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Hamilton Island 第2日目

Hamilton Island 第2日目
なんせ、netが有料なんで、接続しながら文章を書くことはできませんよ。ですから夜中に書いて、翌朝ロビーに行ってアップするというわけです。
>もっぱらこのページを読んでいるSさんへ
発表は無事終了しましたよ。何年かぶりの英語のoral presentation でしたが、評判はよかったですよ。
Chiraman の Aarlajaer は他の演者と違って、私だけにもすごく丁寧な紹介をしてくれました。
なんせ、ここまでの発表は、細胞内カルシウム濃度の変化をビデオで見せるやつばっかで、これをつかったCa activated K channel
とか、どうやって多くの血管平滑筋の活動がsynchronize するのか(結論は出ませんでしたけどね)
の話ばかりだったので、また直前のリンパ管のvasomotion の話はなにが言いたいのか
よくわからない話だったので、私の発表は verey impressive でimpact なstory で面白かったとの複数の人の評価でした。
最初の冗談は一部に受けました。「Professor Aalkajaerからのメールは新手なspam mail と思った」というやつです。
次の冗談は、「私は今回の発表は、研究分野がまったく違うので、デビューとなる発表なんだから、ルーキーなんだから、
大切に扱いなさい」というやつでしたが、これも一部ですが、オーガナイザーとか、顔のでかい雰囲気をしていた人達に受けました。
若者にはうけなかったようです。
1)酸素分圧を測定したらいいのでは…酸素電極は温度にすごく依存するのでやってみたけどうまくいかなかったと答えて満足してもらいました。
2)温度に依存しないのか…という質問には、温度依存性より、vasomotion に依存するほうが大きいと答えて、
勿論データを示しているのだから納得してもらいました。
3)耳の血管の刺激によって誘発されたvasomotionにはなにか耳全体で統一的な傾向があるのか…に対しては、
電気刺激はほとんどの血管にvasomotion を引き起こすが、それらはてんでんばらばらで一定の傾向はなく、
各血管セグメントで独立したにvasomotionが生じているように見える。と答えて納得されたようです。
4)太い血管でもあるのか…という質問に対しては、中心動脈のような太い血管でも生ずる場合があるけれでも、
研究対象としたのは50ミクロン程度の血管だけであると答えました。太い血管は生ずる場合もあるけど出ないときもある、
勿論この実験ではこの太い血管がアクティブに収縮弛緩を繰り返した結果が受動的なのは判定できない。と答えました。
5)in vivo標本でどこまでできるのか?という質問があって、勿論この標本はin vitroで判明したことがin vivoでも証明したり
するのに有効であって、カルシウム濃度変化とかを調べるにはin vitroの実験のほうが有用である、ここで示したかったのは、これまで
何年も、誰も証明できなかったことを、直接証明できたのに意味があるのだと答えました。
最後にAarkajaer のコメントは酸素分圧が測定できなかったのはわかった。そのほかにPHとかの変化も想定したらいいのではないか、
できることはもっとありそうなので、続けてほしいというということを付け加えたPositive なものでした。
質問もいっぱいあって、チェアマンが特にコメントをつけてくれて終了したので、発表は大成功だったと自負していますがどうでしょうかね。
櫻井さんのおかげですね。ちゃんとやってますよん。
というわけで、今日も雨の一日でしたが、夕方からお日様もみえたし、
お月様もいま(夜10時)見えていることだし、明日は天気がいいだろうから、シンポジウムをサボって遊びにいくか
と考えている、酔っ払いでした。
TVを見ているんですが、有料のアダルトとか映画、プレステなんかが充実しているようですが、無料のやつは、ABC(アメリカのではない)
という民間局のが情報源になりそうなのですが、ニュースは当然ながらオーストラリアの鉄鉱石の価格が下がって大変だとかいうローカルな
内容ばかりで面白くないです。天気予報もブリスベンとかシドニーとかは、テロップでわかるのですが、肝心のここらあたりのは
でてこないです。TVメニューには部屋備え付けのキーボードでインターネットができるといっているんですが、キーボードをいくらひっぱたいても
反応なしです。
オーストラリアのTVドラマに、女性医者、女性検事なんてのが活躍するがあるんですが、秘書とか母親役を含めて登場する女性はみんなスマート
です。でも街中がデブが氾濫しています。現実との乖離は日本のドラマと同じですがね。
Hamilton Islandは島全体が観光地で、統一されたポリシーみたいのがあって運営されています。島の北側にホテルがあって、
尾根を越えた南側がヨットハーバーとかレストラン街(といっても数軒しかない)になっています。この間を15分間隔くらいでシャトルバス
が巡回しています。無料です。バギー車があって有料ですが、ホテルやあちこちで借りてどこに放置してもいいようです。日本の運転免許証
があれば乗れます。島のどこでも5ドル以上の買い物ならば、部屋につけてくれて、チェックアウトのときに支払うことができます。
カードも勿論つかえます。しかしなんでも高い。夕食は二人で1本のワインをあけて140ドル。たいしてうまくはなかったステーキハウスでした。

レアといったのに、ほとんでメディアムだったし、えび3尾がつくと5ドル増し、たいしてうまくもないソース(左のカップに入っているやつ)がつくとこれも5ドル増しとかになっています。
でっかいじゃがいも(右)がついてきます。ともかく量だけはあります。デブが多いのはよくわかりますな。生牡蠣を6け18ドルもオーダーしたんですが、
日本の養殖牡蠣とはちがって、どうやら天然ものらしく、小さくて大きさも不ぞろい。味は濃厚でしたよ。でも貧弱だな。

また雨

Hamilton island二日目です。
雨です、また。ま、今日はシンポジウム出席だから関係ないか。
昨日の学会主催のディナーはよかったです。
けさのホテルの朝食は30ドルもして、うまくない。果物だけです。コーヒーは別で4.5ドルも取られた。なんでも 高いぞここは。
コンビニに相当するデリに行くには巡回バス(これはただ)にのって山の向こう側にいかないといけない。とほほ。

Hamilton Island

やってきましたよ。オーストラリアのハミルトン島。
夜9時半成田発、ブリスベンで乗り継いで現地到着は翌日の昼だ。
で嵐。大雨。蒸し暑い。どうしてくれる。せっかく真夏のリゾートアイランドだったのに。
で昼飯は食いきれないほどのフレンチフライがついたハンバーガー21ドル。
ビーチサンダル19ドル。空港で買ったミネラルウオーター3.5ドル。どんどん金が飛んで行く。
仕事だから使わないつもりでいても、大雨なのでビーチサンダルが必要なのだ。
靴なんか履いているやつはいないのだ。

ホテルの部屋は豪華。と思いきや、まず電話が通じない。いまさっき電話機を交換してみたがだめだった。
で電話機のない状態だ。ネットワークコンセント、部屋にあるのに使えない。
ロビーで無線を使えだって。で1時間10ドル。たっけー。
電話が通じないからフロントに行く途中、エレベータにのったら、途中でスタックして閉じ込められた。
エレベ-タ-のAlamボタンをおしたけど何にも起こらない。あせったぞ。なんせ雨漏りするエレベーターだからな。
リゾートホテルらしくエレベーターは屋外側がガラス葺きでできているのだ。で、さっきから大雨なんで、
エレベータの天井から雨漏りして床がびちょびちょ。そのなかに一人だけで閉じ込められちゃったのだ。
でボタンの下に、小さなドアがあったので開けたら、電話があったよ。電話で呼び出すもなかなか誰もでない。
3分くらいたって、ようやくオペレータがでた。Lift N02 で閉じ込められちゃったよといったら、誰かやるから待て
とのこと。10分たっても誰も来ない。誰かきたっていいじゃん。
15分後に外から、誰かいるのかと問い合わせがあって、いるぞ、早く出せといったけど、その後10分してようやく
動いてロビーのフロアに着いた。
電話がつながらない、netもつながらない。とクレームを付けてエレベータに閉じ込められたから、
フロントでは一発で顔を覚えてくれたようである。
面倒だからツアーですべて自由行動というのを頼んだわけだけど、同行者は新婚旅行の2組だけ。
こっちは仕事で室内だけだからいいけど、新婚さんは気の毒だなー。こんなに天気が悪いと。

santaの復活

クリスマスの時期に医学生理のおなじみのサンタさんは、よる年波にかなわず故障がちです。
何年か前には、運動ニューロンのパワー不足で、負荷が大きいと筋肉を駆動しきれなく、運動ニューロンを置換しました(人間でもできたらいいのにね)。
で本年になって、出てきたサンタさんは、今度は動きが途中で止まってしまいます。多分関節のグリースが劣化して関節がスムーズに動かないのだろうと思い、関節部分のグリースを取り除いてあげました。しかし、その効果は一時的で、やはり動きが続きません。
そこで、2度目の大手術で、術中検査とその結果をみて、修復または交換を実施することにしました。

術中検査では、運動ニューロンを含め中枢神経系には異常がなく。また筋も正常であることが判明し、結論は末梢神経が壊れかけているということになり、末梢神経全置換手術を敢行しました。

(動画 紛失)

その結果、完璧に復活し、今現在楽しく腰を振っていますよ。

科研費

さって、諸君、科研費申請は終わったかね?
齢を重ねると、新しい申請システムは昨年も使ったのに忘れちゃっている、折角色々なサポートが研究支援とかからあるんだけど一切利用しない、 ということになる。
んでもって、近くの若者のサポートがないと申請すら危うい。いやですな。 :cry:
若者がサポートしてくれると、ますます頼っちゃう。出てくるのは、x本先生と同じく、ため息だけですな。
「おい、アレくれ」 と言うのは極力避けているんですけどね。:sad:

出張先のホテルのnet

和歌山でサテライトシンポジウムがあり、参加しています。
ホテルは一泊5000円の格安ホテルで、net接続ができるのは期待していませんでした。ですから、メールはホテルのロビーにあるパソコンでG-mailでやっていました。。
部屋にはVOD専用モニターというのが普通のTVセット以外にも壁に取り付けられており、シンポジウムに同行している某助教もVODがなんだか知りませんでした。最近は知らない言葉があるとnetで調べるというのが習慣になっていますが、netに接続できないのでは知りようがありません。
このVODモニターには映像・音声信号ケーブルのほかにLANケーブルも接続されています。LANケーブルはモニタの背面の箱につながっていて、その箱からコネクタのついたケーブルがあり、このコネクタにはLANケーブル接続されていて、ベッドサイドのテーブル背面に入っています。おととい、このホテルに着いたときは、このサイドテーブル背面にあるケーブルがひょっとしてインターネットにつながるのかと思いためしてみましたが、だめでした。
ところが、今朝再度よく見ると、別のLANケーブルが天井からこのVODモニターに接続されているのを発見し、それではサイドテーブル背面からのケーブルはなんだ?ということになって、引っ張ってみましたら、なにも接続されていないということがわかりました。
でこのケーブルをPCにつないだら、DHCPサーバに繋がり、無事こうやってブログに書き込めることになったわけです。
しかし、部屋のホテルの説明書なんかないし、なんの説明もなく、フロントで改めて聞いても下っ端はなんだかわかっていなで「さあー?」というだけです。
ま、安いからしょうがないか。北京や西安のホテルは高いけどnetに接続できないに比べたらましです。
明日、別のサテライトシンポジウムが京都であって 、これに出るので今日一日はフリーです。
和歌山は以外と遠く、大阪から1時間以上かかります。つくばからは6時間みる必要があります。ですから今日筑波にもどるというのは意味がないと決めて、一日ひまになりました。
ちなみみVODとは Video On Demand の略で、要するにカード を購入したらエロ映画をみることができるというもののようです。

From Beijin その2

昨日の うろつき の報告。
ホテルの西側は各国の大使館があります。麻布とか狸穴みたいなとこですな。でもその裏通りは、庶民の街です。麻布だって同じだ。そこでみた大衆食堂の裏は

拡大すると

わかるかな?刀削麺を作っているんです。 表通りはきれいなビルとか、大使館の玄関、庭なのですが、裏に入ると、行き止まりの通路とか通り抜けることができるかどうかわからないふるいアパートが立ち並んでいて、露天の店とかちっちゃな店があります。そのひとつの大衆食堂でした。食べようかと思ったんですけど、夕食が用意されているから…でも失敗。ホテルのお仕着せの夕食はまずかった。