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OSX10.8サーバ その8 mailman-4

Mの更新(Mountain Lion OSX10.8サーバ) その8-mailman-4

Mailman設定のまとめはこっち。https://nbsigh2.com/?p=2406
/usr/local/mailman/data をみると
drwxrwsr-x   7 root      _mailman    238 Aug 28 15:00 .
drwxrwsr-x  22 root      _mailman    748 Aug 17 13:45 ..
-rw-r—–   1 root      _mailman     41 Aug 17 14:41 adm.pw
-rw-rw—-   1 root      _mailman   1088 Aug 28 15:02 aliases
-rw-rw—-   1 _mailman  _mailman  16384 Aug 28 15:02 aliases.db
-rw-r–r–   1 root      _mailman     10 Aug 17 13:45 last_mailman_version
-rw-r–r–@  1 root      _mailman  14100 Aug 17 13:45 sitelist.cfg
となっていて、aliases のowner が_mailman になっていないので_mailmanに変更した。グループは読み書き可能となっているので変更しなかった。
しかし、現在のmikeではaliasesのownerはrootで動いているし、alialases.dbのパーミッションは664だ。ネットでみるとaliases, aliases.db のパーミッションは660、ownerはmailman にしろと書いてある。ちなみに、mountain lion ではowner:group は_mailman:_mailman とdefaultでなっている。なぜだ?
/etc/postfix の main.cf のバックアップを作っておいてから、一番下に以下の1行を書き加えた。
alias_maps = hash:/usr/local/mailman/data/aliases
まだ、だめ。

OSが10.8.1にアップデートができるとの連絡だ。アップデートした。
test というメーリングリストをつくったわけで、test@example.com へメールを出すと、SMTPのログでは
smtp error log をみると
Aug 30 16:09:26 example.com postfix/postscreen[3926]:
CONNECT from [123.123.123.123]:50450 to [124.124.124.124]:25
Aug 30 16:09:26 example.com postfix/postscreen[3926]:
PASS OLD [123.123.123.123]:50450
Aug 30 16:09:26 example.com postfix/smtpd[3928]:
connect from upstream..example.com[123.123.123.123]
Aug 30 16:09:26 example.com postfix/smtpd[3928]:
sacl_check: mbr_user_name_to_uuid(test) failed: No such file or directory
Aug 30 16:09:26 example.com postfix/smtpd[3928]:
89DCCE30A8: client=upstream..example.com[123.123.123.123]
Aug 30 16:09:26 example.com postfix/cleanup[3935]:
89DCCE30A8: message-id=<503F11A7.8090302@example3.com.jp>
Aug 30 16:09:26 example.com postfix/qmgr[84]:
89DCCE30A8: from=, size=1145, nrcpt=1 (queue active)
Aug 30 16:09:26 example.com postfix/smtpd[3928]:
disconnect from upstream..example.com[123.123.123.123]
Aug 30 16:09:26 example.com postfix/local[3936]:
89DCCE30A8: to=, relay=local,
delay=0.16, delays=0.03/0.01/0/0.12, dsn=2.0.0, status=sent
(delivered to command: /usr/local/mailman/mail/mailman post test)
Aug 30 16:09:26 example.com postfix/qmgr[84]:
89DCCE30A8: removed
testというファイルやディレクトリがないといっている
/usr/local/mailman/log にerror log がある。これをみると、
Site list is missing: mailman
とある。
mailman というメーリングリストがないとだめだという記事をみつけた、そこで
/user/local/mailman で sudo /bin/newlist mailman を実行してmailmanというメーリングリストを作成した。/usr/local/mailman/data のaliases をみるとリストができている。Webページにもリストの名前が挙がっている。
それでも、動作しない。
http://www.python.jp/doc/contrib/mailman/ にしたがって
/etc/postfix/main.cf に
owner_request_special = no
recipient_delimiter = +
alias_maps = hash:/etc/aliases,hash:/usr/local/mailman/data/aliases
を書き加えた。
unknown_local_recipient_reject_code = 550 はすでに記述されていた。
ついでに
message_size_limit = 10485760 とあるのを
message_size_limit = 209715200
と200MBに変更した。
これでOKだ。
Mailman設定のまとめはこっち。https://nbsigh2.comog/?p=2406

OSX10.8サーバ その7 mailman-3

Mの更新(Mountain Lion OSX10.8サーバ) その7-mailman-3
Mailman設定のまとめはこっち。http://seigi.accsnet.ne.jp/sigh/blog/?p=2406
mailman のコマンドだ。
/usr/local/mailman の構成は;
Mailman lists pythonlib
archives locks qfiles
bin logs scripts
cgi-bin mail spam
cron mailman-2.1.15 templates
data mailman-2.1.15.tgz tests
icons messages
で、bin にあるコマンド一覧は;
/usr/local/mailman/bin
add_members  config_list  inject           newlist          show_qfiles
arch             convert.py       list_admins      paths.py         sync_members
b4b5-archfix     discard          list_lists        paths.pyc        transcheck
change_pw        dumpdb           list_members     qrunner          unshunt
check_db         export.py        list_owners      rb-archfix       update
check_perms      find_member   mailmanctl       remove_members   version
cleanarch        fix_url.py       mmsitepass       reset_pw.py      withlist
clone_member     genaliases       msgfmt.py        rmlist
コマンドは
/usr/local/mailman でたとえば、
sudo bin/list_lists
のように実施する。
★新しいリストを作る
newlist [listname]
★バーチャルドメインで運用する場合は、リスト名にドメイン名も付ける
newlist [listname@example.com]
★リストの削除
rmlist –archives [listname]
–archivesオプションで書庫も削除される。
確認なしにあっさりと削除されちゃうので、慎重に。
★デフォルト設定
以下のファイルを書き換える。設定は、newlistで作成されるリストに反映される。
/etc/mailman/mm_cfg.py
★config_list -i inputfilename [listname]
-iオプションで.pyファイルから設定を読み込む。
★config_list -o outputfilename [listname]list
-oオプションでは逆に.pyファイルに設定を書き出す。
★このコマンドのヘルプを表示するにはオプションを付ける
-h, -help
★リストの一覧
list_lists
最後の “s” を忘れないように;
★管理者の一覧
list_admins [listname]
最後の “s” を忘れないように
★購読者の一覧
list_members [listname]
最後の “s” を忘れないように
★リストに購読者を加える
add_members -r filename [listname]
filenameは一行にひとつのメールアドレスが書かれたプレーンテキス。
★リストから購読者を削除する
remove_members [listname] [mailaddress]
★パーミッションのテスト
check_perms
-fオプションでは、必要があれば修正される。ただしrootで使用。
★パスワードの変更
change_pw [オプション]
オプション:
すべてのリストのパスワードを変更する
–all / -a
特定ドメインのリストのパスワードを変更する
–domain=domain
-d domain
特定リストのパスワードを変更する
–listname=listname
-l listname
新しいパスワードを設定する。指定しなければ、ランダムなパスワードが設定される
–password=newpassword
-p newpassword
リストのオーナーに新しいパスワードを通知しない。
–quiet / -q
このオプションを選ばなければ、オーナーにメールで通知されるので、危険がある。ランダムなパスワードを設定した場合、コマンドの実行結果としてターミナルに新しいパスワードが表示されるので、それをメモしておく必要がある。
★Mailmanのバージョンを表示
version
でaliases を作る。
/usr/local/mailman で
sudo bin/genaliases
を実施した。
/usr/local/mailman/data
にaliases とaliase.dbが作成される。
Webページから新規のリストを作成すると
aliasesの中身は
test: “|/usr/local/mailman/mail/mailman post test”
test-admin: “|/usr/local/mailman/mail/mailman admin test”
test-bounces: “|/usr/local/mailman/mail/mailman bounces test”
test-confirm: “|/usr/local/mailman/mail/mailman confirm test”
test-join: “|/usr/local/mailman/mail/mailman join test”
test-leave: “|/usr/local/mailman/mail/mailman leave test”
test-owner: “|/usr/local/mailman/mail/mailman owner test”
test-request: “|/usr/local/mailman/mail/mailman request test”
test-subscribe: “|/usr/local/mailman/mail/mailman subscribe test”
test-unsubscribe: “|/usr/local/mailman/mail/mailman unsubscribe test”
とちゃんとできている。
しかし、まだ機能していない。aliases をどっかで指定しないといけないのだと思うのだがどこでだろ?
最終的にはできあがった。https://nbsigh2.com/?p=2406

OSX10.8サーバ その6 メールサーバその2

Mの更新(Mountain Lion OSX10.8サーバ)その6 メールサーバその2
とりあえず、以下の設定でメールの送受信ができた。
サーバの設定
メールを提供:自分のドメイン example.com とかを入力。
認証:カスタム → すべてチェック = すべての方式
ISP を経由して  → メールのリレーを許可してくれるSMTPサーバ。upstream.com とかを入力する。これがないとメールは送信できない。
SMTP リレー認証はチェックなし (もし、ISPが要求しているのならそれに従って)
フィルタの設定はブラックリストのみON にできる。ほかのvirus filter spam filter をONにすると、クライアントでは送付できたように見えるが届かない。その理由は不明なので、とりあえず3つともチェックしないことにしておく。
クライアントがサーバにアクセスすると(IMAP、POP、SMTPいずれの場合でも)、「セキュリティ例外の通知」あるいはこれに類似したウインドウがでてきて、証明書が不正であると言ってくる。当然だ。有料の証明書を取得していないからだ。独自発行の証明書だから不正といわれてもしょうがない。「セキュリティ例外を承認」として、今後もそのまま承認することにすればいい。
登録したユーザしか使えない。
クライアント側の設置(IMAP の場合)
メール受信サーバ
IMAP
サーバ名:example.com ポート 143
ユーザ名:hoge
接続の保護:STARTTLS
認証方式:暗号化されたパスワード
不正な証明書と言われるが無視
POP
サーバ名:example.com ポート 110
ユーザ名:hoge
接続の保護:STARTTLS
認証方式:暗号化されたパスワード
不正な証明書と言われるが無視
SMTP
example.com ポート 587
接続の保護:STARTTLS
認証方式:暗号化されたパスワード
ユーザ名:hoge
不正な証明書と言われるが無視
メールとメールボックスの最大容量
両方とも無制限にする
/etc/postfix/main.cf
message_size_limit = 0
mailbox_size_limit = 0
/Library/Server/Mail/Config/postfix/main.cf
message_size_limit = 0
mailbox_size_limit = 0
両方のファイルを書き換えないといけないかどうかは不明

OSX10.8サーバ その5 メールサーバその1

Mの更新(Mountain Lion OSX10.8サーバ) その5 メールサーバその1
メールサーバの設定は簡単なはず….
Server.app からメール の設定画面で
ISP 経由のリレーで、リレーしてくれるサーバを設定すればおしまい。
ssh で外部からログインし、コマンドラインからメールを送信すると送信できる。たとえば;
mike:~ hoge$ mail hogehoge@example.com
Subject: test
This is a test mail
[contro + D]
EOT
である。
ただし….
フィルタの設定を編集… からvirus mail フィルターとか迷惑メールフィルターを設定するとメールを送信できない。ブラックリストフィルタをデフォルトのサーバを指定して有効にするのはかまわない。ブラックリストサーバであるzen.spamhaus.org
がまともなサイトなのか知らないので効果があるかどうかわからない。
というわけで、全部使わないという設定でいい。

OSX10.8サーバ その4 mailman-2

Mの更新(Mountain Lion OSX10.8サーバ)  その4-mailman-2
Mailman設定のまとめはこっち。https://nbsigh2.com/?p=2406
Mailmanの設定の続きだ。
その3でうまく行かなかった原因がわかり、解決したので、確認した。
http://[ドメイン名or ip address]/mailman/listinfo にアクセスできる。
さら、続ける。
★新しいメーリングリストを作る。
/usr/local/mailman で

sh-3.2# bin/newlist mailman
?ꥹ?ȴ????ԤΥ᡼?륢?ɥ쥹?????Ϥ??Ƥ???????:

んが。相変わらず文字化けだ。わからんので、リターンを押すと

mailman ?ν???ѥ????: ?????????̤??Ͽ?Υ᡼??

OSX10.8サーバ その3 mailman-1

Mの更新(Mountain Lion OSX10.8サーバ)  その3-mailman-1
さって、Mountain Lion Server (10.8) が立ち上がったわけだ。その2でも書いたがMountain Lion Serverの起動DVDは作れていない。そこでとりあえず、復元ディスクアシスタントというのを作っておいた。どこまで復元できるのかわからないけど。
★OS X:復元ディスクアシスタントについて
http://support.apple.com/kb/HT4848?viewlocale=ja_JP
RecoveryDiskAssistant.dmgをダウンロードしUSBメモリーに復元ディスクアシスタントインストールした。このUSBメモリーを刺しておいて、「option」キーを押しながらコンピュータを起動する。Mac本体にパスワードを設定しているとパスワードを入力しないと先にすすまない。ユーティティが立ち上がる。これでできるのは、残念ながら、Mountain lion への再インストール(ネットを使う)か Time Machine からの回復、ディスクユーティリティを使うだけだ。簡単にサーバーの初期化にはならない。だからMountain Lion 起動ディスクと変わらないわけだ。でも作っておいたほうがいい。sサーバをクリーンに再構築するのはクリーンなMountain Lionを作ってApp Storeからダウンロードするしかないが、一度サーバを作って、TimeMachine を作ると、 このUSBメモリを使って、TimeMachine からサーバを昔の状態に復旧させることができるからだ。
というわけで結局サーバのクリーンインストールディスクは作れない。先に進む。
目的は、これまでのWebページの再構築とメーリングリストの再構築だ。
ユーザごとのサイトをどこにつくるのだろうか?OS10.4 のときは各ユーザのディレクトリにSite というdeirectory があって、ここにいれたファイルがWebページとなったのだ。今度はない。
単純にURLをこのサーバのip address にすると
/Library/Server/Web/Data/Sites/Default にアクセスすることになっている。
Webサーバとして動作させることができることを確認した。
まずは、メーリングリストだ。なんとMailman がなくなっちゃったからな。
(Mailman設定のまとめはこっち。https://nbsigh2.com/?p=2406
http://www.livetime.com/mountain-lion-mailman-mailing-list/
によると
「As part of the OS X Mountain Lion Server upgrade, Apple has removed the Mailman mailing list manager entirely.」
というわけで、このページにしたがってMailman をインストールしてみた。
ターミナルをつかうわけでrootにならないといけないわけで、これまではターミナルでsu とすればrootとして作業できたのに10.8ではなれない。どうやら10.7くらいからユーザが簡単にrootになれないようにしたようだ。
★root になれるようにする
「システム環境設定」→「ユーザとグループ」→左下の鍵を開ける→ログインオプションが有効になる→「ネットワークアカウントサーバ:接続….」をクリック→「ディレクトリユーティリティを開く」をクリック→左下の鍵を開ける→「メニューバー」の「編集」から 「ルートユーザを有効にする」を選択→ルートユーザのパスワードを入力する、確認用に同じパスワードを入力する。 これでターミナルで su とすればrootユーザとなって作業できる。
このマニュアルにしたがうことにすると
★/usr/local  とその中にmailmanというdirectoryがないから作る。

sh-3.2# mkdir /usr/local
sh-3.2# mkdir /usr/local/mailman

★ダウンロードし解凍したmailman-2.1.15を/usr/local/mailmanへ移動する。
mailman-2.1.15をデスクトップに移して
デスクトップで

sh-3.2# cp mailman-2.1.15.tgz /usr/local/mailman/mailman-2.1.15.tgz

としてコピーし、/usr/local/mailmanに移動し

sh-3.2# tar zxvf mailman-2.1.15.tgz

で解凍した。
/usr/local/mailman/mailman-2.1.15ができる。
/usr/local/mailman で

sh-3.2#chgrp mailman .
sh-3.2#chmod a+rx,g+ws .

を実行しておく。
実行する前
sh-3.2# ls -al
total 16544
drwxrwsr-x 4 root _mailman 136 8 17 13:38 .
drwxr-xr-x 3 root wheel 102 8 16 09:31 ..
drwxr-xr-x 32 root _mailman 1088 8 17 13:38 mailman-2.1.15
-rw-r–r–@ 1 root _mailman 8468107 8 17 13:37 mailman-2.1.15.tgz
実行したあと
sh-3.2# ls -al
total 16544
drwxrwsr-x 4 root _mailman 136 8 17 13:38 .
drwxr-xr-x 3 root wheel 102 8 16 09:31 ..
drwxr-xr-x 32 root _mailman 1088 8 17 13:38 mailman-2.1.15
-rw-r–r–@ 1 root _mailman 8468107 8 17 13:37 mailman-2.1.15.tgz
なんも変化していないから、やらなくてもいいかも。
★インストールする。
/usr/local/mailman/mailman-2.1.15のdirectoryで

sh-3.2# ./configure

とするとなんやら出てくるが終わったら、さらに

sh-3.2# make install

とするとさらにセットアップの過程が出てくる。
0x0 ???? 0x2010ff0 ?إ??åץ??졼??
?Ť????????ե??????????
?ꥹ?Ȥ?????ޤ??? == ????¹Ԥ????˽?λ???ޤ?
最後は上記のように文字化けだが、多分、いいんだろう。
usr/local/mailman
にもどってパーミッションのチェックを行う。

sh-3.2# bin/check_perms -f

ٹ?: ?????????¸??˥ǥ??쥯?ȥ꤬ other-executable (o+x) ??
?ʤäƤ??ޤ?. ???ʤ??Υ????ƥ?Υ?????桼??????????¸???
???ɤळ?Ȥ??Ǥ??ޤ?. ???
文字化けしているのはターミナルの設定が悪いから。
ターミナルの環境設定から 設定のページで 言語環境で 文字エンコーディング に日本語(EUC)にしておく。
続く。
 

OSX10.8サーバ その2

Mの更新(Mountain Lion OSX10.8サーバ)  その2
現在のmはPowerMacG5、つまりinelではないのだ。OS10.4なのだ。更新したかったが、新しいMacを誰も購入してくれない。というのが続いて古いままだった。MacMini で立ち上げれば10万円くらいでなんとかなるが、その予算もない。どうするかなぁ..どっかで予算を確保しないと。
ある日、突如として、Macを購入していいということになった。これも日頃の管理者の努力が実ったのだ。管理者がすでにこっちの大学ではpart time professor だというのに30万円を超える予算をいただいたのだ。
そこで、
機種名: Mac Pro
機種 ID: MacPro5,1
プロセッサ名: Quad-Core Intel Xeon
プロセッサ速度: 2.8 GHz
メモリ: 8 GB
OS:10.7 Lion
を、購入したのだ。これが半年前、つまり年度末の話だ。新年度(24年度)になってからはまとまった時間がとれず、なかなか手につかないのでそのままのOSX10.7 Lionでパソコンとして使っていたわけだ。半年すぎて、夏休みにセットアップすることをもくろんだわけだ。
OS10.4Serverからの移行は移行ソフトが仮にあってもうまくいかないにきまっているから、新規に作るしかない。さらにOSは10.8 Mountain Lion になってしまったのだ。10.5~10.7 のサーバは作ったことがないからどんな風に変わっていったのかわからない。
Mountain Lion Server はMountain Lion からネット経由でインストールするしかない。そこで,Mountain Lion をApp Store から購入する。1,700円。ネット経由でインストールするから起動DVDがない。これはちとやばい。1度購入すると、何回もネットからインストールできるわけだが、起動するメディアが手元にないというのは心細い。何回もHDを消去、再度インストールということになるからだ。
1度作り上げると、このようなことは行わないが、たいてい、どっかで間違える。間違えた原因はあとからわかるのであって、間違えたとき、どこからやり直したらいいのかわからないことが多い。だから各ステップで保存しておくとか、回復できるようにしておかないと辛いことになる。
同じことを考えているユーザは山ほどいて、Lion の起動DVDを作る方法は、ネットにいくらでも転がっている。Mountain Lion 起動DVDも同じように作れる。
1)Mountain Lionの購入
Lion で起動しているMac からApp Store でMountain Lion を購入する。ダウンロードが始まり、成功すると自動的にインストールするか?というプロンプトが出てくる。ここで終了する。先に進むとインストーラがなくなっちゃうからだ。インストーラをダウンロードするのに時間がかかるから、ここでトイレに行くとかビールを注ぐためにMacの前から動いていい。自動的にインストールまで進まないからだ。
2)起動ディスクの作製
アプリケーションフォルダ内にOS X Mountain Lion インストール.app がダウンロードされている。ここからインストールDVDあるいはUSBメモリー(USB Thum drive)を作る。
直接DVDに焼く方法とLion Disk Maker(http://blog.gete.net/lion-diskmaker-us/)を使う方法がある。前者の方がおすすめだ。
2−1)DVDにディスクユーティリティを使って焼く
アプリケーションフォルダ内に「OS X Mountain Lion インストール.app」というのがあるので、これを右クリックして「パッケージの内容を表示」を選ぶ。
開いたフォルダの Contents/SharedSupport に入って行くと「InstallESD.dmg」というファイルがある。これが起動ディスクに焼くファイルだ。しかしここの場所にあるとディスクを焼く際に選択できないので、この dmg ファイルをデスクトップにコピーする。
コピーが終わったら「ディスクユーティリティ」を開き、メニューから「ディスクを作成」で、いまコピーした dmg ファイルを選択し、「ディスクを作成」ボタンを押す。
ディスクドライブに空の DVD-R DL を入れたら「ディスクを作成」ボタンを押す。
DVD-R (4.7GB)では入らない。Double Layer のDVD-R DL ( 8.5GB)が必要だ。
2−2)Lion Disk Makerを使う。
USBメモリーまたはDVDを指定して起動ディスクを作製できる。ただし、作成中のプロンプトが出来上がっても終了しない。DVDが焼けるとトレイが自動的に出てくるので、出来上がったのがわかるがUSBメモリーのとき、いつ完成したのかわからない。両方とも問題なくできるのだが。バグなのでいずれ解消されるだろう。解消されたらこちらの方が楽だ。
というわけでMountain Lion の起動DVDができたわけだ。ここまでするのに、ネットを見ながらとかやっていたので6時間。先がながい。この起動DVDあるいはUSBメモリから初期状態に戻すのにはネットワーク接続が必要ないらしい。まだやってないのでわからない。ネットに接続した状態での初期化は成功した。
3)Mountain Lion にする。
アプリケーションフォルダ内にOS X Mountain Lion インストール.appをダブルクリックしてアップデートしても、問題ないが、これまでLionをパソコンとして使っていたので、Office とかサーバーでは使わないソフトがインストールされたままだ。クリーン・インストールにしたい。
作製した起動DVDから起動し、ユーティリティ選択画面になるからディスクユーティリティを使ってHDの内容を消してインストールする。ここでは問題ない。
インストールしたいHDを消去したらMountain Lion Server をユーティリティ選択画面から再インストールを選びインストールする。
4)Mountain Lion Server にする
Mountain Lionができあがったら、App Store からMountain Lion Serverを購入し、インストールする。このサーバの起動DVDを作る方法を探したが、ない。まだMountain Lionが出たばっかで、サーバに関しても情報がネットに少ない。購入するとダウンロードが始まり、Mountain Lion同様アプリケーションフォルダ内にインストーラができるのだが、この中にインストーラとなるイメージファイル(.dmg)がないのだ。だから、サーバを再度クリーンインストールするためにはMountain Lionに初期化し、再度App Store からダウンロードするしかない。そのうち誰かが起動DVDの作りかたを教えてくれるだろう。
ここまでやって1日目はおしまい。

OSX10.8サーバ その1

M更新(Mountain Lion OSX10.8サーバ) その1
Mちゃんの生年月日はよくわからない。tが兄弟だ。
webページのトップに2000年とかいてある。記入したのはずっと後のことだ
当初はRedHatLinux で構築した。現在鹿児島大学の准教授のO君が大学院学生だったころ関わっていたと思う。その前から、サーバは建てていた。そのときのマシンは憶えていないが、Linux でだ。2000年のころだ。だからWebページにかいてあるのだ。
2005年に中古のPowerMacG4 を手に入れて原型が作られている。OSXサーバの始めだ。
2007年にこれまた中古のPowerMacG5を手にいれて更新されている。このMacの発売時期は2003~2005年なので、このころ購入されたのだう。5年ものだ。ウイスキーだったら5年ものと言えばそこそこだけど。パソコンの5年ものとは、博物館へ入る手前のものだ。現在のサーバだ。だから10年働いていることになるが、多分、途中で同じスペックのPowerMacG5と入れ替えていると思う。いずれにしろ中古だ。こけたことがあって、MacMini がピンチヒッターだったこともある。記録がない。
2012年3月に今度は新品のPowerMacProを手に入れた。だからこいつに変更しようと思っている。
G4→G5 はHDの入れ替えだけですんだ。HD自体は交換だが中身の入れ替えだけで終わったらしい。
今度はintelMacだからそうはいかないだろう。
PowerMacPro をmike のHD(OSは10.4)で動かして、10.5、10.6、Lion(10.7) で上書き。さらにMountain Lion(10.8) に上書き、これができたら一番簡単だが…..  できそうにない。10.6から10.7に上書きしろというのがAppleの言い分のようだが、それにすら失敗したというページがあった。
転職して1年半、新しい職場にもなれ、新しい職場では時間に余裕がある。しかし、サーバ本体は昔の職場にあるわけで、昔の職場で実施するしかない。そこで、この夏休みをつぶしてやろうかと思っているのだが、できるかなぁ?
データベース、そのほかWebページの移動。メーリングリストの再構築。apache をまた書き換える….先が長い。だいたいデータベースのmySQLのコピーはどうしたらいいのかすらわからない。バージョンがちがったときどうなるんだろ?
時間に余裕があるときは、あまり仕事がすすまないんだよね。ま、夏休みはすることがないからトライしてみるか。