新歓のスナップをみると、嫌なのに上司につれられてしかたなく焼き鳥屋にいったOLという風情ですな。
Photo by Shidara
あくまでも風情であって本人はどう思っているかは関係ないですよ。
4月に入って、会議のラッシュ。
14日(月)講義、実習、会議3ヶ 、15日(火)会議4ヶ、16日(水)会議4ヶ、17日(木)講義、会議1ヶ、18日(金)会議無しと期待しているが。
新入生歓迎会も兼ねるのは、まだ入学していないから筋が通らないとか、学生は実験優先だとか、ま、始める前には色々ありましたが、無事、何の事故もなく花見はとどこおりなく実行されたのでありました。
準備から参加したものは、会費を安くすると宣言したら、available な学生は全部準備から参加。安くすると言わないでおいたら、誰も準備から参加するとは言ってこなかった。あんまりだ。
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おでん:生理一番の不細工と、おでんなら任せてくれというバイトでワインの栓抜き係りだけをやっていた学生担当。俺は固ゆで卵は嫌いで、半熟卵がいいとかの文句たらたら。おでんで半熟卵なんかあるかよ。蒟蒻に切れ目をいれておけと命じたら、2cm間隔の荒い切れ目で、しかも片側だけで、もう切れ落ちちゃいそうな、切れ目だったり、だしやこぶ、牛筋と大根を入れて、茹で上がったらいったん冷やすのだ、と命じたら、沸騰したらすぐ火をおとしちゃって大根が茹で上がっていなかったり、練り物は後のほうで入れるのだ、と言っても最初から入れちゃったり、大変でした。挙句の果てに、あまったにんじんスティックを竹輪につめちゃったりして、人参を茹でると だし が人参味になっちゃうんだよ。炊く前になんとか取り除きましたよ。コンビニのおでんに人参なんてあるか?闇鍋じゃあるまいし。なんせ包丁も持ったことがない学生さんですからな。むべなるかなです。その挙句、管理者のレシピはアバウトすぎて、わからんとのクレームが。いちいち小匙1杯なんて書いていられるかよ。15人前のおでんなんかめったに作らないんだから。 作りながら、量は決めるんだからな。だいたい常識的な量というものがあるじゃん。て、常識がないから、期待したほうが、間違いだったのだ。しかしながら結果オーライで、おいちかったです。
筍と牛肉の炊き合わせ:筍を茹でたことがない学生担当。 残っていた醤油の量を確認して買出しにいったわけですが、ここで大量に使われちゃって、おでんに使う醤油が足りなくなってしましました。これでは、余りにもしょっぱすぎるので、あわてて、炊ける前に、煮汁を捨て、水を加えてだしも加えてなんとかなりました。好評でしたよ。しかし穂先の皮もまざっていて同心円状になった皮(柔らかいから食べられますが)の塊も混ざっていましたよ。暗いとこで食べていただいたのでわからなかったようです。好評でした。
たけのこは米ぬかとトウガラシで水から炊き、筍の根元に竹串が通るようになったらできあがり。皮の固い部分んを取り除き、皮の柔らかい部分の根元の固い部分は輪切りにしたあ千切りにします。米ぬかだけのが売っていなかったので、米ぬかの素という塩が入ったもので炊きました。塩があるのでふあんだったのですが、なんとかなりましたよ。
茹でたけのこを乱切りにし、日本酒、醤油、だし(だしの素と水でいい)をひたひたになるまで炊き、煮汁が半分になったら(煮詰めるので醤油がたっぷりだと悲劇になるのだ)火を止めます。牛肉(脂がいやだったらもも肉、若者がいるときはサーローイン)の塊を、2cm角くらいのサイコロに切って、食べる直前に筍を再度温めて、その中にいれ、肉の表面が白くなったらおしまい。肉の中まで火を通してはいけません。ミツバとかゆずの皮をトッピングします。こいつも暗かったので、おいしそうな様子は誰もみていません。明るいところで食すべきですな。
筍ご飯:作ったことのない学生担当:こちらは、素直にシェフに言われた通り作って、あまりにも美味しかったので、自分の作った筍ご飯だけを食べていました。上記の 筍の皮の柔らかい部分と根元の部分を使って作りました。米を計るカップが150mlだったので、3合(180mlx3)にすべく、目分量でやって、水加減がわからず悩んでいました。理系の学生にあるまじき行為ですな。150x3+30x3 だから150mlカップで3回計り 90ml を加えるべきですな。ま、ご飯は電気釜で炊いたことがあるようで、なんとかなりましたがね。目分量でやるには、まだち早すぎるようで。
洗った米に、茹で筍の千切り、湯通しした油揚げの千切り、だしの素、日本酒大匙2、醤油小匙2を加え、電気釜で通常の水位になるまで水を加えて炊きます。 鶏肉を入れてもいい。
鳥と人参ロール中華風:シェフ担当。特に感想はありませんでしたが、すべてさばけちゃいました。ということは、まあまあだったんでしょうな。
鶏もも肉の皮を除き、観音開きのようになるべく肉が平らになるようにして格子切りした人参を鶏肉の長さよりちと短く(鶏肉に火を通すと縮むので)切って、鶏肉で巻き、タコ糸で縛って、フライパンで表面に焼き色をつけ、蒸し器で20分蒸します。醤油、紹興酒砂糖ちょっぴり、ラー油、ごま油、酢、(あったら中華スープの素か鶏がらの素)を加え、水溶き片栗粉を加えてとろみをつけます。蒸しあがった鶏肉のタコ糸を取り除き、輪切りにして皿に並べ、たれをかけ、みじん切りねぎをちらします。暗かったので誰もデコレーションには気がつきませんでした。
サラダ:生理一の不細工担当:「生ハムを千切りにして野菜(水菜とニンジンの千切り)と混ぜなさい」と命令どおりに作ったのはいいですが、そのあと、生ハムが食べたいのに野菜と一緒になっちゃうというクレームがきました。野菜もしっかり食べましょう>野菜嫌いのわがままx田君。
カップ入り散らし寿司:今回の準備で一番はりきった君担当:絹さやを茹で過ぎて、ふにゃふにゃでしたが、夜目遠目、だれも気がつかず、おいしかったです。見本の写真があったのでうまくいったようです。ちとカップが大きすぎましたけどね。でも担当者は卵が嫌いだそうで、自分用には炒り卵なしを作ったようです。どうも、学生さんの好き嫌いが激しいようですな。
透明なプラスチックのカップにすし飯、トリひき肉のそぼろ煮(トリひき肉を醤油、日本酒、ちょっぴりの砂糖で水気がなくなるまで炊きます)、すし飯、湯がいたきぬさや、いり卵、と重ねて入れ、湯で小エビをトッピングします。
というわけで、皆様満足の、花見でしたよ。
もっぱら、オタク2人は、それぞれが持ち寄った100万円カメラでなんか撮影していましたよ。そのうちの一人の作品はこちらにあります(本人からの了解の得ていない顔写真があるので閲覧者限定です)。
H君の失敗・どじ等の事件の話題で持ちきり。H君は偉大な存在だったのを再認識した新年度第1回のパーティでした。
花粉症にお悩みの、尾崎せんせ、設楽せんせ、水挽せんせ、小金澤せんせ。 これだけか?生理グループの花粉症患者は。9名のスタッフで4名か。山本せんせは偽だとおもっているのだ。いつもなんか不調を訴えていて、そのときに流行っている病名を使うからな。
花粉症のカレー対策て知っている?
「きっこの日記・ブログ」ではカレー漬け療法が効果があるらしい。
朝昼晩と、昼は抜くことがあってもいいらしいが、カレーを10日間食べ続けることらしい。
2005 年3月10日と
2008 年3月15日の日記だ。
花粉症対策は、決定的な方法がないのにも係わらず、致命的なびょーきではないために、民間療法がいっぱいあるし、怪しげな薬がネットでいっぱい販売されている。
カレー療法の欠点は朝昼晩とカレーを10日間たべないといけないことだ。べにふうき とかいうお茶が効果があるらしいけど、これは売り切れだ。
上記の花粉症諸君、試してみて。やって直ったらラッキー。直らなくてもともとじゃん。
櫻井さんへのお土産です。Tシャツと帽子です。
Fish or cut bait とは、「うりゃ!ぐずぐずするな、さっさと決めろ」という意味です。背中側は Shut Up & Fishという文字です。「うっせー!おしゃべりなんか止めて、さっさと仕事にとりかかれ」というような意味でしょうか。
4日目の朝です。
今日も天気がいいですが、昨日遊んだおかげで腕等がまっかか。
明日の帰国は朝一番なので、4日目の報告はできないでしょう。さって、シンポジウムに行くか。午後なにしよう。ともかくちっちゃな島でもう行くような場所はないよ。
櫻井さんからは、お土産の強要メールがくるし…
Hamilton Island 3日目
さって、発表も終わったし、今日の発表は臨床がらみなので、スキップしてもいいかも、
と朝一番でシンポジウムにでてから、ぬけだして、島内めぐりです。
バギー車を借りて島の道路ほとんどすべてを走るのに2時間もかからない、小さな島です、
というのがわかった午前中でした。
Lunchをもらって(これが量が多いので、半分を持ち帰って、
ホテルの部屋の冷蔵庫にいれて、翌日の朝食にすることにして、午後はプールサイドですごし、Dinner Party にでて満腹で帰ってきたとこです。
食い散らした蟹の残骸とステーキです。
ディナーに蟹がでてきたのですが、ナイフフォーク組みはなかなか手を出さず、たまたま向かい合わせに座った香港の外科教授といっしょに手つかみでたべましたよ。イカを中華風に炒めたのがおいしかったです。
オーストラリアのTVは国会中継と子供用のセサミストストリートを含む子供番組ばっかなので、すぐあきちゃって、本来の目的のボケーとすごすことができた一日でした。
それにしても、オーストラリア人の英語がわからん。TVでしゃべっているのとまったくちがう。現地人のしゃべっているのはわからないけれども、こっちの言うことはわかっている。沖縄とか弘前にいったときと同じだ。
さって明日は午前中だけだ。なにするかなー。島のレストランは5つくらいしかなくて、そのうち2つにいったぞ。あとはイタリアンとチャイニーズだ。オーストラリアの辺地で期待できるのはどっちだろ?
Hamilton Island 第2日目
なんせ、netが有料なんで、接続しながら文章を書くことはできませんよ。ですから夜中に書いて、翌朝ロビーに行ってアップするというわけです。
>もっぱらこのページを読んでいるSさんへ
発表は無事終了しましたよ。何年かぶりの英語のoral presentation でしたが、評判はよかったですよ。
Chiraman の Aarlajaer は他の演者と違って、私だけにもすごく丁寧な紹介をしてくれました。
なんせ、ここまでの発表は、細胞内カルシウム濃度の変化をビデオで見せるやつばっかで、これをつかったCa activated K channel
とか、どうやって多くの血管平滑筋の活動がsynchronize するのか(結論は出ませんでしたけどね)
の話ばかりだったので、また直前のリンパ管のvasomotion の話はなにが言いたいのか
よくわからない話だったので、私の発表は verey impressive でimpact なstory で面白かったとの複数の人の評価でした。
最初の冗談は一部に受けました。「Professor Aalkajaerからのメールは新手なspam mail と思った」というやつです。
次の冗談は、「私は今回の発表は、研究分野がまったく違うので、デビューとなる発表なんだから、ルーキーなんだから、
大切に扱いなさい」というやつでしたが、これも一部ですが、オーガナイザーとか、顔のでかい雰囲気をしていた人達に受けました。
若者にはうけなかったようです。
1)酸素分圧を測定したらいいのでは…酸素電極は温度にすごく依存するのでやってみたけどうまくいかなかったと答えて満足してもらいました。
2)温度に依存しないのか…という質問には、温度依存性より、vasomotion に依存するほうが大きいと答えて、
勿論データを示しているのだから納得してもらいました。
3)耳の血管の刺激によって誘発されたvasomotionにはなにか耳全体で統一的な傾向があるのか…に対しては、
電気刺激はほとんどの血管にvasomotion を引き起こすが、それらはてんでんばらばらで一定の傾向はなく、
各血管セグメントで独立したにvasomotionが生じているように見える。と答えて納得されたようです。
4)太い血管でもあるのか…という質問に対しては、中心動脈のような太い血管でも生ずる場合があるけれでも、
研究対象としたのは50ミクロン程度の血管だけであると答えました。太い血管は生ずる場合もあるけど出ないときもある、
勿論この実験ではこの太い血管がアクティブに収縮弛緩を繰り返した結果が受動的なのは判定できない。と答えました。
5)in vivo標本でどこまでできるのか?という質問があって、勿論この標本はin vitroで判明したことがin vivoでも証明したり
するのに有効であって、カルシウム濃度変化とかを調べるにはin vitroの実験のほうが有用である、ここで示したかったのは、これまで
何年も、誰も証明できなかったことを、直接証明できたのに意味があるのだと答えました。
最後にAarkajaer のコメントは酸素分圧が測定できなかったのはわかった。そのほかにPHとかの変化も想定したらいいのではないか、
できることはもっとありそうなので、続けてほしいというということを付け加えたPositive なものでした。
質問もいっぱいあって、チェアマンが特にコメントをつけてくれて終了したので、発表は大成功だったと自負していますがどうでしょうかね。
櫻井さんのおかげですね。ちゃんとやってますよん。
というわけで、今日も雨の一日でしたが、夕方からお日様もみえたし、
お月様もいま(夜10時)見えていることだし、明日は天気がいいだろうから、シンポジウムをサボって遊びにいくか
と考えている、酔っ払いでした。
TVを見ているんですが、有料のアダルトとか映画、プレステなんかが充実しているようですが、無料のやつは、ABC(アメリカのではない)
という民間局のが情報源になりそうなのですが、ニュースは当然ながらオーストラリアの鉄鉱石の価格が下がって大変だとかいうローカルな
内容ばかりで面白くないです。天気予報もブリスベンとかシドニーとかは、テロップでわかるのですが、肝心のここらあたりのは
でてこないです。TVメニューには部屋備え付けのキーボードでインターネットができるといっているんですが、キーボードをいくらひっぱたいても
反応なしです。
オーストラリアのTVドラマに、女性医者、女性検事なんてのが活躍するがあるんですが、秘書とか母親役を含めて登場する女性はみんなスマート
です。でも街中がデブが氾濫しています。現実との乖離は日本のドラマと同じですがね。
Hamilton Islandは島全体が観光地で、統一されたポリシーみたいのがあって運営されています。島の北側にホテルがあって、
尾根を越えた南側がヨットハーバーとかレストラン街(といっても数軒しかない)になっています。この間を15分間隔くらいでシャトルバス
が巡回しています。無料です。バギー車があって有料ですが、ホテルやあちこちで借りてどこに放置してもいいようです。日本の運転免許証
があれば乗れます。島のどこでも5ドル以上の買い物ならば、部屋につけてくれて、チェックアウトのときに支払うことができます。
カードも勿論つかえます。しかしなんでも高い。夕食は二人で1本のワインをあけて140ドル。たいしてうまくはなかったステーキハウスでした。
レアといったのに、ほとんでメディアムだったし、えび3尾がつくと5ドル増し、たいしてうまくもないソース(左のカップに入っているやつ)がつくとこれも5ドル増しとかになっています。
でっかいじゃがいも(右)がついてきます。ともかく量だけはあります。デブが多いのはよくわかりますな。生牡蠣を6け18ドルもオーダーしたんですが、
日本の養殖牡蠣とはちがって、どうやら天然ものらしく、小さくて大きさも不ぞろい。味は濃厚でしたよ。でも貧弱だな。
Hamilton island二日目です。
雨です、また。ま、今日はシンポジウム出席だから関係ないか。
昨日の学会主催のディナーはよかったです。
けさのホテルの朝食は30ドルもして、うまくない。果物だけです。コーヒーは別で4.5ドルも取られた。なんでも 高いぞここは。
コンビニに相当するデリに行くには巡回バス(これはただ)にのって山の向こう側にいかないといけない。とほほ。
やってきましたよ。オーストラリアのハミルトン島。
夜9時半成田発、ブリスベンで乗り継いで現地到着は翌日の昼だ。
で嵐。大雨。蒸し暑い。どうしてくれる。せっかく真夏のリゾートアイランドだったのに。
で昼飯は食いきれないほどのフレンチフライがついたハンバーガー21ドル。
ビーチサンダル19ドル。空港で買ったミネラルウオーター3.5ドル。どんどん金が飛んで行く。
仕事だから使わないつもりでいても、大雨なのでビーチサンダルが必要なのだ。
靴なんか履いているやつはいないのだ。
ホテルの部屋は豪華。と思いきや、まず電話が通じない。いまさっき電話機を交換してみたがだめだった。
で電話機のない状態だ。ネットワークコンセント、部屋にあるのに使えない。
ロビーで無線を使えだって。で1時間10ドル。たっけー。
電話が通じないからフロントに行く途中、エレベータにのったら、途中でスタックして閉じ込められた。
エレベ-タ-のAlamボタンをおしたけど何にも起こらない。あせったぞ。なんせ雨漏りするエレベーターだからな。
リゾートホテルらしくエレベーターは屋外側がガラス葺きでできているのだ。で、さっきから大雨なんで、
エレベータの天井から雨漏りして床がびちょびちょ。そのなかに一人だけで閉じ込められちゃったのだ。
でボタンの下に、小さなドアがあったので開けたら、電話があったよ。電話で呼び出すもなかなか誰もでない。
3分くらいたって、ようやくオペレータがでた。Lift N02 で閉じ込められちゃったよといったら、誰かやるから待て
とのこと。10分たっても誰も来ない。誰かきたっていいじゃん。
15分後に外から、誰かいるのかと問い合わせがあって、いるぞ、早く出せといったけど、その後10分してようやく
動いてロビーのフロアに着いた。
電話がつながらない、netもつながらない。とクレームを付けてエレベータに閉じ込められたから、
フロントでは一発で顔を覚えてくれたようである。
面倒だからツアーですべて自由行動というのを頼んだわけだけど、同行者は新婚旅行の2組だけ。
こっちは仕事で室内だけだからいいけど、新婚さんは気の毒だなー。こんなに天気が悪いと。