漫画生理学の効果

漫画生理学という恥ずかしい本を書いたが、その効果がちょっぴりあった。
某独立行政法人が薬剤師向けに出している雑誌(パンフレットに近い)に記事を掲載するのでインタビューさせてほしいとのことだ。OKと返事をしたので、今日、そのインタビューに来た訳だ。
以前にも、女性対象の雑誌(つまりダイエットとかおいしい店の紹介とか矛盾した記事からなる雑誌)から同じようなインタビューを受けた。このときは、掲載記事は雑誌社の下請けの編集者が書くのでそのレクチャーをしたわけだ。その謝礼はなにもない。掲載された女性雑誌が送られてきただけ。ちとひどい。1時間のレクチャーがボランティアかよ。名前を売るために記事作成に協力するというような、芸能人ならともかく。こっちは名前なんか売る気はない。
今度は、もうちょっとましそうなのでOKしたわけだ。インタビューの際に漫画生理学を持ってきた。この本を見て、管理者のところに来たという訳だ。1冊は売れたということだ。インタビューの結果を編集者が記事にして、原稿を作成するというのは同じだが、今回は二人できた。マイクを3本つまり録音機を3つだ。写真も取って行った。1時間のレクチャーを行った。多分、謝礼は無しになるんだろうな。お土産に最中詰め合わせを置いて行った。最中をそんなに食べることができないので、ラウンジの秘書に持って行った。その途中、出会った学生に、食べる?といって、手渡ししつつだ。
原稿ができたら、校閲することになっている。どんな原稿になるやら。多分、原稿を依頼すると、経費がかかるし、締め切りに間に合わないとかいうことがあるので、自前で原稿を書くのだろうな。しかし謝礼が最中詰め合わせ1つてのは割にあわない。管理者のあっちの大学の時給がいくらなのかわからないが、こっちのpart timeの時給はx千円だ。最中詰め合わせより高い。原稿を書くとなったら1時間ではすまないから、原稿料にするともっと高くなるので依頼しないんだろうな。
霞ヶ関にある独立行政法人で厚労省の外殻団体ということだろう。薬剤師向けの雑誌を作るのに税金がつかわれているわけだ。民間の業界紙と違うのは広告がないことだけだ。民間の業界紙でいいんではないだろうか。月刊のパンフレットのようだ。民間業界紙だと製薬会社の悪口が書けないからかな。悪口をかいてあるわけではないけれど。