首尾一貫

あっちの大学は最寄りの鉄道の駅から離れているので、電車通学の学生は駅から大学までバスか自転車となる。自転車ではちときついところもあるし、夜間は危険だ。田舎の農道が広がったような道路で、歩道と車道が分かれていない。分かれている道路でも歩行者用は幅が狭く自転車ではちと危険だ。
というわけで、朝の通学時のバスは満員だ。大学が負担して私バス会社に増便させているのだが、それでも駅前は学生の長い列ができ、バスは満員で、次の便になってしまうことは普通のことだ。バスに乗り込むのも時間がかかり、定刻に出発できず、駅から大学までは国道16号を横切らないといけないので、信号待ちが長く、バスも遅れがちになる。朝一番の講義は遅刻学生が出てくる。
噂によると、某先生は、朝一番の授業にバスに満員で乗れず、定刻に間に合わないときがあったらしい。そのときはタクシーで来たようだ。教員の方が遅刻はまずいと思ったようだ。そして、そのタクシー代を大学に請求したらしい。もちろん、大学は支払わない。
この連休前が締め切りのレポートがあって、その先生から、連休中に採点するから送付してほしいと依頼があった。着払いでいいですか?といったら「いい」との仰せだ。
タクシー代を要求したり着払いでいいといったり、どうも考え方がわからんな。

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