2019/3/29(金) 午前 7:52 学とみ子 (魚拓)
日本では、STAP事件が研究不正の典型例などとして。大学で学生向けに講義することは、難しいと思いますね。一般人ですら、誰もがそんなに単純にものは考えませんから。教官もそんなことをやろうとは思わないでしょうね。
そんなことないですね。「論文捏造 ヘンドリック・シェーン 小保方晴子」で検索すれば、極めて類似した捏造事件であることを指摘した記事がいくらでもでてくるでしょう。中には大学教授の書いた記事もあります。
学会、社会に与えた影響は、他の数ある論文捏造事件の比ではないです。研究倫理の教育題材として取り上げないことが無いくらいだと思います。
学とみ子のとぼけた非現実的な世界に生きている様子がよく表れたコメントですね。
研究不正がなくても、あったかのように策略されることもあります。いわゆる研究妨害です。秀才が集まる激しい競争の世界ですから、注意しておかないといけません。
そうしたことがないためには、研究者間の信頼関係をむすぶ、相手を信用する気持ち以外に、策は無いように思います。お互いの信頼感が基本にないと、この世界に入って行こうとする人は、どんどん減ってしまいます。
なに言っているのでしょうかね。互いに信頼していないと動かないのは研究の世界だけではないのは当たり前でしょうが。定年退職するような経験豊かなお年を召した方が言うセリフとは思えませんな。信頼させられた結果がこのような死亡者まで出るような事件になったわけで、この”信頼”をチェックするシステムがあったのにもかかわらず、うまく運用できなかった結果だと思うところですな。
何故、チェックシステムがうまく動作しなかったかというと、それは筆頭著者の特異的性癖にあったと思っています。早稲田の大学院卒業生、若山研の大学院学生、理研の新人PIに同じような方がいないですからね。チェックシステムを運用する方々が間違えさせられちゃったとからと考えていますがどうでしょうかね。
>チェックシステムを運用する方々が間違えさせられちゃったとからと考えていますがどうでしょうかね。
なぜチェックシステムが働かなかったかは、一研究者の管理人氏が奥歯にものが挟まった言い方で随所にほのめかしているところで説明できるように思いますね。
各所からお叱りが飛ぶことを覚悟で強引にまとめるなら、政府が進める「選択と集中」の典型的成功例としてカウントされるような花道をまっすぐ進むボールであったから、それぞれのゲートがいつもより幾分ずつ大きく開いていたんではないかということですね。
全体の研究費が縮小均衡していく中で、先の進展が望まれる研究分野を指定して募集される学振や、指定大学は学生をどしどし海外に出しなさいというグローバル30、スター研究者を招致できる特定研究開発法人といった選択と集中の政策は、いうなれば政府の言うことを聞く学生、政府の言うことを聞く大学、政府の言うことを聞く研究所に集中して潤沢にお金を配分し育成していくということです。そういうコースを走りたがる人はどのような人であるか、その中をまったく典型例として転がってきたボールがどんなものになるか、そこの各所のゲートを守る人たちはそのボールにどのような忖度をするようになるかは想像がつきそうなものです。
もしかして、それだからこそ三大誌でなければならず、盛大な発表がなされ、理研は調査に後ろ向きだったのかも知れないですね。それまで後押ししてきた忖度「見えない大きな力」が突然ぱっと向きを変えたりするかもしれません。
仏教的因果というのはこういう時に使うといいかも知れないと思ってみたり。
ため息先生
学さんのコメントを再度引用します。
学さんは何を根拠に発言しているのでしょうね。
ちょっと、ググれば、
2014年3月28日には『研究者・学生に倫理教育 文科省が義務化、STAP問題受け』ttps://www.nikkei.com/article/DGXNASGG27019_X20C14A3EA2000/
という記事や、
2014年4月11日、東大の入学式では早くも石井洋二郎教養学部長が新入生に
「学術論文におけるコピー・アンド・ペースト(コピペ=複写と貼り付けによる丸写し)の問題がクローズアップされている。厄介なのは無意識のコピー・アンド・ペーストが目に見えない形で私たちの思考を侵食していることではないか」
と注意を促した、STAP問題を受けた異例の対応、という記事がでてきます。
https://www.sankei.com/life/news/140421/lif1404210003-n1.html
早稲田大学もSTAP事件後、倫理教育をさらに充実させたようで、CITIやICR-WEBのような公的事業資源に頼らない研究倫理教育資源を揃えていることは評価されています。
https://waseda-research-portal.jp/
もっとも、早稲田には、そのくらいは行うべき責任があったのだと思いますが。
いずれにしても、大学が研究不正の典型例としてSTAPを扱うのは、全く珍しい事ではないと思いますが、学さんが、何故、ここまで無責任で誤った発言を繰り返せるのかが不思議でなりません。
本当に、少し、お休みになられた方がいいと思います。
学婆さんがますます見苦しいことになっていますな。
STAP事件はもうすでに終わっていて、不正をした筆頭著者は研究生活から自主的に離れ、STAP細胞はない事になった。STAP細胞はES細胞である可能性が高いが、そうでないというなら本人が証明するしかない。また、STAP細胞があると考える研究者がもし存在するとしたら、その研究者が再現すれよい。
もう、世の中はSTAP事件後に目が向けられているということです。本人も放棄している研究に他人が何をこだわっているんでしょうかね。まあ、遊んでいるんでしょうね。
あ、私ですか。私は科学と科学者を馬鹿にする連中が許せないだけです。はい。
https://blogs.yahoo.co.jp/solid_1069/15910778.html#15911584
学とみ子氏の文章把握の能力の低さには相変わらず唖然とするばかり。
文字面を追いかけるのも青息吐息。小学3年レベル。その切れ切れの認識の間に自分の願望をぐいぐい押し込んで違う内容にしちゃうのね。
どこぞのブログ主様がいろいろと呟いていらっしゃいます。
以前にどこかでコメントしたことがありますが、今一度平成27年版科学技術白書の「特集2」のリンクを置いておきますね。
http://www.mext.go.jp/component/b_menu/other/__icsFiles/afieldfile/2015/06/09/1358751_002.pdf
科学技術白書は、時の内閣の閣議決定を受けて発行されている、ということを重く捉えるべきでしょう。
それでも政府に逆らいたいという思いをどこぞのブログ主様が抱いたとしても、それは憲法が保障する『自由』の範疇でしょう。
横道に逸れますが、私は、データに真摯に向き合わない方々を許せないです。ハイ。
軒下管理人さん
確かにその通りですね。さらに問題なのは当の本人が日記で国の陰謀のように思わせる内容を書いていることでしょう。日記は読んでませんし、読みたくないですが、擁護の方のブログに記載されている内容の一部からそのように読み取れます。
http://blog.livedoor.jp/obokata_file-stap/archives/1063579317.html
多分、擁護の皆さんは本人の言葉を信じて政府に逆らうことを選択するでしょう。まあ、その擁護の規模も今となっては小さくなり、今は残党のみだと思いますが。
蛇足ですが、人間誰しも誤りはあると思いますが、それを認めず、言い訳したり、他人のせいにしたり、指摘した相手を侮辱するような輩は許せない性格(たち)です。
2019/3/29(金) 午後 7:34 学とみ子が
とのご質問なので、コメントしてみました。2019.3.30 09:02&12頃。承認されないでしょうけど、読むでしょうな。ここにも来るしね。
ため息先生がおっしゃるように、STAP論文不正の科学的内容については「自発的」に「公」言する研究者はいませんでしょう。
研究不正、論文作法で触れるケースはあり。(先日のサイエンスカフェ然り)
4月は新人研修時期です。各研究所に問い合わせれば研修内容の詳細もわかりますね。
直近の関連する学会の場所日程紹介、ため息先生はお優しいですね。
これで、学さんだけではなく他の方も「当日だったから行けなかった」「東京は遠いから」と、参加できず残念に思う事なく、予定し万全の準備を元に参加できます。
学会は一般人でも予約していなくとも参加できます。
発表の最後には質疑応答の時間もあります。
知人の若い研究者が愚痴をこぼしていました。
元国立の研究所所属の人ですが、STAP不正がきっかけで実験ノートの扱いが厳格になり、自らの実験ノートでも見る際に届けが必要になって大変だそうですよ。
学さんは、脳内での願望がいつの間にか事実と置き換えられているのでは?
いや、学さんはブログの記事、コメントの文尾に「思います」を多用しています。
事実誤認、間違いだと指摘されても「個人的見解だ」と言い訳できるように布石を打った上で幻想・願望・非難を綴っているのでしょうか。
某筆頭著者の私小説と同じ手法ですか。
学とみ子の「一研究者のブログに…」という記事は、例によって妄想見解があり最後は無断転載というパターンです。なぜ他所様の記事、コメントを丸々無断転載し、この転載した意見について議論しないのでしょうか?紹介するのは結構ですが、紹介した事実や意見に対し自分はどう考えるのかを何故書ないのでしょうか。書けないからですね。本当に博士論文を書いたことがあるのでしょうか。疑問ですな。
妄想と言われたら、根拠を示し否定するのが当方のような者のする行為なのですが、この方は当方のような下賤な者と異なる高貴な方なようで、反論する必要がないんでしょうな。
2019.3.31 06:53 承認されないでしょうからそのコピーです。
学さんの記事を引用します。
https://blogs.yahoo.co.jp/solid_1069/15913161.html
報告書には小保方氏が様々なバックグラウンドの細胞を寄せ集めて RNA-seq 解析、ChIP-seq 解析 を行ったことは自明と書いてありますね。
いつ混ぜたか、誰が混ぜたかを特定できなかったから、捏造判定ができなかったのではないと思います。
以下、報告書の内容を引用します。
********
小保方氏が様々なバックグラウンドの細胞を寄せ集めて RNA-seq 解析、ChIP-seq 解析 を行ったことは自明であり、論文の記載や公共データベースに登録時の記載と異なる系 統や GFP 挿入のあるマウスの使用や、本来比較対象とならないデータを並べて論文に使 用したことは不正の疑いを持たれて当然のことである。しかし、聞き取り調査などを通 じて小保方氏は「条件を揃える」という研究者としての基本原理を認識していなかった 可能性が極めて高く、意図的な捏造であったとまでは認定できないと思われる。一方、 FI 幹細胞データに関しては当初の解析結果が同氏の希望の分布をとらなかったこと、そ れにより同氏が追加解析を実施していること、当初解析結果と追加解析結果で使用した マウスの種類も含め結果が異なること、複数細胞種を混ぜた可能性が高いこと(故意か 過失かは不明)から不正の可能性が示されるが、どのようにサンプルを用意したかを含 め同氏本人の記憶しかないため、意図的な捏造との確証を持つには至らなかった。よっ て、捏造に当たる研究不正とは認められない。 (p.17)
***********
この報告書の内容は納得できませんね。
これでは、真面目に実験ノートを取り、記録に残しておく方が不利になってしまうということになります。
自分の望むストーリーに合うように、複数のサンプルを混ぜ合わせることが故意でなくてなんだというのでしょう。また、その際のサンプル名を記憶していないからと言って、それが不正にならないということはおかしいですよね。
しかし、この件については、1年半以上前に、学さんのブログでお伝えしたはずだと思うのですが、未だに納得されていない、ということでしょうか。
https://blogs.yahoo.co.jp/solid_1069/15222030.html
上記記事で、nte*****さんのコメントがわかりやすいと思いますので、転記させていただきます。
平成27年版科学技術白書を読んでのコメントなのか、実際のところは分かりませんが、先ずは白書に書かれた内容を受け入れていただきたいところです。
https://blogs.yahoo.co.jp/solid_1069/15913161.html#15913413
体内時計さん
そうですよね。
記事のタイトルと記事内容が一致しないというのは、いつものことですが、今回の「ねつ造を画策する人が、わざわざ、違う種類の細胞抽出物をまぜて、遺伝子解析に提出するのか?」というタイトルは意味不明ですね。
捏造する方は、自分の力が及ばない解析機器の出力・結果を偽造するためには入力を偽造するしかないわけですから、偽造する方は、わざわざ混ぜて解析して頂戴と言うに決まっているでしょうに。何が言いたいのだろうか?
「TSとESがすでに混じっていたら、その細胞は増殖できません」 → そうなの?どっちかのみ増殖するとかになるのでは?
「違う系統マウスの細胞をなぜ混ぜたのか?が疑問になります。」
→ 疑問なんか無いさ。結論に合うようなデータが欲しくて3回もGRASに持ち込んだのさ。捏造だって、解析結果が第三者が出すとすると結構難しいのさ。結果を直接改竄できないからね。1回目の結果が、仮説と異なる理由を詰めることなく、仮説に合うようにと思って細胞の調整を改めて行ったと疑うのに理があるね。
SNIPて何?SNPsでは?
「小保方氏はRNAの混ざったサンプルをわたされてしまった」 → ま想像は自由ですけど、小保方氏が適当に混ぜたのではないという証拠はないもんね。小保方氏が混ぜたという証拠もない。だから、これを証明するためには実験記録がなければいけないのに、これがないから、現在なら小保方の不正行為なんだけど、当時の理研の規則で断定できなかったというのは何回も言われたことだろうが。
「学とみ子ブログプロフィール自己紹介欄の出来事で、学とみ子が嘘つき呼ばわり」 → 小保方同様、記録を示すことができないのに、そして存在する記録は学とみ子がやったとして矛盾がないのに、「学とみ子はやってない」と主張するからさ。STAP事件の主人公とそっくりですな。
昔話題になりましたね。そのときにA10さんだったかが、「もし若山氏ならすぐにばれるような不正をしない。もっとうまくやるだろう」みたいな発言していたと思います。私も納得でした。
細胞やDNA解析の知識が乏しい者が適当な細胞を混ぜたのだろうと考えたほうがつじつまが合います。あるいは、それで解析されたデータなぞ誰も見やしないから適当に混ぜておけばいいと思ったかですね。さてこんな事考えそうなのは誰でしょうね。
誰かESとTSを混ぜてキメラを作ってみてくれないかな。
sighさん
まともに科学的知識のある人で、こんなバカなことを考える人はいませんね。
受動態の文章で主語を消していますが、科学的知識が乏しく論理的な思考力の欠如した老婆の考えのようですが、、
小保方氏がGRASに持ち込んだのは、ES細胞とTS細胞を混ぜた状態から抽出したRNAサンプルだと考えるのが普通です。
(どこかの文系擁護派も、ES細胞とTS細胞は混合した細胞塊は形成しないという丹羽氏の発言を脳内で異常に拡大解釈してたようですが、、、 別に細胞塊など作る必要はなく、それぞれ保存されていたES細胞とTS細胞を10対1でサンプルチューブに入れて、そこからmRNAを抽出すれば済む話なんですが、、 まさか、医師と名乗る人物がここまで低能な妄想をするとは、、 驚愕ですね。)
追加
そもそも、RNAは非常に不安定でありサンプルとして保存することはあまりない、という常識すら持ち合わせていないのかもしれませんね。
yap*ari*w*katt*na*さん
そそ。RNAを保存するって難しいんですよねRNaseて、どこにでもあるのですぐ分解されちゃうんですよね。だから遺伝子にならないわけですな。
2019/4/1(月) 午後 3:21 [ ため息 ] 嫌味でしょうけどコメントしましたが、承認されないでしょう。Yahoo に登録していると未承認のコメントは 未承認 というタグがついて、ログインしているとコメント欄に見えるのですね。
なんと上記コメントは承認されましたよ。「似ているような気がします。」という学様のコメントに同意したと解釈されたんでしょうかね。学様の”似ている”と当方の”似ている”との評価は異なると思うのですが。
2019/4/1(月) 午後 6:03 学とみ子
「本人がやってない事を、本人がやってないと、いい続ける事は正しいです。」
そりゃ御本人は正しいと思っているでしょうね。あっちの方もそうなんでしょうね。両者とも他の多くの方を納得させることのできる裏付けを欠いているという実態の認識がないのですね。
「学とみ子は、この問題を風化させたくない」のだそうで、なんか恥を忘れないと戒めているのかもね。ありえないか。
確かに風化させてはいけませんね。STAP細胞の捏造のみならず、あちらのブログ主のような狂信的な擁護を生んでしまったと言う点では。
結局、この事件は単なる研究不正ではなく、研究不正を起こした張本人が擁護の皆さんを味方につけて問題をすり替えようとした特異な事件だったと思います。
このような事件を風化させないよう、あちらのブログ主の今まで発言した内容はその一例として後世に残すべきかもしれません。
そうそう。
やっていないと言うなら「それを信じさせるためにあれを示せばいいでしょ、これを示せばいいでしょ」といろいろ言われたのに、それをしないで次々別の問題にすり替えたこととか、次々違う悪者を仕立てたこととかみんな見ましたよ。
これも誰かさんにそっくりでした。
本人がやっていないと言うだけではなんの役にも立たないし周りは納得なんかしないということを示すためにも時々持ち出すといいですね。
sighさん
知り合いの自然史博物館長と以前話したことですが、本騒動は研究不正の典型例と謳うのは、違和感があります。
研究不正を生み出す業界の構造的な問題を分析する上では、ノバルティス事件、阪大事件などの方が、遥かに重要であり典型例と認識してます。
本事案は、外形的には、無断盗用、データ改竄と、一見不正の典型例に見えますが、近年大きく報道されてきた他の研究不正の当事者達(彼ら彼女らは、皆研究の基礎は踏まえていた)と違い、我らが筆頭著者はそういった状況認識が出来るようなレベルに至っていたやには思えません。
他の研究不正当事者と同じ次元、土俵では語れません。その悪質さは、別のベクトルで語るべきです。
サラリーマン生活29年さん
私は、それを大学院の重点化=大衆化のせいと思っています。
大学院定員が著しく増えたために、本来大学院にいなかった層が入ってきたためではないかと。彼らは学問に燃えているわけではなく、自己満足のためにファッション感覚で大学院に入ってくるし、中身がないのに声が大きい=プレゼンが派手であるというところが共通かと思っています。養老先生がかつて「大学が世間になった」と述べていらっしゃいましたが、そのせいではないかと感じています。
サラリーマン生活29年さん
小保方氏の行為が幼稚であったというなら、並み居るシニア研究者が見抜けなかったのはなんでだとなりますね。
理研のチェック機能を、共同研究者のものを見抜く力を無力化してしまうような、そういう事態がどこの研究現場でも起こってしまう可能性のあることと捉えれば、これはまさにそのような状態にあったから不正が世に出てしまったのだということになり、典型例だと言えるのかもしれませんよ。
そもそも不正というのはここをしのげば大きなお金なり名誉なり研究の継続なりと、行う動機があるから行われるのであり、共同で研究を行う周囲もまたその恩恵にあずかる共同体をなしているのであって、それゆえに通常ならば行うチェックを行わなかったかり手を緩めてしまったから、ぬけぬけと世に出てきてしまったのですね。そこでは周囲を欺くための技巧の巧拙は重要なファクターなのかどうかですね。見逃してしまう状況の圧力が高ければ稚拙であっても通過してしまうのですね。
研究をめぐる環境が、大学や新たにやってくる学生だけではなく、世間化しているのではないかということですね。
ため息先生
コメントをありがとうございます。
非常に重要なことを仰られているので、敢えて強調して引用させていただきます。
全く同感です。
学さんは、何を仰りたいのか、恐らく、ご自分でもわかっていないのではないでしょうか。
それ以外にどういう解釈があるのでしょうね。
川合理事も「理不尽」と発言されていますね。これが「あの日」で小保方氏を庇うような発言をした方とは思えませんが。
ところで、学さんのブログは、完全に一言居士氏の妄想劇場に変わってしまいましたね。
一言居士氏はテラトーマの疑惑に関して、2011年12月27日に小保方氏が理研に出勤していなければ、彼女がES混入者だと言っていたはずですね。
Ooboe氏らが開示請求した資料から、小保方氏は当該日には出勤していなかったことが示されていますが、この結論について、口を閉ざしているのは何故なのでしょう。
「あの日」には、年末年始の渡米について、2012年~2013年であったかのような記載がされていますが、であるなら、
『テラトーマ実験の経過観察の期間、私はアメリカに出張しており、管理は若山研のスタッフによって行われていた(P.210~211)』
この記述はおかしいですね。小保方氏の実験ノートや調査委員会への報告から考えれば、小保方氏がテラトーマを作製したのは2011年12月27日であるとしか考えられません。
だからこそ、一言居士氏は2011年12月27日の小保方氏の出勤記録を重要視していたはずですが、その主張は簡単に取り下げられたようです。
一言居士氏は
と書いていますが、つまり、彼はど素人の自分の妄想が、報告書の
よりも正しいと思っているのですね。彼が今まで、報告書を丹念に読んでいたのは全く無意味だということですね。
小保方氏が2011年12月27日に出勤していなかったことにより、自分の妄想劇場の場が無くなることは耐え難いのでしょう。
若山氏がntESを使ったなんて、一生かかっても証明できるはずはありませんから、彼はいつまでもこの妄想を続けることができるのですね。
山の住人さん
「彼らは学問に燃えているわけではなく、(中略)中身がないのに声が大きい=プレゼンが派手であるというところが共通かと思っています。」
大まかな背景としては、その通りでしょう。しかし、騒動発覚後の本件の流れを追ったとき、筆頭著者の反論会見から今日までの手記の出版を始めとした一連の行動まで、曲がりなりにも「研究者」の行為として理解することは、到底無理です。一つの特異点とでも捉えるべきです。
plus99%さん
「(略)幼稚であったというなら、並み居るシニア研究者が見抜けなかったのはなんでだとなりますね。」
そうです。そこが私も以前から知りたいところで、末端ながら組織の管理を担う立場として、参考にしたいのです。
但し、今あらゆるデータ、証言を曲解する人々がまだまだ健在ですから、今から5年、10年後、落ち着いた環境下で、事件に先入観を持たない人が取材をして欲しいものです。何か思いがけない事実がわかるかもしれません。
プレゼン演習とかいうのがカリキュラムに組まれています。自分の意見を表明する練習ですね。重要なのは意見の内容だから、ま、パワポの使い方のお勉強くらいでいいんでねと思うところですが、それでもプレゼンが上手になることに異議はありません。
学会でも、内容はすばらしいのに下手くそなプレゼンというのが結構ありました。特にご高齢の方にです。逆に、きらびやかなプレゼンなのに内容はたいしたことがないということもありました。最近は下手くそだけど内容が良いというのが減ってきたようにも思えます。プレゼンの重要性が言われ、練習を積んでいるからでしょうなね。口頭発表の場合、研究室内で練習を繰り返すのは当たり前ですからね。
海外の学会では下手くそなプレゼンそのものが少なかったように思えました。海外である人のプロモーションのための発表を聞いたことがありますが、なんでこんな内容が貧弱なことをものすごく素晴らしいことであるかのようにプレゼンできるのかと驚いたこともあります。また、来日する方のプレゼンの多くは素晴らしいものですね。来日する方はそれだけ選ばれた方ですけどね。
学会のポスター発表はプロモーションの大きなきっかけで、優秀な大学院学生に初見の偉い方から声がかかったという事例はいくらでもあります。プレゼンの重要性は指導者には分かっています。
理研の理事、執行部、笹井氏、若山氏も若い人の能力を見抜く力はそこそこあったはずです。にもかかわらず見抜けませんでした。記者会見の質疑応答を見た研究者の多くは、既に疑いが出てきたので批判的に観察することができましたが、多くの非研究者の方々、あるいは一部の高齢研究者、元研究者などは魅了され擁護に与することになりました。
思うに、その場限りの論理立てにはすばらしいものがあったんでしょうね。立て板に水というような会話能力が極めて優れていたんでしょうね。「(成功した方はいなかったのに)個人名は出せない」「(特許申請がなされているにもかかわらず)特許があるので言えない」等、言い抜けるのにもっともな口実が右から左にでてくるわけですね。不備などの指摘を受けると怒り出す泣き出すということがあったようですが、めったになかったので、見逃されてしまったんでしょうね。桂委員会委員の方々は批判的な目で見ていたに違いないわけですが、それでも騙されそうになったと捏造の科学者 STAP細胞事件 (文春文庫)にありますね。
サイトフローメトリーで、お前はあっち、あんたはこっちと振り分けるわけですが、あっちのはずが、こっちにエラーで紛れ込んでしまった、その紛れ込んだ理由は表面に非常に特異的な分子が表出したから見抜けなかったというところでしょうかね。
原因が特異的な性格の方が行ったということで、不正の典型例ではないのかもしれません、ヘンドリック・シェーンと並ぶ特異的な例でししょうか。数からいうと、普通の方が行った捏造・剽窃論文のほうが多いからですね。同じ不正でも大きな事件になった例とすべきでしょうか。
sighさん
仮にプレゼンが上手であれば中身がなくてもやっていけるなら、まさにその特異なタイプの方を濃縮する機構だということですよ。少し極端に言えば、その特異なタイプの方が仮にもともと千人万人にひとりしか混じっていないとしても、プレゼン能力でふるいにかけたら「その場限りの論理立てにはすばらしいものがあったんでしょうね。立て板に水というような会話能力が極めて優れていた」な人はそのふるいで選択的に残って100人にひとり、10人にひとりになっていきますよ。
理研でSTAPと視点を限れば特異な人が起こした特異な事件であっても、どこかの研究室でそのうちにというならどこかでほぼ確実に起こる事件だったという視点を持った方がいいんじゃないですかね。
サラリーマン生活28年さん
>曲がりなりにも「研究者」の行為として理解することは、到底無理です。一つの特異点とでも捉えるべきです。
>「(略)幼稚であったというなら、並み居るシニア研究者が見抜けなかったのはなんでだとなりますね。」
そうです。そこが私も以前から知りたいところで、末端ながら組織の管理を担う立場として、参考にしたいのです。
特異点は特異だと見抜けなかったから特異点として作用したのでしょう?
それなら特異点の方を見ていてもしょうがないです。
5年後10年後にはおいくつですか?
特異点がなにをしたかではなく周囲がなにをすべきだったのかしなかったかを見ればいいんじゃないですか。特異点に成長するのを助長しないとか特別扱いしないことでしょう。虎の威を借るものの虎を見ないことでしょう。忖度しないことでしょう。
モリカケ問題での国会のやりとりとか参考になりますよ。
圧力に屈したりちょっとポイント稼ぎたいとかでそれぞれのパーツが責任を問われない範囲でちょっとだけ曲げていったらどんな風になるとか。
サラリーマン生活29年さん
大学院重点化以降の現在の制度では、出身学科や学部に関係なく、自分の思う大学院に進学することができます。その際に十分なチェックが働いていない。学力がなくても進学できるときのキーのひとつは「プレゼン能力」です。
これを利用して研究者に紛れ込んだのが筆頭著者でしょうね。
そうだとしても、入学後のチェック機構(学力と研究能力について)が働いていれば、なんの問題もないんでしょうが、あそこの大学ではそれが働かなかったということでしょう。受け入れた大学で訓練していないんですからね。
このあたりがほかの研究不正と異なっていると思っています。確かに特異点ですね。ほかの不正と同じ土俵では語れません。
こんな状態で、世の中に「博士」が出て行くんですから問題が起こらないほうがおかしいくらいだと思います。plus99%さんのおっしゃるとおりですね。
山の住人さん
どこの人もどこかで誰かが調べているだろうなんでしょう。
早稲田はハーバードで鍛えていると思い、ハーバードは早稲田でやってると思う。
A先生はB先生が調べてると思い、B先生はA先生氏が調べていると思う。
実験はA先生に見てもらいましたとB先生に言い、A先生には論文はB先生に見てもらっていますと言う。データと図表の照らし合わせは誰が見たんだ?
なんてね、ことだったら困るでしょうなあ。
地理的な分断や研究分野の違いとか分断が起こる要素はいろいろあるのですね。
プレゼン能力というのはバラバラのパーツから効く要素を吸い上げてより強力な論点を組み上げる力だと思ってるわけです。大人は。
分断を接続してまとめあげて部分の和より総和が大きくなるような能力を期待しているのに、できていないことを隠すことに使われるとはそりゃ思わないでしょうな。
しかしそれは今時普通なのかもしれないですよ。
plus99%さん
間に学生(この場合はポスドクだったけど)が入るような場合、A先生とB先生が直接会って議論することが必要なんでしょうね。
学生は両方にいい顔することがあって、A先生とB先生が考えていることが違っているなんてことになるんですな。互いにあっちの先生はここまでやっているはずなんて思っていたりしますからね。
問題学生がいて、教員が保護者と面接することになるとき、同じようなことが普通に生じます。教員は子供から聞いているはずと思い面接に臨むと、保護者の方はそんなこと聞いてない、学校・教員のほうがおかしいのではということになりがちです。子供が保護者に都合よく伝えているんですよね。保護者は子供が嘘を付くはずがないということになっているというか情報源が子供しかないからです。「うちの子供が嘘をついているというのか!」と怒る保護者と、子供を怒る保護者、両方のパターンがあります。だから、毎学年末に成績を保護者に郵送することになっている大学が多いかと思います。
なにやら、学さんがおかしな呼びかけをしてきたので、とりあえずここにコメントしますね。
どう考えても、ため息氏の見解が正しく、間違っているのは学さんだと思いますよ。
ES細胞とTS細胞を共存させて増殖培地で培養したとして、それぞれ増殖に大きな影響を及ぼすという根拠でもあるのでしょうか?
まさかとは思いますが、「TSとESが混ざった状態」というのは、まさか、ESとTSのあいのこのような新種?雑種?の細胞のことを指しているのですか。 それって、もはや気違い沙汰の発想ですよ。
この部分も、ため息氏の意見はまともであり、学さんの意見は異常に思えます。
というか、学さん、「系統」という用語をまったく誤解して出鱈目に使っているのではないでしょうか?
Letter Fig.2iに示された樹形(=発現プロファイルの類似度に基づいた系統樹)の「系統」とは、B6とか129といったマウスの種に関する系統の系統とは別物ですよ。
ため息氏の回答と同様のことを私も考えていますが、学さんが気の狂ったような誤解をしないように、言葉を丁寧に重ねて書いてみましょう。
「違う系統マウスの細胞をなぜ混ぜたのか?が疑問になります。」
→ 疑問なんか無いですね。『FI幹細胞はES細胞とTS細胞の中間のような性質の細胞である』という結論に合うようなデータが欲しくて、それぞれの細胞のマウス系統について何の注意も払わず、手元にあったES細胞とTS細胞を混合して、そこから抽出したRNAをFI幹細胞のものと称して、再度GRASに持ち込んだのでしょうね。
ちょいと、補足。
「ES細胞とTS細胞を共存させて増殖培地で培養したとして、それぞれ増殖に大きな影響を及ぼすという根拠でもあるのでしょうか?」
という私の回答と、ため息氏の
「そうなの?どっちかのみ増殖するとかになるのでは?」
についてですが、一見異なるようですが、時間的な観察範囲の違いだけで、本質的には矛盾しないと考えています。
まず、とりあえずは、それぞれで一方に対して増殖を阻害するような因子を出すなどがなければ、それぞれ増殖すると思われます。
しかしながら、継代培養を繰り返していけば、増殖能の高い細胞の方のみが生き残るという結果になる可能性はあります。
実は、8番トリソミーの問題なんですが、よくわかっていない人も多いようですが、この話に関係します。
ES細胞を増殖培養していくと、突然変異的に一部に8番トリソミーが発生することがあるようですが、実は8番トリソミーのあるES細胞の方が増殖能が高いため、継代培養を繰り返すと培養皿のほとんどが8番トリソミーになってしまうそうなのです。
(8番トリソミーはマウス個体に成長する際には致死的なのに、細胞にある時はむしろ増殖能が強いというのは興味深い現象ですが、、)
そういう訳で、成長したマウスの遺伝子には当然ながら致死となる8番トリソミーはないし、その新生児にもまずない、従って、その新生児の細胞から作成したSTAP細胞に8番トリソミーが多く存在するのはあり得ないことなんですよ。 つまり8番トリソミーが確認されたSTAP細胞と称する細胞は、論文記載のようにマウス個体の体細胞から作成されたのではなく、8番トリソミーのあるES細胞由来であるとしか考えられないということです。
この続きは「ES細胞による捏造はCDB全体で行った」でどうぞ。