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放射性物質の拡散その2

電「放射性物質の拡散シミュレーションは困難」

東京電力は24日未明の会見で、福島第1原子力発電所から放射性物質がどの地域まで広がるかを推計するのは難しいとの見解を明らかにした。23日までの会見では「できる限り(推計をして結果を)明らかにする」(広報部)としていた。計算の前提になるデータが現時点ではそろわないため、公表方針を実質的に撤回した。
2011/3/24 2:56 日本経済新聞 のページから。
ちゃんとシミュレーション・ソフトを持っているらしいが、放出された量がわからないからできないとかぐちゃぐちゃ言ってできないそうな。シミュレーションの結果がパニックを起こすをを恐れているからだろうか。
しかし、外国ではさっさとシミュレーションをやっている。フランスのIRSNでは動画になっている。http://www.irsn.fr/EN/news/Pages/201103_seism-in-japan.aspxのpdfファイルに書かれているリンク先http://www.irsn.fr/FR/popup/Pages/animation_doses_corps_entiers_19mars.aspx

このシミュレーションによると関東地方への拡散は15、16日にあった。
東京都新宿区の放射線量は東京都健康安全研究センターが公表している。http://ftp.jaist.ac.jp/pub/emergency/monitoring.tokyo-eiken.go.jp/monitoring/past_data.html
しかし表だけだ。不親切だ。研究発表で数値だけの表のデータを図示するのは許されない。普通の人は頭の中で数値をグラフ化できないからだ。このデータを元にグラフにすると(縦軸はμGy/h、横軸は一日の平均値で3月1日から23日まで)
だったのでシミュレーションが結構一致している。21日からの増加は、上記のシミュレーションが累積でしか示していないのでわからない。
Norwegian Institute for Air Research (NILU).はノルウェイにある大気汚染をモニターしている研究所でここの http://transport.nilu.no/browser/fpv_fuku?fpp=conccol_I-131_;region=Japan
は、今日の予想しか表示されない。15、16日のシミレーションの結果はわからない。どっちにしろ風向きで変わる。どのシミュレーションでもほとんどが海に向かっている。
東電だってやればいいのに。シミュレーションと実際の測定結果を併記すれば、どのくらいいい予想が当たるのか、いい加減なのかがわかるし、予想が当たらないのならそれなりの判断をするだろうし、当たれば避難する人がでてくるけど、それは東電のせいではないだろう。
在日中の外国人にはパニックになって帰国したり、関西に逃げたりしている。母国での報道が、よその国だから表現がオーバーになるからだ。母国からの連絡でパニックになっちゃうのだ。日本の政府の発表は概ね正確だ。正確にしないとあちこちで計測できる状態だから、意図的に変えることはできない。
筑波の放射線量のモニターは高エネルギー研究所のがわかりやすい。

地震被害(翌日の写真)

翌日(土曜日)でてきて、まだ電気も通っていないけど、ざっと見回りましたよ。

学群棟と図書館の間のペデストリアンの下。パイプの留め金が破損。

サーバ室の天井、水漏れが止まったのはいいけれど、水を吸った飾りボードが重くなって落下。

ある研究室その1。単純に積み上げたのは崩れるだけ。

ある研究室その2.手前からくずれた板はなんだったんだろう。

ある研究室その3.

ある研究室その4.棚がくずれかかっている。


ある研究室その6.棚の転倒、あとはなんだかわからない。

ある研究室その7.引き出しがあいているのが普通。しまっていても、それはあいたりしまったりしたあとだ。

ある研究室その8.棚がたおれなかっただけまし。

ある研究室その9.冷凍庫・冷凍庫は走るし、扉も開いてしまう。

ある研究室その10.液クロが落下。廃棄するしかない。

あるオフィスその1.

あるオフィスその2.ヒトがいなかったのが幸い。倒れた棚の下にデスクと椅子があったわけだ。

あるオフィスその3.棚が傾き天井のボードに角が刺さった状態。蛍光灯のソケットが棚が当たって破損。典型的なオフィスの被害です。

廊下。廊下に置いたロッカー戸棚が転倒したり移動したり。

また別の階の廊下。火がでたら非常にまずい。安全管理室が見回って、廊下の物品は倒壊しないようになっていたはずだが。

附属病院との渡り廊下。大きな隙間があいたまま。図の上が天井です。もともと分離しているものだけど、渡り廊下が落下する可能性があるのではと不安になります。

中庭の照明。本来はガラスでできた球状の覆いがあったのだが、ガラスは破損、落下。下にヒトがいたらガラスが降ってきて怪我したところだろう。

プレハブ(D棟;工藤棟)の床と壁。壁のボードが破損。軽量鉄骨でできたプレハブで全体が軽いから、ゆがんだとき室内のボードが壊れたのだろう。

共同利用棟Bの教室。100名が入る教室で大きな空間だったため変形が大きく、天井内にあった仕切りの板(LANケーブルが通っていた)隙間から落下。この棟は、窓も落ちたし、天井が落ちたところもあり利用禁止となった。

停電のあと、医学の物への通電操作を行っている様子。各階ごとにスイッチがあるらしい。上流が電流を流すことができることを確認し、各フロアのスイッチの状態を確認し、通電することになる。

自動的にシャットダウンされたスイッチをもとに戻す。パイプを差し込んでスイッチをONにする。で中央に準備ができたと報告して通電を開始する。このパネルから遠ざかれとの命令。なにかあったら、映画のようにパネルがぶっ飛ぶからだろう。

地震被害

地震被害の一端です。Examples of damages.

あちこちの時計が、地震発生時を示して止まっていました。発生は14時46分でしたが、止まっている時計は49分が多かったようです。つまり3分間後が最大に揺れたということでしょうか。A lot of clocks stopped at the time of the earthquake.

8Fのとある部屋です。扉も開かないので、強引に開けて、中を見たらこんな状況です。倉庫として色々な資料が置いてある部屋で、地震時にヒトがいなくて幸いでした。ほとんどの棚が倒れています。棚を天井に突っ張り棒で押さえていたのですが、天井の化粧版の軽量鉄骨の部分ではないので、化粧版が壊れています。An office room where most of shelves fell, and article has been scattered. It was lucky no one was there at the time of the earthquake.

実は、この部屋は、通路の安全を確保するため、学生さんを動員して1Fから順に各フロアの廃棄物を建物の外に出した後、8Fで最後に発見したものです。部屋の管理者の一人に、人手があるから整理の手伝いができると申し入れたら、複数の研究室が使っているため、一人ではどれを廃棄していいのか判断できないので、このままでいいとのことでした。というわけで、学生さんのお仕事はこれで終了。それがわかった学生たちは一斉に携帯をとりだし室内の写真をぱちぱち。Volunteers (most of them were students) who have just finished the clean up passage ways of every floor for safety took pictures with their cellular phones.

ガスボンベはこのように転倒しないような柵に置くことが決まっていますが、役にたちませんでした。It was decided to put the gas canister on the hedge but it was not useful like this.

インキュベータらしき機器を、棚に固定して据え付けたのはいいのですが、下の棚が傾いて、インキュベータの角が天井の化粧版に突き刺さり、動けなくなってしまった状態です。やはり、重たい機器は下のほうに設置すべきです。Another example of a lab. The door of the incubator was opened and all materials were dropped.

これは、共同利用棟Bの2F、100人教室です。プレハブで軽量なのはいいのですが、天井が落ちて、断熱材が暖簾のように垂れ下がっています。A part of ceiling of a classroom fell and insulations were falling like curtains.

窓枠も外れて下へ落下。プレハブ棟は部屋が仕切りで細かく分けられているところは無事なのですが、100人が入る教室のように大きな部屋は3室とも使える状態ではなく、建物への立ち入り禁止ということになりました Window has dropped besides the classroom.

地震直後、停電になったので、自分だけの冷凍庫を守りたくて自家発電機を調達した人がいました。ところが部屋を締めきっていたので排気ガスがすごく、一酸化炭素中毒を引き越す恐れがあり、該当者は呼び出され叱られました。こういうときは、やはり自分だけはというのは嫌われます。It became a electric power failure immediately after the earthquake. Someone brought a private electric generator to protect his samples in his freezer. But he closed windos of the room so exhaust gas was full. He was scolded by his head of the institute.

冷凍庫に書かれた文字。大学人としてなさけない誤字ですな。Characters written on a freezer. Such an erratum is shameful as an university person.

地震被害とその回復

実験室の混乱状況とその回復の一端を。The confusion situation of a laboratory and a part of the recovery.

とある、研究室です。固定していない棚は転倒です。机にあった物品は床へ散乱。One of the examples. The shelves not fixed firmly  fell down. The article on the desk were scattered on the floor.

固定の甘い中央実験台の棚が転倒。A shelf located the center of an experimental desk and not fixed firmly  on that desk fell down.

倒れた棚の向こう側で、転倒しなかった棚もあります。There was a shelf that did not fall fortunately. However, the article scatters on the floor.

6人がかりで、えいやっと、もとに戻した本来の姿です。これが倒れちゃったんですね。薬品とおくために横にパイプがあります。このパイプがあるとないとでは大違いです。棚が転倒しなければ、棚にあるパイプによってガラス瓶などは棚から落ちません。At six days after the earthquake, this shelf was lifted as the former . This was an original appearance.

棚もしっかり実験台に固定、天井との間に、転倒防止の突っ張り棒があったら転倒しなかったでしょう。棚の机への固定が、納入業者がいい加減にやったもので、金具が小さく、すべてぶっとんでいました。おおきな金具でしっかり固定するのが必要です。この棚のように頭でっかちのもよくないです。

検索ソフトでトップに

授業で必要なので、「動脈圧受容器反射」でGoogle, Yahoo で検索したら、自分の書いた解説ページがトップに出てきた。これって、結構すごいことなのでは?2位以下に出てくる解説は、解説になってないからな。メカニズムを解説しているからだな。

退職願い

退 職 願
人間総合科学研究科 (職名)
筑 波 太 郎
私こと
このたび一身上の都合により平成二十一年十二月三十一日付けで退職
したいのでご承認下さいますようよろしくお取り計らい願います。

平成二十一年十一月三十日
筑 波 太 郎
国立大学法人筑波大学長 山田 信博 殿
※    全て自筆でお願いします。
(退職手当の規程上で年数が通算される国立大学法人等へ採用される場合)
退 職 願
人間総合科学研究科 (職名)
筑 波 太 郎
私こと
このたび国立大学法人○○○大学に採用されることにより平成  年
月  日付けで退職したいのでご承認下さいますようよろしく
お取り計らい願います。

平成  年  月  日
筑 波 太 郎
国立大学法人筑波大学長 山田 信博 殿
※全て自筆でお願いします。
がフォーマットだ。もちろん前者のフォーマットにしたがって、きちゃない字で書いて提出した。

スーパーで豆腐を…

今日、ひるめし時、スーパーで豆腐をどうやって売っているのか知らないという、おめでたい方とおしゃべりした。信じられる?誰だと思う?しょっちゅう見る人だけど、某本センセではないよ。惑星と恒星の区別ができなかった宇宙人ともちがう。
子供のときは、豆腐屋のおじさんが売りにきて、鍋を持っていくとその鍋にいれてくれていたそうな。そりゃ一時代前はそうだったよね。それ以降豆腐を買ったことがないんだって。だからスーパーで豆腐をどのようにして売っているのかわからないんだって。
あー、また一人宇宙人を発見したのだ。Men in Black のような一瞬にして宇宙人を見たという記憶をなくす道具ないだろうか。宇宙人がこんなにたくさんいるということを信じたくないからな。

自称講師は中2で成長が止まった

納涼会をやった。卒業生から送られてきたビールと素麺である。
あとは、タイ、アジ、サーモン、タコの刺身盛り合わせ、カツオのたたき、中華風冷奴、マーボー豆腐である。
例によってH君も参加。H君は講師と名乗っているらしい。H君の洗濯物を干す角ハンガー事件も笑ったが、それより、H君は中学2年で成長が止まったという自白が受けた。
角ハンガー事件というのは、H君の住んでいるアパートには洗濯物を干す場所が各部屋になく、共用の場所が設けられているそうで、そこには自分の洗濯物を自分のハンガーを使って干すことになっているらしい。H君のハンガー(四角いやつ)は10年来のもので、このくらいたつと、洗濯バサミのプラスチックの部分は劣化してどんどん壊れていく。しかし、そこはH君。こういうことにはマメで壊れた洗濯バサミは順次交換してつかっているそうな。想像するに、ぶら下がっている洗濯バサミの色はばらばらなんだろうな。
この、H君固有のハンガーにH君が濡れた洗濯物をぶらさげていると、だれかがその洗濯物をほかのハンガーにぶら下げ、あえて自分の洗濯物をH君のハンガーに干すという事件が続いたらしい。何のためかよくわからない。手間が増えるだけである。しかし、その人はH君の角ハンガーがいたく気に入っているようで、頻繁に起こる。というわけでH君は警察を呼んだらしい。呼ばれた警官もいい迷惑だ。警官も適当にあしらって、とりあえずは帰ったようだ。したがって、まだ解決していないらしい。監視したいのだかそのような時間はない。どうも犯人はアパートの端の部屋の住人であるらしいことまでわかっているようだ。この続きが楽しみだ。
中学2年で成長が止まったわりには、ホラーリという車とか、言い寄られた女性を無碍にまた捨てたとか、楽しみの多い輩である。

忘れてしまった…

「自分が設定したのに、設定方法がわからず、他人のブログを見て、自分のブログに設定方法があるのを発見した」ということは以前に書いた。年のせいだとも書いたが、これは間違いであるらしい。管理者よりはるかに若い教員が授業をすっぽかし、そのいいわけをぐだぐだ書いてあるページを読んだからだ。またこの教員より若い(?あるいは同年代の)卒業生が、デジカメが趣味なのに、撮影会にバッテリーを持っていくのを忘れたという記事も読んだからだ。また管理者と同年齢の教員も授業をすっぽかし、その埋め合わせを上記のすっぽかした教員を通じて実施するということを聞いたからだ。
というわけで、管理者が痴呆だったり「み」の前の文字がぬけているわけではないらしい。らしいというのは、もしそうなら生理関係者のかなり多くの人間が痴呆であることになるからだ。人数の多さで証明することはできないが、同類が多いことは安心を生じさせる大きな要素だ。これで最近気にっなていた、自分が痴呆になったのではないのかという心配をせずに過ごせるというものだ。周りが痴呆だらけだったら気がつかれないからな。よかったよかった。