眼球運動の実習を実施した。stripe 模様の紙を目の前で左右にゆっくり動かすと眼振が発生する。この目の動きを見て、学生は「やばい!!」だって。やばい というのは学生の常套語で、色々な意味があるようだ。まずいこともあれば、面白いこと、ビックリしたことなどにも使う。本来は、まずい事なんだろうけど。
電車に乗って、立っている人がぼーっと窓の外を見ていると眼振が発生している。こういうの見た事無いのかな?「当人は眼振が生じている自覚は全くない」というレポートがあったらうれしいのだが…..
回転を続けていて、急に止まると眼振が生ずる。この眼振を電気現象として記録できるわけだ。学生を回転椅子に座らせ、ぐるぐる回して、急に止める実験をしたわけだ。そんなに急速に回転させる必要はないのだが…
気分の悪くなった学生がでてきた。気分悪いから横にならせてくれといってきた。だれが、こんなにひどく回転させたんだ?ときいたら、「あいつ」と指差す。指の先にいたのは中年Hなのであった。