大学では後期あるいは期末の時期で定期試験のシーズンです。入試もあって、いろんな業務のスケジュールは不規則になります。
管理者の担当している科目の期末試験はマークシート100問です。すべてが多肢選択というわけではなく、単語を埋めるとか、複数を選ぶとかで、単純な5肢から1つ選べというような問題ではないです。毎回の授業のとき小テストをマークシートで行うわけですが、こちらは4肢から1つ選ぶ問題です。学生は、この小テストの問題と正解を覚えるわけですが、問題が異なりますので理解していないと解けないということになります。履修者が100名もいるので、記述式とかは採点が大変なので、というかフェアに採点できないので、できないことになります。
100問90分で、開始から30分たったら退室していいのですが、今年はだれもいませんでした。1時間経過して25名で、最後まで残っていたのが30名近く。うーん、いつもより難しいかな?
で、解答用紙提出順とその成績の相関は
というわけで、ありませんな。早く終るからいいわけでも、わるいわけでもないし、最後まで粘ってもいい点がとれるわけではない。関係ないですね。
平均点が悪い。60点だ。つまり半分が不合格。なんてこった。中間試験(前期の試験)との平均で60点以上が合格なのだが、30名の再試験該当者ができてしまった。昨年度の問題形式とは異なったが、前期の問題形式と同じなのだから、そして前期の平均点は70点なのだからと目論んだわけで、そうすると再試験は10名程度になるはずと計算したのだが、外れた。
学生に聞いたら、前日に3科目の試験があり、そのうちの1科目の担当の先生が脅したので、学生はそっちの科目に力をいれ、管理者担当の科目には手をぬいたらしい。あーあ。十数名の試験だと記述式の問題でいいのだが、30名を超えると採点が不公平にならないようにしないといけない。点数を操作することができなくなっちゃう。めんどうだな。物理的制限で、大量に落とすことは事実上不可能だ。でもこの試験は講義(座学)の試験なので30名落としてもなんとかなる。