「雑感」カテゴリーアーカイブ

電波時計のための電波受信モニタ

鉄筋の建物の室内では電波時計のための電波が届かない。どこが受信できるかをチェックするモニターを作ることを試みた。
aitendo の電波時計モジュール(40/60KHz)[D606C] を購入してみた。送料込みで 1,500円くらいだ。
届いた部品にはマニュアルが添付されていない。コストを下げるためだと添付の文書にある。サイトにかいてあるからそれを見ろということだが、サイトにある情報は;

仕様・機能
●C-MAX社AMレシーバーチップCME6005を使った電波時計モジュールの完成品、バーアンテナ付属、動作周波数:国内40KHz/60KHz帶対応のデュアルバンド、動作電源:1.5-3.5V、動作電流:450-650μA、静止電流:0.1-2μA、感度(最小):(40KHz)50μV/m、(60KHz)30μV/m、●寸法:(基板)22.0×20.0mm、(バーアンテナ)8.67×9.64x60mm、●表記価格:1セット
ピンアサイン
V=動作電源、1.5-3.5V、G=GND、F=動作モード設定:lowレベル→40KHzモード;highレベル→60KHzモード、TN=ネガティブ信号出力、TP=ポジティブ信号出力、P=Power ON input

だけだ。
これだけの情報では不足で、例えば、ピンのPは電源の On-OFF を調節する端子だがどうやって ON-OFF をコントロールするのか分からない。
CME6005 のマニュアルを読むと:

PON
If PON is connected to GND, the receiver will be activated. The setup time is typically 0.5 sec after applying
GND to this pin. If PON is connected to VCC, the receiver will switch to Power Down mode.

とある。キットの端子がこのICの端子そのままが接続されているのかは分からない。多分そうだろ。ということで端子PをVccに接続すると動作停止、GNG接続で動作開始ということになった。電源のON-OFFで動作のON-OFFを行うと、正常に起動するのに時間がかかると、IC のマニュアルに書いてある。だから電源は入れっぱなしということになる。
P端子をGNDに接続すると動作し、Vcc に接続すると動作停止するようだ。ただし、動作停止中はキットのTP端子はhigh level に維持される。TN端子はlow level になる。
したがってこのキットは常に電源に接続し、ON-OFF  は端子Pに加える電圧で調節することになる。
電波の受信状況をLEDの点灯具合でチェックすることとするので、TP 端子を使うときは正負のロジックを逆にしないと、動作停止時にLED が点灯しっぱなしということになる。
とりあえず、バラックで作成し、鉄筋の建物の外にでたら、LEDが点滅を繰り返し、室内ではLEDが消灯したままという状況が確認できた。
20140224wave_checker-1
パソコン本体の近くに持ってくるとLED (写真中央上の青い丸)の点滅が高頻度になり、ノイズを拾っていることがわかる。正しく受信できると、点灯と消灯の繰り返し頻度がゆっくりになる。ちかちか早く点滅を繰り返すのはノイズをひろっていることになる。文章で表現するのは難しい。オシロスコープの画面を撮影すればいいのだろうが、オシロスコープは鉄筋の建物内でオシロスコープの入力線を室外までのばすことができない。他の方法でできたらやってみよう。LEDの点滅状況の動画を撮影した人がいるから、こんな感じで点滅をくりかえしていればいいことになる。
収納するケースだが、バッテリーを収納することができるのがいいというわけで、自転車用のライトをダイソーで見つけてつかうことにした。ここのパクリだ。
20140224wave_checker-2
裏にあるプッシュスイッチを押すと ON(右2回点滅ー中央1回点滅ー左2回点滅を繰り返す)ー3つとも同時点滅ー3つとも点灯のままーOFF を繰り返す。 3つすべて点灯すると 38 mA の電流が流れる。真ん中の基盤を取り除き、3つあるLEDをそのまま流用すればいい。写真にはないが、反射板がある。この反射板があると、基板やアンテナが収容できない。
回路図だ。上に述べているように動作停止時LEDを点灯させないためにTN出力を使っている。LEDに流す電流がこのままだと少ないので、反射板もないのでちと暗い。100Ωを直列にしたが半分の50Ωでもいいかも。あるいは2S495というジャンクのトランジスタ1石なのを、ダーリントンに接続したらいいのかも。実用になるから変更しない。

20140224wave_checker-5

完成したのが下の写真で;

20140224wave_checker-3

キットの基板もバーアンテナを固定することなく、ビニールテープで絶縁して突っ込み。蓋を閉めると

20140224wave_checker-4

こんな風になる。裏の本来のスイッチのところにスライドスイッチをつけて ON-OFFスイッチとした。

電波が届かないと、点灯しっぱなし あるいは消灯のまま。ノイズ源に近づけると高頻度で点滅する。ゆっくり点滅をしている状態が電波を受信できている状態だ。

これで、鉄筋の建物内のどこが受信状況がいい場所かを判断できる。

これが、室内の電波時計の時刻合わせを行うための、はじめの一歩だ。

つぎは、ブースターの作成だ。アンテナとコンデンサで 40 kHz に共振させて、アンテナをドライブする回路をつくればいい。こっちの方が問題だな。

[ 追記 ]

とほほ。自宅でチェックしたらどこも受信は不十分。室外に出てもだめ。福島の方向に鉄筋のビルがあるからか。南が開けているけど北九州の電波が使えるかな。ぎりぎりだろ。

朝一のコンビニ

管理者は朝が早い。あっちでは勤務地から10分のところのアパートに住んでいるのだ。こっちの大学に常勤だった時は夜10時以降の帰宅なんてのは、当たり前だったのだが、あっちでは、そんなに仕事がない。ヒラだし、研究をほぼ放棄しちゃったからな。だからどんなに遅くても9時には帰宅だ。夜中の10時には校舎の外部との出入り口は鍵がかけられちゃうし、0時をすぎると校門が閉まって車が通れない。新任の頃、そんなのは知らなかったからロック・インされちゃったことがあるよ。警備室の電話番号も知らなくてあせった。
夜、早く帰宅して、することといったら 酒、飯、寝る だ。夕食の用意なんか30分以内で終わっちゃうから9時にはベッドの中だ。
じじい だし、根が貧乏人だから朝早く起きちゃう。朝飯はない。だからシャワーを浴びて、すぐ出勤だ。途中コンビニに寄って、朝食と昼食を買う。今は、授業のない時期だから学食は開かない。だから昼食もコンビニで買うしかない。
朝一のコンビニでは、土木作業員がバンで乗り付けて朝食を買う、朝帰りの30代くらいの男が漫画を立ち読みしているだけだ。これが最も多い客種で、管理者のようなのはほとんどいない。もう少し遅くなると、出勤途中のサラリーマンがいるのだろうけど。
朝6時にコンビニで土木作業員に混じって弁当を買う大学教授て珍しい存在だろうな。
コンビニで漫画で時間をつぶすなんてことができないから、すぐ大学に向かう。6時にならないと開門しない。しばらく待つこともしばしばだ。
現地妻がいて小さい子供がいたら9時ー5時の勤務になるのかもしれない。しかし、ならないだろう。昔と同じだろうな。昔は週2回は徹夜実験のスケジュールで、平日は起きた子供と会うことがなく、週末だけという生活だったのだ。「また来てね」と子供に言われたこともある。
大学に来ても、授業の無い時期は閑散として、今の時期は寒い。人がいないから暖房している部屋が少なく校舎が暖まらないのだ。実習地訪問で教員は学生の実習先に行っちゃうのだ。大学院の無い大学て、こんなもんだろ。

自宅の居室に壁一面の棚を

自宅の話で強縮ですが…
これまでリビングの壁にはパイプラックとかアングルで作った棚を設置していたが、みっともない(誰に?)ところがあるので、壁一面に棚を作らせた。
一番上の棚に物を置くと、地震のとき落ちてくると危険だ。だからといって空間のままではなんだから、頂き物のアナログ時計を空中に浮かべてみた。空中にあれば地震なんか関係ないだろ。

20140119clock

あけおめ、ことよろ

新年になって、今年の抱負など書きたいのだか、何もない。どうしよ?
昨年11月にLet’s Note がこけちゃって、講義、実習に使っているマシンなので困り、Sony VAIO PRO 11を購入してしまった。Let’s Note の方は多分修理して使えると思う。ちゃんと起動することがあるからだ。多分、バッテリーを含めた電源がなにかおかしい。秋葉原のLet’snote修理工房に、あらかじめ予約して持参すれば即日修理されると思う。このサイトはこのブログを見ている某氏からのサジェスチョンだ。ありがとう。この年末にやればよかったのだが、ずるずるして実施しなかった。実施するのは春休みになってしまった。秋葉原にプラプラいけばいいのだが…
実習で、学生にデータを入力させるノートは7年前のMacBookを見つけたので、実習室に常備することにした。まだバッテリーも大丈夫なようだ。
もう一つ問題があって、これまで使っていたMacBook Air OSX 10.6 では、管理しないといけないサーバにターミナルでアクセスできるものの、adminでログインできないことだ。普通のユーザではログインできるのに、なぜかsudoできないのだ。Win でTeraTerm でやればいいのだが、Mac のターミナルが使いやすい/慣れているので困っていたのだ。原因がわからない。MacBook Air も初代のやつだから、そろそろ代え時なのだ。というわけで、MacBook Pro を手に入れてしまったのだ。
ともかく、Mac のノートがないと、こっちの大学でパソコンがないので困るのだ。シネマディスプレイを使ってノートを使うのだ。今日、出勤して、シネマディスプレイと電源が接続できないのに気がついた。PowerBook Pro はMag Safe 2 でシネマディスプレイはMag Safe とバージョンが異なるのだ。あーあ。というわけでMagSafe – MagSafe 2コンバータなるものが必要なのだ。また、金がかかる。
ノートにしろ、デスクトップにしろ、今までと同じようにアプリケーションをインストールしたり、設定するのが面倒なのだ。昔は嬉々としてやっていたこともあるが、年寄りになってからは、いやなのだ。プリンタの設定も、2つの職場と自宅とそれぞれ違うし、一カ所でも複数のプリンタがあったりするからな。昔とちがって、ネットに接続できれば、簡単なのだが、それも面倒だし…

開学40+101周年記念

「開学40+101周年記念なので寄付をお願い」という案内が来た。40年は新規の大学として101年は明治時代に創立した大学を引き継いだからだ。
学部、大学院といて、同じ大学だが別の学部に就職し、転職しても非常勤で勤めているというわけで人生の7割近く、この大学にお世話になっていたことになる。えらい長くおなじとこにいたわけだ。というわけで、寄付を断る理由はない。最初は支払っていたけど、後ろの3/4の期間は食わせてもらったんだからな。
というわけで給与の1ヶ月分送金した。愛校心に満ち溢れている(と思わない?)。

ルータの設定

あっちの大学のオフィスにちょっとまともなルータを導入した。ちと、時代遅れのルータだが、本幹が100MBPSなのでルータがボトムネックにならないだろう。YAMAHA SRT100 だ。中古だ。
なんせ、ルータを入れないとパソコンがよそのオフィスから丸見えだからな。学科で共通のファイルサーバがあって、これはSMBで通信する。ルータがWin のファイル共有を阻止しないと、こっちのパソコンが丸見えになっちゃう。こっちも、他のパソコンやプリンタを覗くことができる。阻止すると共通のファイルサーバが使えない。というわけでこのファイルサーバだけWinの共有を許すという設定にする必要がある。遮断フィルタの設定は;
20131203router_filter
ということになる。ぼかしているところが共通のファイルサーバのip address だ。プライベートだから隠す必要はさらさらないけどね。インターネット側からアクセスできる環境じゃないし。
より上にあるフィルタの記述が一致すると緑の矢印、すなわち通過し、一致しないと下側の記述の赤矢印+|で阻止ということになる。ポート番号135, 137-139, 445 のとき、このファイルサーバとだけ通信できる。他のパソコンとは通信できない=覗かれない、覗けないということになる。
なんせ、見えるかなりのパソコンの共有設定はデフォルトのままだからな。なかには共有フォルダにデータが入っているパソコンが有る。誰のだかわからないから、別に注意を喚起することもしない。余計なお世話だといわれちゃうかもしれないからな。

オーダー炬燵

できあいの安物の炬燵に、その大きさが満足できないので、特注してしまった。

20131202kotatsu

 
120 x 120 cm だ。2リットルのペットボトルを比較のために置いてある。
120 x 120 cm の天板は熱で反り返る恐れがある。だから、市販されていない。補強はしてあるが、どうなるかな?裏に補強のがあるから、ひっくり返すわけにいかない。
亜麻仁油処理してあるのだが、まだこの油がくさい。亜麻仁油自体は飲料にするくらいだから有毒ではないのでしばらくは我慢するしかないか。

霧と燃費

自宅からあっちへ約50kmを霧の中で運転した。朝から、目的地へ着くまでほとんど霧が立ちこめていた。あきらかにアクセルペダルを離したときの速度低下の程度が大きい。
目的地についたら、霧が晴れた。速度低下の程度は普通に戻った。EVモード(電池モード)か否かは関係がなかった。
市街地と田舎道を含めている道路だが、早朝で混んでないと、気温の高い春から秋にかけては燃費は 25 km/ℓ 程度で、気温が低い今頃は23 km/ℓ 程度だろう。しかし今回は20 km/ℓ にしかならなかった。車のパネルのディスプレイ表示の値である。実燃費はこの0.9掛けだ。誤差10%というのはひどい。ま、大抵よく見えるようにすると思うが、それにしてもひどい誤差だ。
霧がかかっていたので道路はほんの少し濡れている。しかし、あきらかに雨のときとちがっている。雨だって霧だって湿度は100%近いだろうからエンジンの吸気の湿度が影響したとは思えない。路面がほんの少し濡れていると転がり摩擦は大きくなるのだろうか?
アスファルト道路では路面が濡れていると転がり摩擦抵抗は小さくなることになっている。しかし、完全に乾燥した道路とすこし湿った道路では違うのかどうか、ネットで見る限りそのようなデータはない。
手足の皮膚では、少し濡れた方が摩擦抵抗が大きい。年寄り(管理者がそうだ)が新聞をめくるのに指を舐めているを見たことがあるだろ?若い時は、きっちゃねーと思ったが、今ではしょうがないと納得できている。自分自身がなっちゃったからだ。緊張時に手に汗をかくのは、祖先が樹状生活をしていた名残だとかいう説もあるが、別に樹状生活しない動物だって手に汗をかく。つまり、すこし湿度があったほうが手の摩擦は大きくなるのだ。名残ではなく、現に機能しているのだ。
気合いを入れて運動するとき、手につばをかける動作をしばしば見る。これも同じ理由だ。手には少し湿り気がないと摩擦抵抗が大きくならない。プロ野球の選手がバッターボックスに立つ時、手袋をしているのに手袋につばを吐きかける奴がいる。この効果は不明だ。気合いをいれる/集中するための動作で摩擦係数を上げることについては無意味だろう。手を使わない動作のときでも手につばをかける。同じ事だ。
管理者のようなじじいになると、手の湿度が保たれないので、タッチパネルがうまく動作しない。手に息をかけてパネルに触る。だからタッチパネルは嫌いなのだ。こっちは、摩擦係数の問題ではなく、静電気を検知して動かしているからだ。そのうち、パソコンやタブレットをつかうとき手につばをかけて気合いを入れてから使うようになるかもしれない。

65歳まで雇用

 厚生労働省は30日、2013年の高齢者の雇用状況の集計結果を発表した。希望者全員が65歳以上まで働ける企業の割合は前年比17.7ポイント上昇の66.5%で、前年から大幅に増加して過去最高を更新した。65歳までの継続雇用を企業に義務付ける改正高年齢者雇用安定法が4月に施行され、大企業を中心に急速に取り組みが進んだ。
企業規模別にみると、従業員301人以上の大企業が前年比24.6ポイント上昇の48.9%と倍増。従業員300人以下の中小企業は16.8ポイント上がって68.5%となった。
定年の60歳を過ぎた職員を、約半分の給与で65歳まで再雇用して、これまでと同じ仕事をさせることができるからだな。法律が後押ししたのかもしれないが、経験ある人材を確保するためだ。同じ給与で若者を雇用しても仕事ができないから、会社にとっては、短期的には有利だ。若者の就職先がなくなる原因だ。
管理者の歳では、この制度というか習慣がなかったので、高校時代の同級生は60歳で一斉に定年退職した。そんでもって、ヒマになったので、高校の同窓会に力を入れることになって、管理者に同窓会に出てこいという電話があった。複数の同級生からだ。どちらも超一流企業に就職したやつらだ。
その熱もさめたらしい。次の年からは、おさそいの電話はない。
そういう、管理者も大学の同級生の同窓会を企画実行したけどね。大学の同級生は20名だから簡単で、定年退職して嘱託も終わった同級生の一人を焚き付けて、メールやはがきで連絡をさせ、飲み屋も確保させたわけだ。なんせ、管理者は大学のクラスの学級委員長だったからな。

誰だ?いやがらせか?

よしもとID からメールがきた。
登録の仮手続きが終わったから本登録しろというメールだ。
メールアドレスが生きているかを調べる迷惑メールによくあるパターンだ。しかし、とちと違って、まともだ。なんだろと思ってしらべたらhttp://tomonokai.yoshimoto.co.jp/という[ よしもとID ] という本物がちゃんとある。メールに書いてあるメールアドレスもまともだ。
`20130912yoshimoto_tomo
管理者が「よしもと」に登録するわけがない。管理者のメアドを知っている奴が仮登録したらしい。いやがらせか?調べようがない。
このメールアドレスは、管理者が昔から使っているメアドでないから迷惑メールはほとんどない。昔からのメアドは、そもそも迷惑メールなんか無い時代からのものなので、迷惑メールの山だ。半分以上が迷惑メールだもんな。この仮登録のメールが来たメアドを知っているのは……