Webページ作成.app(サムネイル付きの写真をアップする)

スポーツフェスティバルとかがあって(管理者は参加しなかったけど)そのとき撮影したスナップ写真を学生に配布したいがどうしたらいい?と相談があった。いまどきのコンパクトカメラは解像度がよくてファイルが大きい。それが何枚もあると、配布するのが大変だ。
専用サイトがあるのはわかっているけど、学生に実習資料とかを配布するサイトがあるので、ここにアップして学生が勝手に落とせばいいということになった。
しかし、写真なので、サムネイルで表示し、選択してフルサイズの絵がでてくる・ダウンロードできるとするのがのぞましい。数十枚あるとこれをつくるのは結構たいへんだ。どっかにフリーのソフトがあるに違いない、というわけで探したら、なんとMacでは最初からWeb掲載用のページができるソフトがあった。
20160525webpageapp
アプリケーションにあるのではなく、/システム/ライブラリ/Image Capture/Automatic Tasks/Webページ作成.app というのが隠されていたのだ。
このアプリに、画像が詰まったフォルダをドラッグ&ドロップすると出来あがる。フォルダの名前が日本語になっていたりして、アップロードしたときにふさわしいフォルダ名にならない。フォルダ名(directory名)をアルファベット名に変更して、最初のページ(index.htmlができる)のdirectory名を置換すれば一発でできる。
サムネールの絵が並んだページ(index.html)と、フルサイズの写真が掲載されるページが自動的にできるから、これらをアップロードしたらおしまい。凝ったサイトをつくるわけではないので便利だ。

1年生の実習レポート

1年生に生理学実習のレポートを書かせるようになったわけだ。最初は統計計算の演習のようなものだったのだが、いよいよ、機器を使って測定し、レポートを書かせるような実習になってきた。
なにせ、高校時代はレポートを書いたことがないわけで、目的ー方法ー結果ー考察ー引用文献とセットになったレポートをいきなり書くのは無理である。最初のうちは、表とかグラフには単位があること、軸の説明があること、表、グラフにはタイトルがあることなどができていればいいことになる。1年かかって、考察までものにできればいいという方針なのだ。
しかし、中年Hに任せているコースでは、中年Hはそれでは満足できず、例えば引用文献(文献といっても教科書だが)がないと30点減点するとか学生に宣言するのだ。
学生は、びびっちゃって、先生の言うとおりのフォーマットでないといけないわけで、戦々恐々なのだ。結果とか考察が十分まだ書けないのに文献引用がなくて30点も減点されちゃうと、最終的に20点とかの評価になっちゃう。一生懸命努力した結果が20点だったら学生はやる気をなくす。0点の時もある。
だから、最終成績が60点を超えない学生がごろごろ出てきちゃうわけで、それでは、まずいので最終的に下駄をはかせることになる。そんな方法はやめろというのだが、変わらない。
こっちは、最初のうちは、いくつか不備があって、指摘はするけど、そんなに減点にはしない。満点になるようなレポートを見つけてこれを基準に点数をつけるのだ。だから、毎回満点のレポートが数通できるが、本当の意味での満点ではない。年度最後になって本当の満点レポートがでてくるようになればいいのだ。
考察に、気の利いたことが書いてあったら、かりに誤りであっても、考えて書いてあったら、加点するのだ。100点を超えちゃってもいい。通年で平均したら100点を超えることはないからな。ほめてあげないとね。