湯船にお湯を張っておくと水面が下がっていく。お湯を張って1時間程度だとよくわからないが、over nightで翌朝になると2/3位になっている。水漏れだ。
湯船自体にクラック等はないから、漏れるのは排水口で、ここで経年変化で劣化するのはパッキンだ。
パッキンを湯船の製造会社に電話で問い合わせ、何回かあっちだこっちだと回されてページを紹介され、クレジットカードで購入した。220円で輸送費が500円。なんか輸送費のほうが高いといのは釈然としないけど、ホームセンターで売っているわけではないのでしょうがない。
取り替えたが、症状は変わらず。んーん。パッキンが裏返しだったか??パッキンと排水口の間になにか挟まっているのか??
左にあるのが詮で黒いパッキンが見える。右が湯船の底の排水口。
パッキンの裏表を変えたり、排水口をきれいにしたりして何回かトライ。なにせ水が減るのに時間がかかるからチェックに時間がかかる。
で何回やっても水漏れは止まらないのでしばらく考えた。
排水口の拡大写真だ。パッキンの当たる金属パイプとバスタブの穴との間に隙間がある。ここは別途ゴムのような別のガスケットのような弾力のある黒いもので塞がれている。ここが問題だろと気がついたわけだ。
バスコークを指でこの黒い部分の隙間に押し付けつようにして埋めた。12時間後、お湯を張って問題のないことを確認して修理完了。
きっと業者に依頼しなかったので数千円浮いたんだろ。しかし720円のパッキンは無駄だったのだ。
膨張係数の差に耐えられるバスコークなのだろうか?
小生はセメダインスーパーXを気泡だらけにして埋めてます。
科学誌印刷業者さん
バスコークはセメダインスーパーX同様シリコン系の硬化しても弾力のある接着剤で、名前の通り風呂場の目地を埋めたりするのが本来の用途です。多分問題ないかと思いますし、お湯を張って、排水するを3回繰り返していますが問題なさそうです。
しかし、科学誌印刷業者さんも同じような経験があるのですか?ネットでの水漏れはたいていパッキンの交換で説明していると思うのですけど。なので、パッキンの交換じゃ記事にもならないと思って書いたわけです。
学生時代は液体ヘリウムの超流動(表面張力がゼロになる)と戦っていたので。以来、モレとなると異様にがんばってしまう。
水場のパッキンは耐熱とカビ対策でクロロプレンゴムを切り出して使っています。
プロは初期性能のよいものを推奨するけれど、長持ちしないほうが商売上はもうかるらしい。