動画のNHK?の翻訳フリップのほうがいいかと思います。

    ヒットラーはこの映画見たのでしょうか? → Wikiによると見たらしい

    プーチンはこの映画みたのでしょうか?

    知らなかったけどチャップリンとヒットラーは同年同月生まれなんですね。

  79.  ウクライナ内の戦闘に目に行きがちだけれど、インド・トルコを自由主義陣営にしっかり取り込む作業が大事ですよ。
     ロシアの政変よりもベラルーシの政変の方がやりやすい。簡単なところからアプローチするのが基本でしょう。

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