土日と海の日の3連休を控えた金曜日夕方、さって帰るかなというときに、8Fからネットに接続できないというクレームが。複数の部屋で接続できないというものだ。くそ。
というわけで現地調査。フロアスイッチのLEDの点滅状況に異常がない。異常があるのは某研究グループの教授室と講師室だけで、同じフロアのほとんどの部屋は問題ない。
この状況では問題はほとんど解決。その研究グループが設置したルータ以下が問題なので、ルータの責任は基盤室にないので、解決できなくても基盤室の責任ではない。ルータがおかしいとユーザに言って引き上げてもいいのだ。しかし、それではユーザが困る。ルータを設置した教員が誰だか研究グループ内でも分からないのだ。
ルータを設置した理由は、他の研究グループからはフォルダの共有とか研究グループのプリンタを他の人に使われない(見えると、間違えて使っちゃう)からだ。ルータは数千円と安いし、設定はほとんどデフォルトで問題ないから誰にでもできる。でも誰が管理者だったのかは、誰も知らない。購入したときのマニュアルにパスワードとか、設定のパラメータが控えてあればいいが、そんなのは多分ない。
で、何をしたかといえば、
1)ルータの下に接続して、ip address が取得できる、上流に接続できる を確認
2)1)がnegative だったので、ルータの上流のポートに接続して、基板室が設定したDHCPサーバからのip address を取得できるかの確認。
3)2)に問題がないからルータが こけた と結論した
4)ルータの電源を落とし、30秒まって再起動
5)問題解決。おしまい。
何故ルータがこけたかの原因究明はやらない。時間の無駄だから。原因がわかっても解決策は、新品と交換しかないだろう。再度、こけるようだったら、暑くなってきたのでオーバーヒートしたのか、ルータ内のコンデンサとかがパンクしたなどの原因だから、買い替えるように伝言しておしまい。ルータを触っても熱くなかったので環境温度が高いのが原因だったら設置場所をちょっと変えるか、新品の効率の良いものに交換ですな。3年くらい使ってきたのだろうけど、MACアドレスのオーバーフローなんてあるのかな?ま、購入時3万円以下だったはずだし、5千円くらで新品が買えるので交換してもいいでしょ。
しかし、10Mbps の時代、ルータは40万円もした。生理で初め導入し、幾つかの研究グループに紹介したら、5つ位のグループが導入した。お金があったんですな。設定マニュアルを書いて渡したことがある。複雑だったからね。何年前だったかな。今じゃ5千円もだせば同等あるいはそれ以上の機能のあるルータが購入できる。家庭にネットワークが進出してきたおかげですね。ギガのルータだって今じゃ10万円くらだろ?各フロアまで光ケーブル、各研究グループではギガのルータという時代はあと3年くらいでなるのかな?医学内ではネット速度を学外のサーバで測定すると50Mbpsがでる。100Mbps のネットでだからそこそこの値だ。これで不自由ない。ストリーミングなんかやっているのは暇な学生だろうしね。