Yosemite でHosterを有効に

MacにHoster というアプリがある。これは、ノートで色々な環境下でネットに接続するとき、ドメイン内からドメインのサーバにアクセスするのにドメイン名ではアクセスできない場合に便利だ。
外に公開しているWebサーバなどはDMZにprivate ip addressを割り当てて設置する。サブネットの外からはサブネットのglobal ip addressへのアクセスがルータでサーバのprivate ip addressと結びつけてあるのでサーバにアクセスできるのだが、サブネット内でサーバの名前の解決をDNSに問い合わせると、global ip address が返ってくきて、この返されたアドレスはサブネット内からはルータのことなので、サブネット内ではサーバにアクセスできない。サブネット内ではprivate ip addressでしか接続できないので、hosts というファイルにprivate ip addressとドメイン名を対応させて記入しておく必要があるのだ。ただしこのhostsファイルはサブネット内だけで使うわけだ。
サブネット内とか外からとか場所の異なるところでアクセスするときは、hosts をいちいち書き換えるのはやってられないので、アプリであらかじめ設定したhostsファイルを選択するようにすればいいのだ。このようなアプリがHosterというわけだ。
管理者は複数のサブネット内からMacbookでそのサブネット内のサーバにアクセスするので使っているのだ。
ところが、Yosemiteの10.10.4 にしたら使えなくなった。その原因はhostsの権限が変わってしまったから、Hosterで変更できなくなってしまったということだ。だからターミナルで:

[Macの名前]:~[ユーザ名]$ su
Password:
sh-3.2# cd /private/etc
sh-3.2# sudo chgrp admin hosts
sh-3.2# sudo chmod 664 hosts
sh-3.2#

アクセス権を変更しないといけないのだ。su でルートになれるようにする方法は、Merverics の時と同じだ。