退職願いの審査

自分自身の退職願いの審査をするというのは変な気分だ。やりにくい。しかし、他の議題があって、これを説明しないといけないので欠席するわけにいかない。
よせばいいのに、xx教授は、管理者を引き合いにして、定年退職の延長制度の不備を一席ぶった。定年を延長して在籍する場合給与が7割となる制度はけしからんというわけだ。管理者もそう思う。給与は減っても、教育研究、学内管理業務はそのままだというのだ。これでは、いたいのならいなさい。ただし給与は減らすよということに等しい。それだったら、「大学はあなたを必要としているから給与はそのまま」という人と「いてもいいよ、でも給与は5割だよ」とに分けるのもいいかもしれない。ただし、定年を迎えた人に対して、10割、5割の認定を誰がするかが問題だ。給与を7割にする理由は人経費削減のためだ。10割5割と分けるのが難しいから一律7割にしたのだ。
日本の研究費は、自分自身を雇用できないのでだめだが、研究費をもっていたら、大学は給料を払わないが、外部資金をもっていて自分自身の給与と間接経費を払うのなら場所を貸すという制度があっていいと思う。
人生ゴムバンド説というのがあって、平均寿命80歳の時代の80歳の能力は平均寿命が50歳の時代の50歳に相当するというのだ。ゴムバンドに印を付けておき、寿命が長くなるということはひっぱったことになるというわけだ。昔の二十歳は立派な大人だったが、現在ではまだ子供というものだ。
個人差があるのは認めるが、明らかに定年の年でも仕事ができる人がいるからね。ま、管理者とちがって、そういう人は、だれかが引っ張ってあらたな職につかせて仕事させることになるんだろうな。