ある地方の県庁が所在する市なんだけど、そこの不動産屋さんと司法書士事務所さんと連絡する必要が出てきたのだ。
不動産屋さんのほうは2年くらい前に訪問したのだ。そこの職員の名刺をもらったので、その名刺にあるメールアドレスにメールしたんだけど、応答がない。電話したらメールを通常業務でみることがないらしい。おったまげて、これからはメールで連絡するから見てちょうだいと依頼した。返事のメールが来るようになったはいいけど、署名がないんだよね。会社名と氏名がメールの件名にあるんだよね。業務のメールなんだから会社名、住所、電話番号のある署名がほしいよね。
この不動産屋から紹介された司法書士事務所とは2年位前はメールで連絡がとれたんだけど、今日別件でメールしたら、<User unknown>で返ってきた。DNS は大手なんだから受け取り側の設定がなんかおかしいのでは?
しょうがないから電話したら、メールが使えないことがわかっていて、直す気がないらしい。郵送かFAX でくれだって。
自宅からFAXなんかこの2,3年使ったことがないから、どうやって送信するのがわからない。受信はときどき勝手なダイレクトメールが来て困るので紙を用意していないのね。FAXが届いていると表示があるけどキャンセルしちゃうのさ。リボンで印刷するタイプだからね。リボンというかカーボンのシートがなくなっちゃうからね。パソコンでマニュアルを探し(紙のマニュアルがどっかにあるはずだけどパソコンで調べたほうが早い)送信する方法(紙を差し込む場所がわからなかった)を調べて無事送信。電話で受け取った?と連絡しちゃったよ。もしFAXで返信されたら困るので紙を用意しておいた。
田舎では業務にメールを使わないようだ。
むかし、論文投稿でeditorとのやり取りがFAXが主だったことを思い出したよ。パソコンでFAXの送受信することもやったよ。editorとのやり取りは国際電話になるわけで、その電話料がすごいので、大学では問題になったのだ。届出制になってKDDから料金を聞くこととなり、研究費から電話代を支払うことになったんだけど、そのうち、その事務量が増えすぎて、届けるけど、結局事務は処理しないということになってうやむや。そのうちメールが当たり前になってこの制度はなくなった。だからFAXでやり取りするなんて一時代昔になったようだ。
こあと、司法書士事務所さんと電話でやりとりしたんだけど、メールは敢えて使わないようにしているらしい。クライアントがメールしたのに、事務所の方はそんなに頻繁にメールを見ていないので返事が遅れる、予約ができない、等々でクライアントから文句がくるので止めたんだそうな。そんなばかな。そりゃサーバにアクセスするのは数分毎だし、メールを見る秘書が席を外している場合だってある。送信者は電話じゃないのはわかっているさ。すぐに返事が出せない内容があるわけで、ともかく受け取った旨の返事をしていれば文句もこないだろうに。
メールはCCができるからいいのだ、言った言わないのトラブルが防げるといったら、当事者同士の情報交換にCcで事務所がまきこまれたくないからいやなそうな。メールがだめならLINEだな。これだったら見たかどうかわかるからな。しかし、業務でLINEは使いたくないよね。業務でも仲間内だけだったらいいかもしれないけどね。