OSX10.8サーバ その31 WordPress の新規作成

Mの更新(Mountain Lion OSX10.8サーバ) その31 WordPress新規作成
新たなブログをつくることになった。すぐ忘れちゃうのでまたメモだ。
データベースを作成する。
phpMyadmin (http://example.com/phpmyadmin/) にアクセスし root で入る.
Home で データベースのタグを開く。
データベースを作成する。
データベース一覧表が更新されて作成したデータベースがあるはず。これの「特権をチェックする」をクリックする。
該当データベースにアクセスできるユーザ一覧がある。新規作成のユーザを追加でできるウインドウでユーザを作る。
ユーザ名、パスワードを入力しホストはlocalhost とする。グローバル特権は「すべてチェックする」をクリックして、
すべての項目にチェックを入れ、ほかはデフォルトのままで「ユーザを追加する」をクリックする。
ユーザのタグのエージで新規ユーザができているのを確認する。
データベース名、ユーザ名、パスエワード、ホスト=localhost、をメモしておく。ついでにデータベースの接頭辞も
例えばwp_hogeblog とか決めておき、メモする。
これでデータベースができたのでphpMyAdminは終了。
WordPressのインストールダウンロード、解答したWordpress を名前を変えて(例;hogeblog)所定の場所にFTPでアップロードする。
ブログのURL(http://example.com/hogehoge/hogeblog/)にアクセスする。
「wp-config.php ファイルが見つかりません。」と行ってくる。当然だ。作った覚えは無い。
「設定ファイルを作成する」をクリックする。
注意書きがでてくる、「始めましょう」をクリックする。
パラメータ入力画面で、データベースの名前等はphpMyAdminで作成したもの(メモしたはず)を入力する.
「送信」をクリックする。
wp-config.phpファイルに書き込む事ができません。
手動で以下のテキストのwp-config.phpを作成しろ。
といってくる。
アクセス権777のwp-config.phpファイルをあらかじめアップロードしてもだめだった。すでに存在するから削除しろと言われる。
というわけで、ローカルにあるwp-config.sample.php をコピーして名前をwp-config.php とする。これをmi のようなエディタで開き、中身をすべて、表示されたテキストに置換する。保存する。linefeed がUNIXになっていること。アップロードする。
「インストール実行」をクリックする。
WordPres のようこその画面になるので 必要な事項を入力する。ブログの名前は後で変更できるが、最初のユーザはadminとして作成しておいた方が良い。
検索エンジンによるサイトのインデックスを許可する。 はどっちでもいい。検索されたくなかったらチェックを外す。
「WordPressをインストールする」をクリックする。
今作成したadmin というユーザ名とパスワードで「ログイン」する。
あとは自由にカスタマイズする。
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ローカルでWordPress をダウンロードしてDreamweaverでFTPでアップロードしたわけだ。ファイル数が多すぎ、あっちの大学からのネットのスピードが遅くてアップロードしきれないファイルが出て来たのだ。ファイル数が多いからなにがアップロードできなかったのかのチェックができない。めんどうだから先に進めたが、欠けてるファイルがあると当然のことながらブログを構築できない。最初は、何故出来ないのか悩んだ。
wp-config.phpが間違えているというのが当然のことながら一番疑わしい。
mcrypt がないからだ。
php が取り扱うメモリの割当がすくないからだ。これは割当を増やしたから問題ないはず。
どうしてもわからず、しょうがないからサーバでapahe2のエラーログを読んだ。そしたらあるファイルがないと言っている。そのファイルを探したらやっぱり無い。ほかにもアップロードされていないファイルが有る可能性がある。そこで、最終的には、サーバでWordPressをダウンロードし、所定の場所に名前を変えて置き、ローカルでも同じWordPressをダウンロードし、おなじように名前を変えて所定の場所に置いてDreamweaver でファイルの操作を行った。昨日の夕方はどうしてもわからず、今日の午前中やっと解決した。原因はネットのスピードでファイルをアップロードしきれないことにあるとした。Dreamweaverは警告しているのでFTPのログをちゃんと見れば良いはずだけどね。アップロードするファイルが大きい、多いときはCyberDuckの方がいいかもね。

OSX10.8サーバ その30 mcrypt

Mの更新(Mountain Lion OSX10.8サーバ) その30 mcrypt
phpMyAdmin を起動すると;
mcrypt 拡張がありません。PHP の設定をチェックしてみてください。
と注意メッセージが出る。mcrypt (暗号化処理のパッケージ)がインストールされていないわけだ。このパッケージをインストールするために、前回のMacPortsをインストールしたわけだ。
mcryptを検索する。
/opt/local/bin で

sh-3.2# ./port search crypt
aescrypt @0.7 (security)
A program for encryption/decryption.
….
php53-mcrypt @5.3.23 (php, security)
a PHP interface to the mcrypt library, which offers a wide variety of
algorithms
….
Found 286 ports.

と出てくるのでPHPのバージョンが5.3.15なのでphp53-mcryptをインストールすることにする。

sh-3.2# ./port install php53-mcrypt
—> Computing dependencies for php53-mcrypt
…..
—> Scanning binaries for linking errors: 100.0%
—> No broken files found.
sh-3.2#

とインストールされたようだ。実に簡単だ。
mcrypt.soのインストールされた場所を確認する。
/opt/local/lib/php53/extensions/no-debug-non-zts-20090626/mcrypt.so
にある。
PHP に認識させるために /etc/php.ini に加筆する。どこに書いたらいいのかわからないので、とりあえず、一番下の方に[mcrypt]というセクションがあるのでこのセクションの最後に、

extension=/opt/local/lib/php53/extensions/no-debug-non-zts-20090626/mcrypt.so

と加筆した。webサーバを再起動する。phpMyAdminにアクセスする。
注意書きがなくなったことを確認した。

OSX10.8サーバ その29 Macports

Mの更新(Mountain Lion OSX10.8サーバ) その29 MacPorts
MacPorts とはMacOSXのアプリケーションパッケージをインストールするのに便利な道具だ。Appleが提供するアプリではなく、open sourceのアプリをインストールするのが楽になる。コンパイルなんかしたくない。
 
https://distfiles.macports.org/MacPorts/MacPorts-2.1.2.tar.bz2をダウンロードして解凍し、適当な所に置く。どこでもいいが、とりあえず/usr/local につっこんでおいた。
sh-3.2# cd /usr/localmacports-2.1.2 で

sh-3.2#  ./configure
checking build system type… x86_64-apple-darwin12.2.0
checking host system type… x86_64-apple-darwin12.2.0
……
config.status: creating src/config.h
sh-3.2# make
===> making all in doc
……
===> making all in tests
make[1]: Nothing to be done for `all’.
sh-3.2# make install
===> making install in doc
……
Congratulations, you have successfully installed the MacPorts system. To get the Portfiles and update the system, add /opt/local/bin to your PATH and run:
sudo port -v selfupdate
Please read “man port”, the MacPorts guide at http://guide.macports.org/ and Wiki at https://trac.macports.org/ for full documentation.

と終了する。PATHを設定しろと最後に行っているので
~/.bash_profile  に
PATH=/opt/local/bin:/opt/local/sbin:$PATH
MANPATH=/opt/local/man:$MANPATH
の2行を書き加えておいた。
/opt にすべてインストールされたことになる。
アップデートする。
/opt/local/bin で、

sh-3.2# ./port selfupdate
—> Updating MacPorts base sources using rsync
MacPorts base version 2.1.2 installed,
MacPorts base version 2.1.3 downloaded.
—> Updating the ports tree
—> MacPorts base is outdated, installing new version 2.1.3
Installing new MacPorts release in /opt/local as root:admin; permissions 0755; Tcl-Package in /Library/Tcl
The ports tree has been updated. To upgrade your installed ports, you should run
port upgrade outdated

とアプデートされた。
ports のリストの同期を行っておく。

sh-3.2# ./port sync
—> Updating the ports tree
sh-3.2#

MacPortsの基本的なコマンド
$sudo port selfupdate
MacPortsを最新のものにアップデートする。
$sudo port sync
MacPortsで用意されているportsのリストを更新する。
$sudo port install +<v_hoge>
をvariants<v_hoge>付きでインストールする。
例) pTeXのutf8版をインストールする。
$sudo port install pTeX +utf8
$port installed
インストール済みのツール一覧を表示する。
$port installed
インストールされているツールに関する情報を表示する。
例) $port installed pTeX
$port variants
のvariantsの情報を表示する。variantsとは、インストールできるソフトにつけることができるオプションのことである。
例) port variants pTeX
$port outdated
インストールされているportsの中に古いものが無いか調べ、もしある場合にはその古いportsを表示する。
$sudo port upgrade installed
インストールされている中で既に新しいバージョンが出ているportsを、一括でアップグレードする。この際、古いportsはinactiveな状態で残る。
$sudo port uninstall inactive
使われていない(inactiveな)portsを、一括でアンインストールする。
$sudo port deactivate
activeな状態のというportsを、inactiveな状態にする。アンインストールはされず、ディスク上には残る。
$sudo port activate
inactiveな状態のというportsを、activeな状態にする。