レポートの評価

27年度の講義や実習の予定はほぼ終わりで、定期試験が残るだけになった。最後のレポートもようやく今日になって評価した。評価の結果はレポートの表紙に;
20160125stump
のスタンプを押すわけだ。小学校並みだな。もうこういうスタンプで評価結果を学生に知らせるのを何年もやっているわけだが、学生からは文句がこない。ブタさんは何点なの?という質問だけだ。ゾウさんは10点満点であるのは決まっているのだが、ほかのスタンプの意味する点数は実習課題ごとに異なるのだが、いちいち教えない。
中年Hはレポートの評価を減点法でやるもんで、0点なんてのが出てきちゃうのだ。学生としては一所懸命に書いたのに0点となるので、ショックだし、やる気を失うのだ。0点と評価しても、最終的な結果には下駄を履かせているのだが、返却されたレポートの表紙に0点はないだろ。小学校の算数のドリルじゃあるまいし。0点とすることに教育効果はないだろう。算数だったら答えが一つしかないから、のび太みたいに0点があり得るが、レポートでは、だれかのコピペでない限り0点はつけない方がいいだろう。学生は0点だと次どうしたらいいかわからなくなっちゃうからだ。よいところを見つけて加点してあげないと。
さらに中年Hは講義の方の評価も、授業で実施する小テストと期末試験を7対3で評価すると宣言しちゃっているようだ。小テストが採点されて返却されるので、期末試験をいっくら頑張っても100点以上とらないと合格にならないとなってしまう学生がでてくる。期末試験前に再試験決定だ。これもまずいよね。こういう学生は試験勉強するわけがない。
レポートの書き方を知らないわけで、最初から完璧なレポートを要求することはできない。グラフや表の数値に単位がない のは最初のうちは減点点数を小さく、後の方になったら大きくするとかにすべきだよな。