5万部ー読まれた鼻毛が5万本….ではない

初刷り5万部で10%の印税の約束で、定価(税抜き)千四百円だから700万円というのが、コンビニで立ち読みした週刊誌の記事だ。で、15?20?万部に増刷とも書いてあって現にアマゾンのベストセラーになっている。
20160204 obokata_amazon

読んでもないのに批判するなというのが擁護派のご意見なので、この図のトップにちゃんと購入したことを示しておきます。ただし、まともに読んでないのは先の記事でかきました。いやになっちゃったからですね。指摘された不正-ES細胞を混ぜたとか、本人が認めている細胞増殖曲線やメチル化についての捏造-への反論・説明がないからですな。そこを探して斜め読みしたんですけど、なにもない。ES細胞のテラトーマなんかご本人が作成したんでしょうが。渡米中に誰かが作ったて書いてある。もう、読んでもしょうがないから、友人に貸しちゃった。もう手元にない。若山氏への責任転嫁しか書いてないもんね。

これで研究者人生は終わっちゃったんだけど、その対価が少なくとも700万円、ひょとしたら4倍の2800万円、31歳で退職金2000万円以上は上出来だよな。今後、研究者として誰も雇用してくれないから、役に立ちそうにない博士論文の修正より、小説書いた方がいいという選択は結果として正解だったんだ。研究以外の場所で70歳まで働くとして、まだ40年は働けるわけで、別の仕事は理研の給与よりはるかに低いだろうけどこのままおとなしく、周囲に迷惑をかけずに生きていけばいいんじゃないの。ボランティア人生なんか優雅かもね。